TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。2月27日の放送では、松岡が連続ドラマ『天国に一番近い男〜教師編〜』(TBS系、2001年4月期放送)で共演した元俳優の六車勇輝氏から届いたメールを紹介し、当時を懐かしむ場面があった。
六車氏は、松岡が高校教師を演じた同作に生徒役で出演。メールでは、「当時何も知らない僕は、松岡さんにかわいがってもらってとても楽しい4カ月を過ごしました」と、ドラマ撮影当時を振り返り返った。また、松岡主演ドラマ『マンハッタンラブストーリー』(同、03年10月期放送)の主題歌であるTOKIOの楽曲「ラブラブ マンハッタン」のPV撮影で再会したときは、スタジオでの編集作業を見学させてもらったことを告白。
なお、現在は地元・愛知県で会社員として働き、家庭を持って幸せに暮らしているそうで、「これからも応援していきますので、走り続けてください。私にとって松岡さんは、ずっと先生です」といったメッセージで締めくくられていた。
このメールを読み上げた松岡は、「覚えてますよ、覚えてるどころの話じゃない。六車ね、いやあ、ちょっとうれしいですね」と大喜び。そして、『天国に一番近い男~教師編〜』には、嵐・櫻井翔や佐藤隆太、加藤あいといった面々も生徒役で出演していたことに触れながら、「生徒たち一人ひとり、クランクアップのときに寄せ書きみたいなのをしてくれたんですよ。これ今でも僕、持ってますけどね」と明かした。
さらに近頃、冠番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)の収録でゲストの佐藤と会った際に、「隆太も42(歳)なんで、『お前(自分と)3つか4つしか変わんねえのに生徒やってたんだね』って話になり。『そうなんですよ』みたいな(笑)。で、やっぱり隆太も『ROOKIES』(TBS系、08年4月期放送)で先生(役)をやってるのを見て、『「うわ、すげえなあ」って思う』って話をしたばっかりだった」とか。そのため、このタイミングで六車氏からメールが届いたことに驚いたようだ。
松岡は、『天国に一番近い男~教師編〜』の生徒役の中でも、六車氏が特に印象に残っていたと語り、「ラブラブ マンハッタン」では松岡がPVのディレクションを担当していたため、力士役として六車氏に出演を依頼したという裏話も告白。PV撮影後に六車氏を連れてスタジオに行った話を楽しげに振り返った後、「(いろんな)思い出がありますね」としみじみ明かした。
六車氏だけでなくほかの共演者たちとも交流があったといい、生徒役で出演していた女性から結婚報告を受けた際には、「『おめでとうな。幸せになってね』みたいな電報を送った」こともあるとか。「自分が教師をやらせてもらって生徒だった人とか役者さんとかを見てると、『おお〜すげえなあ』って」「『高校生レストラン』(日本テレビ系、11年4月期放送)とかもそうなんですけど、たくさん活躍されてる方々を見てて、すごくうれしい」とコメントした。
また、芸能界を引退した人も多いとしながら、「人生って別にこの世界(芸能界)だけじゃないから。こうやって六車みたいに、仕事に戻ってちゃんと家庭持って幸せになってるっていう一報を聞くと、自分は教師ってやったことないんですけど、なんていうんだろうね、役者冥利に尽きるというか、この疑似体験というか、すごいうれしい気持ちになりますよね」と、かつての教え子たちに思いを馳せた。
そして最後に、「ありがとね、六車ね。元気でやってますよ。だから、六車も変わることなく頑張ってください」「もちろん先生として、これからも六車を応援してますんで。これからも何か会ったら連絡ください」と、六車氏に感謝の言葉とエールを送っていたのだった。
今回の放送を受け、ネット上では「生徒役の方からのメール。これはうれしいね」「ちょっとMV見返してみようかな」「ご本人もマボにしっかり覚えられててうれしいだろうね」といった声が上がっていた。