交流のあった芸能人の暴露話をYouTubeで次々と展開している、元アパレル会社社長・東谷義和氏。標的のひとりである俳優・綾野剛は、7月期にTBS系の連続ドラマ枠「日曜劇場」で初主演を務めると一部で報じられており、関係者の間では「綾野サイドが東谷氏に和解を持ちかけている」(芸能プロ関係者)とのうわさが広がっているという。
東谷氏は、2月に開設したYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」で、さまざまな芸能人の“裏の顔”を明かしており、同28日に行った生配信で、綾野の酒癖や素行の悪さを告発。3月13日に公開したメンバーシップ(有料会員)向けの動画では、人妻と不倫したことや人気ミュージシャンに暴力を振るったエピソードを語っており、綾野に関する複数の暴露話を展開している。
「東谷氏によると、綾野は当時未成年だった女性アイドルグループのメンバーとホテルで一夜を共にしたこともあるそう。これが事実であれば、『青少年健全育成条例違反』に抵触する可能性もあり、今後、何らかの証拠が出てしまうと、綾野の芸能活動にも影響を及ぼしかねません」(スポーツ紙記者)
なお、東谷氏をめぐっては、綾野が所属するトライストーン・エンタテイメントの社長が、今月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でインタビューに応じるという異例の行動に出ている。
「同社社長は東谷氏に対し、『法的措置は全然考えてない』としながらも、過去の個人的な話を暴露することについては苦言を呈している。ただ、完全に静観に徹しないところを見ると、事務所としてはやや焦りを見せているとも考えられます。一説には、すでに東谷氏と“和解”に向けた交渉を、水面下で行っているという話も出ているほどです」(前出・関係者)
仕事への影響を考えると、やはり7月に控えている連ドラ主演の行方が焦点になっていくと見られる。
「まだ正式発表はされていないものの、『日曜劇場』枠で綾野の主演作が放送されることはすでに決定していて、国内では珍しい『スポーツマネジメント』をテーマにした物語だと聞いています。舞台はメジャーリーグだそうで、綾野は大リーガー役とのうわさも。現状、共演者やその事務所関係者から、綾野の進退を不安視する声は出ているものの、降板や制作中止といった話には至っていないようです」(制作会社スタッフ)
しかし、このまま東谷氏による“爆弾”の投下が続き、さらには確実な証拠まで公になれば、当然ドラマの放映に悪影響が出てしまいかねない。
「情報解禁後に降板といった展開になると、それこそ目も当てられない。だからこそ、和解に向けて動いているといった話が出回ってしまっているのでしょう」(前出・関係者)
スポーツではなく東谷氏に対してのマネジメントが、現在の綾野の最重要事項になっているようだ。