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KinKi Kids、後輩ジャニーズと「ユニット結成」構想が明らかに! シングル売り上げ12万枚で25周年好スタート

 KinKi Kidsにとって44枚目のシングル「高純度romance」が、3月15日付のオリコンデイリーシングルランキングで12万3,918枚を売り上げ1位に初登場した。7月にデビュー25周年を迎えるベテランユニットとなったKinKi Kidsだが、今後はジャニーズ事務所の仲間たちとの交流も視野に入れているようだ。

 25周年イヤーの第1弾シングル「高純度romance」は、初回盤A・B(CD+DVDまたはBlu-ray)と、通常盤(CDのみ)の3種類でリリース。デビュー曲「硝子の少年」(1997年)を手掛けた松本隆氏が作詞を担当したことでも話題となっている。

「初日の売り上げは前作『アン/ペア』の約12.0万枚(120,187枚)を上回り、12万3,918枚でした。さらに、発売2日目のデイリーランキング(3月16日付)も、1万8,576枚で首位をキープ。2日間の合計は14万2,494枚となりました。KinKi Kidsは『デビューからのシングル連続1位獲得作品数』という記録を更新し続けていますが、今作の好スタートからして週間ランキングでの1位獲得は確実でしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

 デビューから25周年目の現在まで安定した人気を誇っているKinKi Kidsは、音楽活動を続けているジャニーズグループの中でベテランのポジションでもあるが、今後は後輩ジャニーズとの仕事の機会を増やしたいと考えているようだ。

 3月17日発売の「女性セブン」(小学館)のインタビューでは、堂本剛が「ぼくはプロデューサー的な感覚でやりたいことがあって。ひとつはジャニーズの中で自分の“推しメン”を集めてユニットをつくってリリースさせること」と構想を明かしている。

 また、もう一つの希望は「関西の子だけで固めたユニット」の結成だと宣言。「プロデューサー兼アーティストとして、そのユニットに自分も加入したいなって(笑い)。ジャニーさんが生きてたら、絶対それをやってると思うんですよね」と、2019年7月に亡くなったジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏に思いを馳せていた。

「この『プロデューサー兼アーティスト』発言はリップサービスかと思いきや、意外と本気で考えているようです。実際、剛は候補のユニット名も挙げており、“ジャニーズイズム”を引き継ぐ表記にしたいと意気込んでいました。KinKi Kidsを含む13組が集結し、昨年12月30日に東京ドームで行われた『Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』が後輩とのユニット結成を考える契機になったのかもしれませんね」(同)

 かたや、堂本光一もジャニーズの先輩・後輩が集まる機会が増えることを願っている様子。かつて、KinKi KidsはSMAPのバックダンサーを務めていたが、「女性セブン」で「そういう“直近の先輩・後輩”のような感覚が、ちょっとなくなってきている。個人的には、それはあまりよくないなと思っていて…」と語っているのだ。新型コロナウイルスの流行により、以前あったジャニーズの野球大会や運動会の開催は厳しいものの、そんな状況だからこそ、ジャニーズファミリーのつながりを大事にしたいのだろう。

「KinKi Kidsといえば、定期的にどちらかの退所や、グループ解散説が浮上しています。しかし、今回の『女性セブン』のインタビューを読む限り、2人ともジャニーズを辞めそうにありませんし、今後も変わらずKinKi Kidsとしての活動を続けていくという意思が垣間見えました。そして、ジャニー氏が一代で築き上げた事務所を、剛・光一それぞれの形で守り、発展させようとしているのでしょう」(同)

 後輩ジャニーズとのユニット結成や、ジャニーズファミリーとしてのつながりの強化を望んでいる様子のKinKi Kids。果たして、2人の理想は実現するのかどうか、この先の展開に期待したい。

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