Hey!Say!JUMPの伊野尾慧が木曜レギュラーを務める朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)。3月24日の放送回で、伊野尾の番組卒業が明らかになった。
この日、伊野尾がプライベート写真を披露する「いのおピクチャー」のコーナーで公開したのは自身のソロショット。Hey!Say!JUMPメンバーの高木雄也が主演する舞台『裏切りの街』を観劇した際に、ポスターの前で撮影した1枚だった。
伊野尾は舞台の感想について、「メンバーの活躍する姿はやはり刺激的でしたね」と語り、「かなり大人っぽい内容なんですけど、子どもの頃から高木雄也を知ってる身としては……ちょっとドキドキしましたねえ……」とニヤリ。「見に行った方はわかると思います」と、普段とは違ったメンバーの一面に照れた様子を見せていた。
その後放送された「イノ調」では、1月13日に放送された「学校のナゾ建物」ロケの第2弾がオンエア。伊野尾が実際に謎の建物がある学校へと足を運び、一見すると用途がわからないような不思議な建物や構造の意図などを取材した。
まず訪れたのは、早稲田大学本庄高等学院。コンクリートでできた体育館の壁には、大きさが異なる無数の穴が開いていたが、実は穴の中にはスピーカーや空調が埋め込まれており、一つひとつに役割があるとのこと。
学院長の半田亨さんによると、生徒たちが穴を的に見立てて遊ぶこともあるようで、中にはバドミントンのシャトルが入っている穴も。また、ペンが出てくる穴もあり、自由な使われ方をしているようだ。伊野尾は、「建築って意外とそういうことってあるんですよね。設計してる段階ではあまり想定されていなかった使われ方だと思う」とコメント。
また、体育館の3階に設置されている周回型のランニングコースには、方角によって大きさの違う円状の窓が設置されているが、「同じ丸という切り取り方なんだけど、東西南北で(円の大きさが)変わるってところが面白い」と感心。「面白い建物なんだけれども、きちんと学校生活の中での好奇心をくすぐるような、そんな建物になっていて、すごく素敵だなと思いました」と総括していた。
すると半田さんは、「私ね、『イノ調』のそういうコメント大好きなんですよ! 『やっぱり建築わかってるな』っていうのは、いつも見てて感じます」と大絶賛。伊野尾は「めちゃくちゃ褒められてるじゃないですか!」と驚きつつ、「うれしい」と照れていた。
続いては、外壁が全て曲面になっている多摩美術大学の図書館を訪問。アーチ形が特徴的な館内を広く見渡せる構造を見て、「図書館っていうと結構閉じきった空間だけど、ここは本棚を超えた本棚まで、先の先のところまで見えるから、そういったところからひらめきが生まれるのかもしれない」「学生さんたちの創作意欲をちょっとくすぐるような建物という感じがしました」と評していた。
VTR終了後、番組にリモート出演していた軽部真一アナウンサーも「伊野尾くんのコメントが秀逸だなと思いました」と絶賛。
しかし、その直後に井上清華アナウンサーから伊野尾が3月いっぱいで番組を卒業すると発表され、これまで257回放送されてきた「イノ調」も次週で最終回となることが明らかに。
伊野尾は、「この257回という回数を重ねられたのは、応援してくださっているファンのみなさん、またスタッフのみなさんのおかげだと思います。『めざましテレビ』で得た経験というのは本当に貴重なもので……この経験を糧に、まだ来週の放送もありますから、頑張っていきたいと思います」とあいさつしていた。
この発表を受け、ネット上では「コメントが絶賛されたあとだからこそ、卒業発表は切なすぎる」「こんなにコメント褒められてるのに……」「このタイミングの発表は悲しい」と残念がる声が続出。
一方で、伊野尾は3月17日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、まん延防止等重点措置下の今月6日に、2人の女性と深夜まで都内の飲食店で過ごし、泥酔状態で女性宅を訪れていたことをスクープされているため、「卒業は妥当でしょ」「やっぱり『文春』の影響もあるのかな?」「週刊誌の事が関係しているなら本当に反省してほしい」という声も見受けられる。
次週、伊野尾は最後にどんな思いを語るだろうか。