元雨上がり決死隊・宮迫博之がプロデュースする焼肉店「牛宮城」が本日3月1日、東京・渋谷にオープン。すでに3月中の予約は満席だと報じられる一方、ネット上では同店の公式サイトに書かれた“奇妙な紹介文”に「大丈夫?」と不安視する声が相次いでいる。
「オープン日には、複数のスポーツ紙やニュースサイトがエプロン姿で店を宣伝する宮迫のインタビューを掲載。加えて、開店前日には、昨年11月に『牛宮城』の共同経営から撤退した人気YouTuberのヒカルが『牛宮城』のメニューを試食し、絶賛する様子を自身のYouTubeで公開しました。こうした宣伝効果は絶大のようで、多くのネットユーザーから『意外とおいしそうじゃん』『いつか食べに行きたい』などと、興味を示す声が相次いでいます」(芸能ライター)
一方、「牛宮城」オープンまでの過程を見守ってきた宮迫ファンからは、「値段とコンセプトがちぐはぐ」と戸惑う声もある。宮迫は昨年12月12日に公開した動画「牛宮城再生ドキュメント#5【重大発表!ついに決まったオープン日!】」で、「先進的アート×昔ながらの焼肉屋さん」というコンセプトを発表。若者が多い渋谷という立地を鑑み、リーズナブルなお店を目指すと意気込んでいたが……。
「2月に公式サイトで公開された『牛宮城』のメニューは、『おひつごはん』1合780円(3月1日までに680円に修正)、『THE ユッケ』60グラム1,700円、『卵スープ』980円、『石焼ユッケビビンバ』2,180円、『チョレギサラダ』980円(1~2名分)などとあり、高級店並みの価格設定であることが判明。なお、グルメレビューサイト『食べログ』を見ると、『予算(夜帯)』欄には『¥6,000~¥7,999』と書かれており、やはりリーズナブルとはいえなさそうです。一方で、『牛宮城』の家賃は月300万円ともうわさされているので、現実的に、この価格設定が限界だったのかもしれません」(同)
とはいえ、ネット上では「どこが“昔ながらの焼肉屋さん”なの? 普通に高級店の価格じゃん」「楽しみにしてたのに、値段が高すぎて行けない」などと、困惑する宮迫ファンが相次いでいた。
また、ネット上では開店前から、公式サイトが「ツッコミどころだらけ」と話題に。たとえば、「おひつごはん」の説明文には、「北アルプスの標高3000メートル級の峰々から一度も利用されたことがなく流れ出た水を直接灌水し、微量元素(栄養)ミネラル分が多く含まれたお米です」とあったが、ネット上では「一度も利用されたことのない水? そんなの当たり前でしょ」「一度利用されたのは下水だよ」などとツッコミが相次ぎ、現在は「一度も利用されたことがなく」の文字が削除されている。
[button_more text=’宮迫博之「牛宮城」、公式サイトが「いろいろと雑」!?’]
「ほかにも、『おひつごはん』が『1合¥780/2合¥1,580/3合¥2,380』と、なぜか多く頼むほど損をする価格設定であったり(3月1日までに『1合¥680/2合¥1,280/3合¥1,880』に修正)、『海鮮ネギチヂミ』の説明欄に『創業35年「焼肉ハウス 大将軍」の大人気メニュー』とあるにもかかわらず、『絶対に他では食べられない逸品です』とアピールしているため、ネット上では『他店のメニューなのに「他では食べられない」ってどういうこと?』『「大将軍」に行けば食べられるのでは……』などと、失笑が起きています」(同)
開店直前の混乱ぶりが浮き彫りとなっている「牛宮城」だが、ネット上では「宮迫さんは、サイトの確認してないの?」「なぜこんなにも、とんちんかんなミスが起こるのか?」「高級店なのに、いろいろと雑だなあ……」と疑問の声が続出している。
「1日付のニュースサイト『オリコンニュース』に掲載されたインタビューで、宮迫はヒカル撤退前の自身のスタンスを『人任せ』だったと反省しつつ、ヒカル撤退後は『そこを180度変えて、今に至るまでがっつりすぎるほど携わった』と自信を覗かせ、『一挙手一投足見られるから、サービスなどはしっかりやろうと』と意気込んでいます。ただ、公式サイトのずさんさには、宮迫ファンでさえ不安を覚えている様子。今後、小さなミスが命取りとならなければよいのですが……」(同)
「できることはすべてやった」と豪語する宮迫。「牛宮城」は、当初ヒカルと掲げていた「日本一の焼肉店」になれるだろうか。