嵐・相葉雅紀がキャプテンを務めるバラエティ番組『VS魂』(フジテレビ系)が3月10日に放送され、レギュラーメンバーの風間俊介、Sexy Zone・佐藤勝利、ジャニーズWEST・藤井流星、King&Prince・岸優太、ジャニーズJr.内ユニット「美 少年」浮所飛貴の5人の中で「誰が一番相葉を愛しているか」を競う特別企画「相葉杯(AIBA-CUP)」が開催された。
開始前には、岸が「USJのロケの時に、キャスティングは相葉くんがしてくれたと思うんですが、その時からだいぶ“オキニ”に入ったなという自覚がある」とドヤ顔。すると、佐藤も競うように「プライベートでご飯に呼んでもらっていますから、岸よりも僕のほうが“オキニ”」と明かしていた。
そんな中、まず行われたのは「相葉の味覚に刺され スムージー対決」。相葉が好きそうなスムージーをメンバーそれぞれが作り、誰が作ったか隠した状態で相葉が試飲するというもの。相葉が順位を決め、高い順にポイントが与えられる。
調理している間、相葉は別室でメンバーそれぞれについて語り、その中で佐藤について「真面目」と評価した上で、「『VS魂』の曲をパフォーマンスする時も、“どうしたい”って(LINEが)勝利だけ返ってきて、『今から家おいでよ』って言って話したこともあるし」とエピソードを披露。加えて、「ほかのみんなは無視する」と拗ねたように明かしていた。
そんな佐藤が作ったのは、カツオ出汁をベースに、豆腐、コーンクリームを混ぜたスムージー。餃子を入れたカップに注ぐという斬新なスムージーとなっており、スタジオは騒然。しかし佐藤は、「この番組(で自分は)、いつも3位。(今回は)ぶっちぎりで1位かビリ狙い」とその意図について語った。
その後、佐藤より物議を醸したのが、これまで同番組で奇抜な料理を数々作りだしてきた、鬼才シェフ・岸。「(相葉は)元気な黄色がイメージ」と言い、焼き芋、マンゴー、パイナップルをミキサーに投入。さらに、「アクセント」と言いながら、皮をむいたレモンを丸ごと入れる暴挙に出たのだ。
これを周囲にツッコまれた岸は、一度レモンを取り出して、スプーンで種を取り出そうとするも、握りつぶしながら作業したため、「果汁が全部逃げちゃう!」と天然ぶりを発揮。最後は牛乳を入れ、なんとかスムージーらしいものを作り出していた。
そんな岸について相葉は、「(その言動が)ホントなの? って、俺もわからないんだよね。どこまでがホントの岸くんなのか、どこからがフィクションの岸くんなのか」と、あまりにもぶっ飛んだ行動に困惑している様子。一方、魅力的にも感じているようで、「(自分は)岸くんのファンですよ」と明かした。
最終的に、できあがった各スムージーを相葉が試飲した末、岸のスムージーが1位、佐藤が最下位に決定。1位に輝いた岸に対し、審査した相葉は「悔しいよ……!」と苦笑いしたのだった。
この日の放送にネット上では「相葉くんに『岸くんのファンですよ』と言わしめる岸くん、すごい!」「相葉くんが岸くんのファンって言ってくれたのうれしい!」「岸くんに振り回されつつも、好きになっちゃう相葉くん最高!」という声が集まっていた。