3月2日に放送されたバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)の“アラフィフ芸能人”特集に、53歳のシャ乱Qのドラマー・まことがゲスト出演。50代ならではのエピソードを明かしたが、ネット上ではまことの様子を心配する声が上がってしまったようだ。
元フジテレビアナウンサー・富永美樹の夫としても知られるまことだが、「誰かれかまわず話しかけたい」という最近の心の変化を告白。「若い頃はシャイだった」というが、今ではドライブスルーを利用する際に「店員とすごくしゃべりたくなって。仲良くなって、名前を聞いて(いる)」といい、次第に「飲み物とおやつを持って、どうぞって(渡す)」ほど、その店員との交流を求めてしまうのだとか。
これに、司会の明石家さんまが「嫁さんいるやんか!」とツッコむと、まことは「(家族ではなく)知らない人とコミュニケーションが取りたくて」と説明。現在、山梨県を拠点にしているというまことだが、仕事などで東京を訪れた際には、観光客の「若いカップル」を見つけては「どこから来た?」「今日はどこに泊まる?」と話しかけるそう。そんな自身について「若い頃は(人から)聞かれてイヤだったのに、今はそれを聞くほうに回っている」と話すまことに、さんまは「どんだけ寂しいねん!」「あかんねん。末期症状!」と言い放っていた。
さらに、まことは若い女性が好きなようで、「この歳になったから、奥さんがいても堂々と若い店員さんとお話ができる」とうれしそうに語り、「美容院に月1回行きたくなる。なんでかっていうと、女の子(の店員)が肩を揉んでくれる」「(50代は)エッチじゃなくなって、スケベになる」と続けると、共演者のEXIT・りんたろー。は「ヤバッ!」と引き気味のリアクションを見せていた。
「まことのトークに、ネット上では『まことさん、発言がおじいちゃんみたいでかわいい(笑)』『前は弱々しいイメージだったけど、「ホンマでっか」でポジティブな発言が多くて、今のキャラのほうが全然いい』といった声が上がる一方で、『若い女性に話しかけたいおじさん化してて、残念』『若い女の子が好きだとテレビで開き直ってて、ドン引きした』という意見や、『まことみたいに話しかけてくるおじさんって、本当迷惑』『ドライブスルーの人も、迷惑しているのでは?』というネガティブな声も見られます」(芸能ライター)
まことの発言が物議を醸す中、別の部分で違和感を覚えた視聴者も多かった模様。
なお番組前半では、司会の加藤綾子アナウンサーが“発熱”を理由に、この収録を急きょ休んだことを受け、「(加藤に)会いたかった」「フジテレビのアナウンサー大好きです」とぶっちゃけるなど、生き生きとしていたが、中盤から明らかにリアクションが薄くなり、共演者が話している最中に下を向きながら「53歳」と書かれている胸のプレートをしきりにいじる場面も。自分の腕時計を眺めたり、唐突に両手でドラムを叩くような動作をしたりと、集中力に欠ける場面が目立っていた。
「ネット上では、まことの落ち着きのなさに『ほかの人が話してる時に時計を見たり、つまらなさそうにしてるのが気になる』『テレビに映る姿勢に見えないけど、本当は出たくなかったのかな?』『まこと、大丈夫? ボーッとしすぎ』と心配する声も。ただこの日、出演者の疲労評論家・梶本修身氏が、“50代になると、若い頃の3分の1程度しか集中力が続かない”と解説。まことも同様に、長時間の収録で集中力が切れてしまった可能性が考えられます」(同)
原田龍二やFUJIWARA・藤本敏史などパワフルな共演者が多かったせいか、ボンヤリとした様子が目立っていたまこと。アーティストなだけに、今回のように、ひな壇でほぼ“映りっぱなし”の今回のようなバラエティ収録は、あまり向いていないのかもしれない。