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片瀬那奈、嵐・大野智『歌のおにいさん』を回顧! 「ああいう役を一生やってたい」発言に「物悲しい」の声

 2月9日、女優・片瀬那奈が、YouTubeチャンネル「片瀬のNANA CHANNEL」で、同じく女優の滝沢沙織とのコラボ動画を公開。その中で、片瀬がお気に入りの出演作として、嵐・大野智と共演した連続ドラマ『歌のおにいさん』(テレビ朝日系)を挙げる場面があった。

 親友だという片瀬と滝沢は、動画内で「女優を頑張ろうと思ったきっかけ」についてトークを展開。モデル出身の片瀬は、1999年3月に放送されたテレビドラマ『美少女H2』(フジテレビ)の第18話で主演を務め、女優デビューを果たしたが、それ以前は「芝居やりたいって感じじゃなかった」という。

 当時は若かったこともあり、演技に対して「無駄に自信があった」という片瀬。しかし、放送前に編集所で映像を確認した際、「うそでしょ!?」「なんだ、このブス! 芝居クソヘタで、どうしてこんなんで自信あるとか言ってた?」とがく然。ただ、その時の悔しさがきっかけとなり、このままでは「終わらせたくない」と、女優として“火”がついたのだという。

 さらに、片瀬は「台本の覚え方」について、「完全に家じゃないと無理」「お風呂じゃ覚えない」などと数々のこだわりを告白。テレビドラマの撮影現場にはスタッフが大勢いるため、「雑音がある中でも覚えてる状態じゃないと嫌」という理由から、テレビの音量を「ガンガンに」大きくした状況で台本を覚えているのだとか。

「連続ドラマでバイプレイヤーとして活躍していたイメージが強い片瀬ですが、2015年に放送された連ドラ『オンナミチ』(NHK BSプレミアム)や、風間杜夫とダブル主演を務めた映画『こいのわ 婚活クルージング』(17年)をはじめ、主演作も意外と多い。また、昨年7月期のSexy Zone・中島健人主演『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)や、09年1月期の『歌のおにいさん』など、人気ジャニーズタレントと共演した作品も少なくありません」(芸能ライター)

 そんな『歌のおにいさん』は、片瀬と滝沢が共演した数少ないドラマだといい、同作で歌のおねえさん・美月うららを演じた片瀬は、滝沢との会話の中で「楽しかったね。楽しかった~」「あの作品は好きだなあ、いまだに。ああいう役を一生やってたい」と楽しそうに明かした。

 この動画のコメント欄には、「ドラマには欠かせないお二人ですね」「那奈さんのドラマ、楽しみにしています」「那奈さんの演技、大好き」といったメッセージが寄せられる一方、ネット上では「過去の話を楽しそうに話す片瀬が、なんだか寂しく見える」「過去の栄光を話してる姿が、物悲しい」といった声もある。

 片瀬といえば、女優・沢尻エリカが19年11月に合成麻薬「MDMA」を所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された際、ネット上に沢尻と共にクラブで踊っている動画が出回り、世間の注目を浴びることに。

 加えて、昨年7月、ニュースサイト「文春オンライン」は、片瀬と同棲していたIT企業「クリッチ」前代表取締役社長・岡田英明氏が麻薬取締法違反容疑(コカイン所持)で逮捕されていたことなどをスクープ。片瀬は尿検査の結果、陰性だったものの、同月発売の「週刊文春」(文藝春秋)が“片瀬も薬物を使用していた”という友人の証言を掲載した。

「昨年9月末に大手芸能事務所・研音を退所しフリーとなった片瀬は、同12月にYouTubeチャンネルを設立しYouTuber活動を始めましたが、女優としての仕事はいまだにゼロの状態が続いています。しかし、今回の滝沢とのトークを聞く限り、女優活動に消極的になっているような様子は見られない。昨年11月18日発売の『女性セブン』(小学館)で記者から直撃された片瀬は、『(仕事の話は)いろいろある』『このままでは終わらないんで』とすでに芸能活動再開の目途が立っているかのような発言をしていたため、水面下では出演作の話が進んでいるのかもしれません」(同)

 不穏な報道が続き、テレビへの出演は当面厳しいだろうとも予想されている片瀬。彼女が女優として返り咲く日は訪れるのだろうか。

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