KinKi Kidsのバラエティ番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)。2月12日の放送では「街かど質問大賞」第2弾が行われ、お笑い芸人のケンドーコバヤシらがゲスト出演した。
この企画は、街ゆく人々から集めた疑問を番組が代わりに調査し、最もよかった質問に「質問大賞」が与えられるという内容。さまざまな質問が集まる中、「傘はいつまでこの形なんですか?」という疑問が寄せられた。
そこで、番組に日本最大級の傘ブランド「Waterfront」で“傘ソムリエ”として働く土屋博勇喜氏が登場し、「約4,000年前からほぼ同じ形だが、各会社がいろいろな形を試してきた」と説明。その中でも「画期的すぎて売れなかった傘」として、傘の軸を前にズラすことで、リュックなどを背負ってもカバンが濡れにくい「バッグに優しい傘」を紹介した。土屋氏いわく「(傘の)骨がズレている奇抜なデザインがウケなかった」とのことだが、堂本光一は「これ多分、開発大変やったと思う」と複雑な傘骨を見ながら話していた。
さらに、土屋氏が「最近でも似たような傘がいっぱいできており、10年前に作ったことで先取りしすぎた」と明かすと、堂本剛は「先いきすぎるのもいいですよ」と返答。というのも、2004年頃に「美容室行くの面倒くさいから」自分で髪の毛を切り、「左右段違いになっちゃった」ことがあるといい、「当時、“アシンメトリー”なんて言葉なかったですけど。『左右違う』『あいつ頭おかしい』って最初言われましたからね」と、現在では定番のアシンメトリーヘアーを先取りしていたとか。剛が先駆けだったと明かすと、ケンドーコバヤシは「元祖アシンメトリー!?」と驚いていた。
また、中学2年生の男子からは、成功者に向けて「子どもの頃にやっててよかった習い事は?」という質問が寄せられた。これに“岩下の新生姜”でおなじみの岩下食品・岩下和了社長は、「書道、美術、算盤、英語、柔道。中でも一番意味があったのは、書道でした。“美しさ”を学ぶことは、一瞬一瞬を大切に生きることに通じる。美しい字にはその意味を超えた書き手の意思が伝わってくる」と返答。剛は「かっこいいなぁ」と深く頷き、光一も「胸が痛い。字を美しく書こうという気がないから……」と、岩下社長の言葉が響いたようだ。
また、寿司チェーン「すしざんまい」を運営する喜代村の木村清社長は、「何か疑問に思うことがあったら、なんでそうなるのか、ちゃんと結論が出るまで調べてみること。頭の中で考えるだけでなく、実際に行動してみること。人に聞いてみること」とアドバイス。光一は、「ホント今、失敗を恐れすぎている子が多いよね、若い子でね。舞台の演出とかしてても、稽古場でなんとなくやり過ごしちゃう子がいて。『失敗しろよ!』って(思う)」と力説したのだった。
この放送にネット上では、「何かと時代の先を行っているから、剛くんの後にはやったものってたくさんあるよね」「以前、光一くんがKing&Princeの岸優太くんは『失敗を恐れずやれる子』と言っていたのを思い出した」「光一さんも後輩を見て思うことがいろいろあるんだなあ」などのコメントが寄せられていた。