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Snow Man主演『おそ松さん』、公式アカウントの「カラ松と一松は仲良し」投稿に批判相次ぐ! 「メンバーとキャラ重ねないで」「原作軽視」

 Snow Manが主演を務め、3月25日に公開を控える映画『おそ松さん』。実写化にあたって、主にアニメ『おそ松さん』ファンの間で物議を醸している作品だが、映画公式Twitterアカウントの投稿をめぐり、原作ファンやSnow Manファンから怒りの声が相次いでいる。

 赤塚不二夫生誕80年記念として、名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作にアニメ化された『おそ松さん』。20歳を過ぎても“クズでニート”というダメな大人になった6兄弟の姿を描いており、15年10月から翌年3月までテレビ東京系列で第1期が放送されると、「2016年ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こした。以降は第2期(17年10月~18年3月)、第3期(20年10月~21年3月)と続いた人気作だ。

 16年には、人気の2.5次元俳優らが出演した舞台版が人気を博したほか、19年3月にはアニメの劇場版『えいがのおそ松さん』も公開。シリーズを通じて多くのファンを抱えている作品だが、昨年8月に「Snow Man主演で実写映画化決定」との情報が明らかになると、ネット上で賛否両論が飛び交った。

「映画では、向井康二(長男・おそ松)、岩本照(次男・カラ松)、目黒蓮(三男・チョロ松)、深澤辰哉(四男・一松)、佐久間大介(五男・十四松)、ラウール(末っ子・トド松)が松野家の6つ子を演じます。さらに、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太はそれぞれ映画オリジナルキャラクターのエンド、クローズ、ピリオド役を担当。配役を知った原作・アニメファンからは『オリキャラを作るくらいなら、メンバーが多いグループでわざわざ映画化するなよ』『舞台の実写版があるのに、映画でオリキャラを入れるのは波乱を呼ぶだけでしょ』などと大ブーイングが起こりました」(ジャニーズに詳しい記者)

 制作決定のお知らせから約半年、当初のような反発の声は鎮まっていた映画『おそ松さん』。しかし、ここへ来て同作のTwitterアカウントが火種を生んでしまった。

「映画のPRのため、深澤が3月22日放送の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)にゲスト出演しました。番組内では、深澤の“秘密”として、『寝るときにビシッと気をつけにした体勢でうつぶせに寝るところがキュート』という岩本のコメントが紹介されたんですが、この暴露を受けて『岩本とはホテルの部屋が一緒になることが多かった』と告白。15年に舞台『滝沢歌舞伎10th Anniversary』の公演でシンガポールに滞在した時は、2人の部屋にベッドが1個しかなく、同じベッドで寝ていたと振り返っていました」(同)

 このエピソードを受けて、映画『おそ松さん』の公式Twitterアカウントが「カラ松」(岩本)「一松」(深澤)と役名を使ってツイート。「カラ松からの密告ザンス 寝る時に気をつけした体勢でうつ伏せになる一松が想像つくザンス そして1つのベッドで寝れるくらいの仲良しザンスね びっくりザンス カラ松と一松は仲良しザンス」と投稿した。

 これに対し、原作・アニメファンが大激怒。「『カラ松と一松は仲良し』の一言にモヤっとした。ちゃんとアニメを見てから発言して……」「キャラクターとキャストの線引きはしっかりしてほしい。この文章は原作へのリスペクトが感じられない」「原作キャラクターとSnow Manメンバーの関係は別物だよ」「公式アカウントが原作軽視しすぎ」などと、批判が相次いでいる。

 なお、Twitterの口調は語尾に「ザンス」をつけているだけに、『おそ松さん』の登場人物・イヤミの口癖を意識しているとみられるが、「Snow Manファンからすればうれしいエピソードだけど、カラ松と一松の話ではないし、イヤミのキャラ設定も崩れていて悲しい」「イヤミはそんなキャラじゃない」といったダメ出しも。総じて、Twitterの担当者が作品の“世界観”を台無しにしていると感じているようだ。

「Snow Manファンからもドン引きの声が聞かれます。『Snow Manと「おそ松さん」のキャラの関係性は異なる部分がある。メンバーとキャラ名を重ねないほうがいいと思う』『映画化よりもずっと前の話を“一松とカラ松のエピソード”として扱うのは、原作のキャラや関係性を無視してる』『これで役者の印象が下がるのは勘弁してほしい。削除するかフォローのコメントを出してください』といった意見がネット上に上がっています」(同)

 当該する投稿の削除を願う声も出ているが、23日午後7時現在、ツイートは消されていない。封切り直前にミソがついてしまったSnow Man主演の『おそ松さん』だが、せめて作品のファンが満足するような仕上がりになっていることを願いたいものだ。

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