3月4日に一斉発売される、ジャニーズ事務所公認のグループ別カレンダー。昨年はSnow Manの売り上げ部数が、ジャニーズの天敵「週刊文春」(文藝春秋)で「異例の20万部」と報じられるほどの注目を集めたが、今年の販売状況に関しても「Snow Manのダントツぶりが際立っている」(出版関係者)そうだ。
マスコミにファン、ジャニーズ関係者に加えて、各グループのメンバーたちも予約数を注視しているといわれる、ジャニーズ事務所公認カレンダー。今年は、Hey!Say!JUMP(光文社)、Sexy Zone(マガジンハウス)、ジャニーズWEST(主婦と生活社)、King&Prince(集英社)、SixTONES(講談社)、Snow Man(小学館)、なにわ男子(新潮社)、ジャニーズJr. BLUE(ワン・パブリッシング)、ジャニーズJr. RED(ホーム社)、関西ジャニーズJr.(ワニブックス)の計10タイトルが、それぞれの出版社から一斉に発売される。
「業界内では、初のカレンダーとなる、なにわ男子の版元に注目が集まっていましたが、結果は近年最も『ジャニーズとの関係が近くなった』とされる新潮社。一方で、昨年トップの売り上げを記録したSnow Manは、小学館より発売されることになりました。新潮社は『週刊新潮』、小学館も『女性セブン』『週刊ポスト』と、それぞれジャニーズの天敵となりうる週刊誌の版元でもあるだけに、カレンダー利権を与えることはスキャンダルの“口封じ”的な意味も持つ。業界内でジャニーズカレンダーは、アメとムチの“アメ”と揶揄されています」(スポーツ紙記者)
ジャニーズサイドからすれば、長年にわたりメディア外交に大きな影響をもたらしてきたカレンダー事業。出版社にとっても、売り上げが確実に見込めるジャニーズカレンダーは大きな魅力で、中でもSnow Manのカレンダーについては、各社の間で「争奪戦」状態になりつつあるのだとか。
「昨年の『週刊文春』では、Snow Manカレンダーの予約数が20万部を超えたと報じていましたが、今年は30万部を超えるとみられている。実は昨年は、Snow Manを筆頭に全グループの売り上げが伸びていました。というのも、コロナ禍の影響でコンサートが軒並み開催中止となったことで、カレンダーの購入が増加したとか。今年はコンサートが再開されるようになり、予約数も落ち着いていたのですが、Snow Manだけは異様な伸び方を見せているんです」(前出・関係者)
Snow Manの下には、SixTONESやKing&Prince、なにわ男子がつけているというが……。
「Snow Manの予約数と比較してしまうと、SixTONESも到底かなわず、今回が最後のカレンダーとなるJUMPを含めて、“遥かに遠い背中”となっている。ジャニーズカレンダー史上でも、最高記録を更新することになるでしょう」(同)
「飛ぶ鳥を落とす勢い」では通用しないほど、圧倒的な人気ぶりを見せているSnow Man。デビュー当時、これほどの飛躍はメンバーたちにすら予想できていなかったかもしれない。