2020年6月11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で複数の女性との不倫が報じられ、芸能活動を自粛していたアンジャッシュ・渡部建。現在まで、たびたび“復帰説”が出ては消えていたが、今月15日に放送されるアンジャッシュの冠番組『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)に出演し、約1年7カ月ぶりに芸能活動を再開させると、所属事務所・人力舎が公式に発表した。
そんな中、芸能リポーター・井上公造氏は、同8日にラジオ番組『垣花正 あなたとハッピー』(ニッポン放送)に出演。渡部の復帰について持論を展開したものの、ネット上では批判が飛び交った。
「井上氏は、渡部の復帰に時間がかかったことについて『不倫を肯定するわけでもなんでもないんですけど』と前置きしたうえで、『不倫をした芸能人と薬物で捕まった芸能人って、薬物で捕まった芸能人のほうが復帰が早かったりする。これはどう考えてもおかしいでしょう?』と主張。『(視聴者が)嫌なら見なければいいし、企業もスポンサーにはならないでしょうし。自分がしでかしたことで仕方がないですけど、全員が裁判官になっちゃう』と、現状に違和感を覚えているようでした」(芸能ライター)
渡部を“擁護”するようなこの発言について、ネット上では「芸能界はイメージ商売なんだから、渡部が復帰できないのは当然。スポンサーがつかないなら、番組にも呼ばれないだけでは?」「多目的トイレを使った不倫はただの不倫ではない。視聴者はそこに嫌悪感があるんです」「犯罪でなくとも、倫理的に批判を浴びるようなことをしでかせば仕方ないと思う」といった指摘が寄せられている。
一方、前日7日には、フリーアナウンサー・高橋真麻が『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。渡部の復帰について「今後、共演する可能性のある立場から見ると、“NGワード”が多すぎて。意識せずに、悪気ないのに『あっ!』ってなっちゃいそうで怖いな、みたいなのは(ある)」と本音を吐露していた。
「高橋の発言を受け、ネット上には『“多目的”や“トイレ”がNGワードになるかな』といった声とともに、『共演者に気を使わせるようなお笑いタレントに需要あるか?』『視聴者に批判されて、共演者もやりにくい。そんな状況なのにテレビに出演させるのも変な話だね』などと厳しい声も少なくない。ちなみに、同番組で高橋は『ただでさえ何もしなくても賛否両論言われるのに、まして過去にこういうことがあると、言われるのは覚悟のうえでやられる(復帰する)と思う』とも語っていました」(同)
果たして渡部は、タレントたちから「怖い」と思われながらの復帰になることを、覚悟しているだろうか。