関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞クロニクルF』(フジテレビ系)。3月7日放送回は、丸山隆平と安田章大にスポットを当てた特別企画が行われた。
2015年5月16日から放送がスタートした『関ジャニ∞クロニクル』は、20年4月に『関ジャニ∞クロニクルF』に改題し、約7年間にわたって放送されてきた。しかし、前週の番組ラストで今月21日に最終回を迎えることが発表され、5月9日から新たに『関ジャニ∞の「あとはご自由に」(仮)』(月曜深夜0時55分~)がスタートすることが明かされている。
今回、番組冒頭では、村上信五が同局の北京五輪メインキャスターとして北京に行っているため、収録を欠席しているとの説明が。安田は「テレビ出てたね、村上さん。フジつければ村上、フジつければ村上で……」と村上の露出の多さに言及。すると横山裕が「村上さん、よそ行きの顔してたよな」「標準語とかしゃべって……」と茶化しはじめ、丸山と大倉忠義は爆笑しつつ、「わかる」「スイッチがちゃうかったね」と大きく頷いていた。
その後は、21日の最終回に向けて、過去の放送から丸山と安田の名場面を振り返りつつ、それぞれの個性を生かした企画を展開。まずは、丸山が今最も憧れる芸人のひとりであるハリウッドザコシショウと「夢のギャグコラボ対決」をすることに。
丸山といえば、同番組では数々のギャグを生み出した「ギャグメーカー」として知られているが、本人は「ほかの番組ではカットになるやつも使ってくれてたもんな」と回想。横山も「『クロニクル』はめちゃくちゃマルのギャグ使ってくれたよね」「『関ジャム(完全燃SHOW)』(テレビ朝日系)なんか全然使ってくれないもんな」と漏らしていた。
そんな丸山はハリウッドザコシショウと、「万歩計対決」や「ストップウォッチ対決」などで勝負し、敗者が“カスタム罰ゲーム”を披露することに。カスタム罰ゲームは、2つの箱の中からシチュエーションとお題が書かれた紙を2枚引き、指示通りに一発芸を披露するというもの。
「横山にお尻を叩かれながらおなかが痛くなる」という罰ゲームを引いた丸山は、四つん這いになり「あー、あー」と舌を出した後、「はべろはべろ」と意味がわからない言葉を放つと、「シェイクシェイク ブギーな胸騒ぎ〜」と突然SMAPの「SHAKE」(1996年)を歌い出し、木村拓哉の「プルルルゥハァー」という掛け声をマネするカオスな状態に。
大倉はすかさず「出すな! 先輩出すな!」と注意し、横山も「怒られるぞ、お前!」とツッコんでいた。
また、同番組を通して、困った人を見たらほっとけない優しくピュアな一面を見せた安田には、最後に「ハートフルドッキリ」を仕掛けることに。ニセ企画の収録で呼び出された安田の前に、“子役オーディションに来た”という設定の子どもが現れ、さまざまなムチャブリを行っていった。
その中で、子どもが安田に「友達と仲間って同じ?」と質問する場面があり、安田は「友達から入っていって仲間に進化するのかな」「共に時間を過ごしていくと、その友達と意見が合わなくてケンカになったりとか、お互いの気持ちをぶつけ合ったりとかして……。友達の気持ちをたくさん知って仲間に変わるんじゃないのかな」などと丁寧に回答。
ネット上では、ファンから「安田くんの友達と仲間の話、エイトのこと話してるみたいで泣けた」「ヤスにとって関ジャニ∞は仲間なんやろな」「仲間=関ジャニ∞って伝わってきて素敵」と感動の声が寄せられた。
さらに今回、丸山と安田には番組からそれぞれ「鉄人ギャグメーカー」「ピュアボーイを永遠に――」との文字が入った記念の盾が贈られ、ナレーションでは「丸ちゃん、鋼のハートでこれからも突き進み、いずれ金の盾へ。伸びしろですね」「ヤスのピュアはみんなを笑顔にする! ヤス、そのままでいいんだよ」と読み上げられていた。
なお、次週は、横山、大倉、村上の3人にフィーチャーした特別企画が放送予定となる。