2月24日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)で、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢がSnow Manのコンサートを見に行った際のエピソードを告白。同行した女性プロデューサーの鑑賞姿勢に疑問を抱いたことや、警備員に注意されたという出来事を振り返った。
『アッパレやってまーす!』の木曜日は“リーダー”ことTOKIO・城島茂、さらば青春の光(森田・東ブクロ)、ドランクドラゴン・鈴木拓、日向坂46・齊藤京子、モデルで女優・鈴木美羽の6人が出演中。
この日の番組内では「コンサートの関係者席で全然ノッてない人たち」に不満を抱くリスナーからのお便りを紹介した。新型コロナウイルスの流行以降、コンサートのネット配信を視聴するようになったそうだが、「関係者席っぽいところがカメラに映ると、そこだけ全然盛り上がっていなくて、それを見るたびにちょっと気持ちが冷めてしまいます」とのこと。
その上で、「皆さんは関係者席でコンサートを見る時、どんなスタンスをとっていますか?」と質問を受け、まずは現役アーティストの齊藤が「関係者席は全然ノッてなくていいですね。関係者席でノッてた方が、逆に見えて恥ずかしくなる。ノッてくださるのはうれしいんですけど、家族とか友だちとか、関係者の方とか、お笑い芸人さんとか、そういう方が来た時に静かに見てると、“関係者”って感じがするじゃないですか」とコメントした。
これに対し、森田は「でもさ、“来させられてる感”ない? それって」と尋ねたが、齊藤は「来させられてる感は特にないです」と否定。すると、森田は「それこそ、リーダーの後輩のSnow Manのライブをね、知り合いのプロデューサーさんが『行きませんか?』っていうことで誘っていただいて。バイク(川崎バイク)さんと行ったんですよ」と切り出した。
森田は昨年10月8日に「Snow Man!最高でした!」とバイク川崎バイクとのツーショット写真をTwitterにアップ。『Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania』の神奈川県・横浜アリーナ公演を鑑賞したことを匂わせていた。今回のラジオで本人が明かしたところによれば、コンサートは最前列のかなり良い席に案内されたんだとか。
「何て言うんですか、花道のとこ。横浜アリーナかなんかで、最前をとっていただいたから。(Snow Manメンバーが)花道をこう歩いてくるとさ、みんな立つわけよ。で、これ立たんわけにいかんわけよ」と、ほとんどの関係者が総立ちになっていたという。
バイク川崎バイクとSnow Manメンバーは以前から交流があるためか、「俺らが行った時点で、なんとなくバイクさんはSnow Manと関係性があるから、Snow Manのファンは『あれ? BKB来てる』みたいな」と場内の人たちも彼らに気づいていた様子。
「で、なんとなく俺もなんか顔指していただいてってしてるから。これでね、立たんかったら、『あいつら……』(とイメージが悪くなりそう)。なんて言うんですか。俺は呼んでいただいた立場で、そんなに曲もわからないですけど。でも(メンバーに)前まで来てもらったら、やっぱ立つじゃないですか。でも、プロデューサーだけはずっと座って。いやいや、アンタも立ちなはれや! と思いながら俺はやってたよ、正直」
森田の話を聞き、ドランク・鈴木は「そのプロデューサーさんはとんでもなく面の皮が厚いよね」と指摘。森田は「女プロデューサーでしたけどね、その方は」「その人だけ座ってたから。みんな立ってた。ほかの関係者も立ってた。でも、その人だけは頑として座ってた(笑)」とのこと。鈴木美羽が「たぶん立つタイミング失っちゃった」と推測すると、東ブクロも「1回タイミング逃したらな」と擁護していた。
一方、同じく鈴木が「どうなんですか? 立ってほしいですか?」と話を振ると、城島は「うーん……。どうなんでしょう? そこはなんか、自由かな」と回答。TOKIOが東京・日本武道館でツアーのファイナルを迎えた時は、「最後のアンコールは『立て~!』って言って。『関係者、立て~!』って立たせて。で、立たせてみんなでノリノリで……っていう感じで盛り上げてましたね」と回顧した。
しかし、森田は「関係者、立て~!」と言われるのは「恥ずかしいでしょ、関係者からしたら。『もうそんな言わんといてよ』ってなる」と逆にテンションが下がってしまうのではないかと想像。城島は「それも含めて。『アンコールぐらい楽しもうぜ!』っていう感じでやってましたね」と当時を思い出しながら、熱い口調を再現していた。
一方、ドランク・鈴木は「解決法がわかってる」として、「関係者席にちゃんとサイリウムを渡せばいいのよ。そしたら、みんなと色合わせてただ持ってるだけでも、なんかノッてるように見えるから」と提案。しかし、ここでも森田は「でも俺らは(サイリウムなどを)もらいましたよ、その時。そのプロデューサーは持って、座ってた」と情報を補足。
かたや、自身は「俺なんか、(Snow Manが)目の前に来た時に『ウワー!』とか言ったら、警備の人が『声は出さないでください』って」と警備員に止められるほど、興奮していたという。コロナ禍でのコンサートは“声出し禁止”のルールが存在するものの、久しくステージに立っていないせいなのか、城島は「今、そういうことか~。大変だな~」と、しみじみつぶやいていたのだった。
コンサートの楽しみ方は人それぞれだが、少なくとも森田はあまりノリが良くないプロデューサーの態度が気になったのだろう。今後、ジャニーズコンサートに足を運ぶ業界関係者は、ぜひチケットが外れてしまったファンの分まで、満喫してほしいものだ。