2月28日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、元卓球選手・水谷隼が、7歳の一人娘・茉莉花ちゃんとテレビ初共演を果たしたところ、視聴者の間で賛否が分かれている。番組テーマは「親子揃って売れたい!」というものだったが、どうやらアテが外れたようだ。
この日は、前枠の『人生が変わる1分間の深イイ話』(同、以下『深イイ』)と『しゃべくり007』の合体スペシャル。まずは『深イイ』本編の中で、ゲストの水谷にまつわるヒント映像が流れた。
そこに茉莉花ちゃんのコメントも入っていたが、水谷の顔が隠されたままのムキムキの半裸画像に、「ムキムキマッチョって気持ち悪いよ。腹筋、割れてると気持ち悪い。ただの気持ち悪い怪獣です」と早くも毒舌。
そのヒント映像の後、『しゃべくり』本編がそのまま始まると、まずは茉莉花ちゃんが1人で登場。「まっくん」というクマのぬいぐるみを持って椅子に座り、「緊張するとかない?」とMCのくりぃむしちゅー・上田晋也に聞かれると、「心がもうヤバいよ~」と落ち着かない様子で、「好きなこと言っていいからね」と言われると、「はーい」と明るく答えた。
「この後、水谷が現れて隣に座ると、いくぶんリラックスした茉莉花ちゃんは無邪気さを大解放。昨年の東京五輪で水谷が金メダルを獲ったことの感想を尋ねられると、『あ、良かったね~』とあっさり答え、上田は『近所のオバちゃんじゃねえか!』とツッコんでいました。また、茉莉花ちゃんは水谷の私服が不満のようで、『派手すぎて変。みんな変だな~って思っているよ。トラの洋服よく着ているでしょ? 後ろがトラで派手すぎて、(周囲は)あの人なんだろう? ってみんな思っているよ、絶対』と辛口批評。この日のようなスーツ姿は初めて見たと言っていました」(芸能ライター)
そこで、くりぃむしちゅー・有田哲平が「お父さんがオシャレになってくれたらうれしいでしょ?」と確認したところ、茉莉花ちゃんは心ここにあらずといった顔で無反応。上田は「ずいぶん飽きてるな!」と驚いていた。
この後、茉莉花ちゃんはネプチューン・堀内健とスタジオで追いかけっこをして「つかまえた!」とはしゃいだり、「変顔したーい!」と突然言い出すなど天真爛漫。コントロールがきかない相手に、上田は「ごめんね、テレビって何でもいいわけじゃないよ」「今日、お蔵入りしろ!」と口走っていた。
「そんな茉莉花ちゃんが涙を見せる場面もありました。茉莉花ちゃんが欲しいというスライムのおもちゃを賭けて卓球3番勝負に挑むことに。ここで堀内が『(水谷が負けたら)まっくんが欲しい。俺たちが勝ったらまっくん』というと、茉莉花ちゃんは、『まっくん、ダメー!』と絶叫。少し涙ぐむ仕草を見せると、『マジでガチ泣きした。ここはカットしてもらっていいですか? ここカットしてお願い』と、まさかの『カット要求』。これに上田は『すごいな。泣いて恥ずかしいからカットしてくれって言ってるぞ』とあぜんとしていました」(同)
結局、この試合には水谷が勝利。しかし、有田が「とっちゃえ、とっちゃえ!」と、優勝賞品であるスライムのおもちゃを奪おうとすると、茉莉花ちゃんは有田を突き飛ばして奪回していた。そんな茉莉花ちゃんに、堀内が「来週も来れる?」と聞くと、「そしたら(スライムを)作って持ってくるわ」と、優しさも見せつつ答えていた。
茉莉花ちゃんという大物との共演に、有田は「あー面白い」とつぶやいていたが、上田は「最初で最後の親子共演?」と水谷に質問。「間違いないです」と力強く断言した水谷に、「最初で最後の親子共演、助かります」と頭を下げていた。
放送を見ていた視聴者からは、茉莉花ちゃんの振る舞いをめぐって賛否が分かれることに。「子役よりも、のびのびしてていい」「子どもらしい」「天真爛漫でめっちゃかわいい」といった声もある一方、「あんな子どもは無理」「水谷さんの娘さんがキツすぎて今回は見るのやめた」「イライラして見てられない」など真逆の意見も。
選手引退後は娘との共演で売れたいとの色気も見せていた水谷だったが、どうやら二度目はなさそうだ。
(村上春虎)