なにわ男子が出演する、価値観アップデートバラエティ『まだアプデしてないの?』(テレビ朝日系)。同番組では、大西流星の「アプデメイク部」、大橋和也の「まかない飯修行」など、それぞれの得意分野を生かした企画が行われており、3月26日放送回では、メンバーアップデート企画第3弾として「高橋恭平の漁港めし部」が始動した。
「漁港めし部」は、魚をさばくことが大好きだという高橋が、日本各地の漁師から魚さばきのコツと漁師めしを学ぶという企画。ロケ冒頭、1人でコーナーを持つことに「だいぶ不安ですね」と漏らす高橋の前に、「何グチグチ言ってるんですか?」と、「漁港めし部」部員として女優でモデルの土屋アンナが登場。「ちょっとあなたジャニーズでしょ? そんな『できない、できない』とか言って」と活を入れ、その勢いに高橋は後ずさり。
また、スタジオでVTRを見ていたなにわ男子メンバーからは、「えっ、まじで!?」(大橋和也)、「部員、強っ!」(西畑大吾)と驚きの声が。「このオファーよく受けてくれましたね?」と尋ねる高橋に、土屋は「漁師の“漁”と“海”という字があったら、土屋は(仕事を)受けるんです」と、返していた。
そんな2人が今回訪れたのは、千葉県勝浦市の漁港。漁師の渡辺清志さんから、東京では1尾5,000円はする高級魚の「キンメダイ」を提供してもらえることになり、土屋が「うちの子をよろしくお願いします」と高橋を紹介しながら頭を下げる場面も。VTRを見ていた番組進行役の三谷紬アナウンサーは、「お母さんみたい」とこぼしていた。
魚をさばく技術を上げるため、今回高橋は3枚おろしと薄造りが必要な“キンメダイのしゃぶしゃぶ”を作ることに。清志さんが見守る中、魚のうろこを取る高橋に、土屋が「魚の中で一番好きなのは何ですか?」と質問すると、高橋は「え~……」と思案。
すると土屋が小声で「ここはキンメって言うのよ」とアドバイスし、高橋は「キンメです、キンメです!」と元気よく回答。「そういうの大事だから。漁師さんにもアピールを」と土屋からさらなるアドバイスをもらった高橋は、すかさず漁師さんのほうを向き「キンメ大好きです!」と猛アピールした。
その後、手際よくキンメダイをさばいていった高橋だが、緊張したのか身はボロボロに。そこで、包丁の入れ方などさばき方のコツを渡辺さんから伝授してもらうと格段に上達し、柳刃包丁を使った薄造りも成功。キンメダイのしゃぶしゃぶを堪能すると「この企画最高っすね!」と満面の笑みを浮かべた。
さらに、「大橋和也に申し訳ない」ともコメント。毎回、師匠たちに怒られながら“まかない飯修行”をしている大橋だが、「あの料理企画、厨房立ってみんな緊張して。僕は笑顔でやってます!」と高橋は満足気。そんな高橋の様子を見た大橋は、「もうちょっと厳しくやって! ほんまに」と苦笑い。あまりにも楽しそうな姿に、大西流星からも「初めてVTR見て、怒られてほしいと思いました」とクレームが入ってしまった。
その後は、もう一つの勝浦名物だという伊勢海老をさばくため、渡辺水産の渡辺義仁さんの元を訪れた高橋と土屋。すると、「見たことあるな。高橋くん」「うちの娘たちがよく見てるから」と自身を知ってくれていたことに、高橋は「えー! 男性の方に知られてるというのはすごいうれしい」と大喜び。
そんな高橋に、土屋は伊勢海老を持たせ「顔のところに」「お、いいアングルだよ~」と指示しながら、自らカメラで撮影。料理の助っ人のみならず、高橋の良いところも引き出していた。
高橋は伊勢海老もきれいにさばき、「伊勢海老の具足煮」を作ると、最後は「アワビの肝みそあえ」作りにも挑戦。
アワビを貝から切り離す際、“肝をつぶさないこと”が大事だが、うっかり潰してしまった高橋は義仁さんから「一番やっちゃいけないことしちゃった」と指摘され、天を仰ぎ撃沈。さらに、身を薄くスライスするはずも、分厚く切ってしまうという大失態を犯す。
それでも土屋は怒らずに、「でも、いいね~」と優しくフォローしていたが、高橋の「プリプリ、口の中で。トランポリンくらいポンポンやもん」という摩訶不思議な食レポは、「なんか言ってるけど」と華麗にスルー。そして「アワビの肝みそあえ」をつまみに、土屋は勝浦の地酒を飲みながら「うまいっ!」と声を上げ、豪快にロケを締めくくっていた。
なお、高橋によると土屋からロケの最中に「なんで『アプデ、アプデ』って言うの?」って聞かれたそうで、番組名を教えたところ「今知った」と言われたとか。
この日の放送に、ネット上では「土屋アンナさんがロケのやり方とかツッコミとかしてくれて面白かった!」「土屋アンナさん、姉御肌すぎて、バチバチの師弟関係築きそう!」「土屋アンナと恭平のヤンキー姉弟感が良い」「あれぐらい尻たたいてくれる方のほうが恭平くんに合ってる気がする」「ナイスキャスティング」「また2人でロケ行ってほしいな〜!」などの反響が寄せられていた。