Snow Manの6thシングル「ブラザービート」が、3月29日付のオリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を獲得。初日売り上げは58万3,425枚で、昨年12月発売の前作「Secret Touch」の記録を約5万枚も上回る好スタートを切った。公式YouTubeチャンネルにアップされているミュージックビデオなどにも絶賛のコメントが相次いでおり、Snow Man主演の映画『おそ松さん』とともに大きな盛り上がりを見せている。
表題の「ブラザービート」は、3月25日に公開初日を迎えた映画『おそ松さん』の主題歌。Snow Manが所属するレーベル・MENT RECORDINGの公式サイトでは、「今までのSnow Manにはない楽しいパーティーロック。映画の世界観とも重なりつつ、9人それぞれの個性が際立つラップの掛け合いとわちゃわちゃ感が楽しめる楽曲」と紹介されている。
「『おそ松さん』でおなじみの『シェー』のポーズが入ったダンスや、中国語で1~4までの数字を表す『イーアルサンスー』などユニークな歌詞も特徴的です。初回盤A・B、通常盤の3種リリースで、初日だけで58.3万枚という大ヒットを遂げました。ニュースサイト『ORICON NEWS』の記事によれば、『初日で50万枚超えを記録し、初日売上にして今年度【※】最高初週売上を超えた』(【※】今年度は、『2021/12/27付』よりスタート)とのこと。発売1日目にしてミリオン(100万枚)の半分となるハーフミリオンを達成しました」(ジャニーズに詳しい記者)
なお、『おそ松さん』は全国200館で上映が始まり、3日間の動員が45万8906人、興行収入は6億4283万円だと発表されている。人気のテレビアニメの実写版とあって、制作が決定した段階では反発の声も強まっていたが、ひとまず公開直後の客入りは絶好調。2022年公開の邦画でナンバーワンスタートの記録だと報じられている。
主題歌の「ブラザービート」も好調で、Snow Manの公式YouTubeチャンネルに公開された動画「『ブラザービート』Music Video」(3月2日公開)は、30日時点で1447万台と驚異的な再生回数を誇っている。同じく「『ブラザービート』Dance Practice」も675万台と高記録だ。
「2本の動画のコメント欄にはSnow Manファンの書き込みが並んでいるほか、映画の影響もあり、『「おそ松さん」のファンで、実写映画を見てSnow Manにハマった』『実写の「おそ松さん」なんてやめてほしいと思っていたのに、この曲の中毒性にやられて映画を見に行った。ダンスうますぎる』という感想も見受けられました。日本語だけではなく、中国語や英語でのコメントもあり、とにかく幅広い層から支持を得ていることがうかがえます」(同)
さらに、「ジャニーズのことはあまり知らないけど、この曲はずっと耳に残っていて、口ずさんじゃう」「気がつくと口ずさんでる。久しぶりにジャニーズのCDを買った」「ジャニーズに興味ないけど、この曲は中毒性がヤバくて毎日聞いてる」「K-POPのファンだけど、この曲は好き! ダンスもカッコいいし、みんな楽しそうに踊っているから、見てるこっちまで楽しくなる」「K-POPファンです。ダンスが揃っていて、見てて気持ちいい!」との声も。今作によって、“新規ファンの開拓”に成功したようだ。
主演映画自体も今年最高のスタート記録を作り、その主題歌も今年度の最高初週売り上げを樹立したSnow Man。この勢いはどこまで続くのだろうか。