King&Princeにとって初となる4大ドームツアー『King & Prince First DOME TOUR 2022 ~Mr.~』が、4月2日・3日の福岡・福岡PayPayドーム公演を皮切りにスタートする。2018年5月にCDデビューしたKing&Prince(以下、キンプリ)にとって待望のドームツアー開催となったが、福岡公演は一部のチケット売買サイトで“定価割れ”しており、ジャニーズファンの間に衝撃が広がっている。
今ツアーは4月2日・3日の福岡に続いて、大阪・京セラドーム大阪(同8~10日)、東京・東京ドーム(同16~18日)をまわり、5月14日・15日の愛知・バンテリンドームナゴヤ(ナゴヤドーム)でファイナルを迎える。
昨年7~9月にかけて行われた『King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense~』はアリーナやホールクラスの会場を巡ったが、チケットの落選報告が相次ぎ、ファンクラブに入っている多くのファンが「キンプリはドームクラスのコンサートじゃないと入れない」「キンプリはもうドームクラスの人気だよね。チケットが落選ばかりでヘコむ」と嘆いていた。
デビューから4年、念願のドームツアーが決まるも、最初の地点・福岡公演が迫るにつれて、売買サイトに出品されたチケットは“値下がり”していったようだ。
「ファンクラブでの料金は7,500円(税込)で、QRコード方式のデジタルチケットのため、会場で発券するまで座席は不明です。3月31日時点で最も安いチケットは半額以下の2,200円ですが、これはすでに『取引中』。このほか、3,800円や、4,000~6,000円台も数多く出ているものの、定価以下にもかかわらず売れ残っています。ただ、転売チケットに抵抗がある人は売買サイトを通じて買うこともないのでしょうし、新型コロナウイルスはいまだ予断を許さない状況にあるだけに、福岡までの遠征は難しいと判断したファンも少なくないのでは」(ジャニーズに詳しい記者)
なお、4月3日はキンプリメンバー・高橋海人の誕生日。公演当日は何らかのお祝いやサプライズの演出が予想され、特別な公演となりそうだが、こちらもやはり売買サイトでは4,000円台で入手可能だ。
キンプリは若手ジャニーズの中でも勢いのあるグループとあって、事態を把握したジャニーズファンからは「キンプリですらドームのチケットが定価割れしていてビックリ」「キンプリのチケットが定価割れどころか、もはや半額になってる……」「初日公演なのに定価割れしてるし安すぎじゃない?」などと衝撃を受ける声や、「定価割れしているところをみると、キンプリのドームツアーはまだ早かったのかな」「キンプリで定価割れするなら、若手グループのドーム公演はしばらくなさそう」などの指摘が上がっている。
また、キンプリファンも「記念すべきドームツアー、最初の福岡公演でキンプリに空席を見せたくない」「福岡公演、席が埋まるのか心配。まさか定価割れするとは思わなかった」「キンプリのチケットが定価以下になってるとか悲しすぎる」とショックを隠せない様子だ。
「とはいえ、大阪、東京、愛知は福岡ほど暴落しておらず、3月31日の段階だと定価割れしていません。つまり、スタートを切る福岡が異例なのでしょう。ちなみに、公演が始まってジャニーズJr.の出演有無やセットリストなどが判明すれば、売買サイトのチケットもはけやすくなり、福岡以降のチケットが高騰するのではないかと、指摘する声もありました」(同)
キンプリメンバーといえば、神宮寺勇太は4月期の深夜ドラマ『受付のジョー』(日本テレビ系)で主演を務め、木村拓哉主演の4月期ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)には高橋が出演する。岸優太はゴールデンタイムのバラエティ『VS魂』(フジテレビ系)にレギュラー出演しているほか、初主演映画『Gメン』が今秋に全国公開となる予定だ。
さらに、今年1月に始まった冠バラエティ『King & Princeる。』(日本テレビ系)は、4月から土曜午後1時30分開始の枠に変わり、放送時間も30分から1時間に拡大が決定している。グループや個々の仕事は順調であり、多くのファンを擁している一方で、福岡のドーム公演のチケットが定価割れしてしまった。
果たして、キンプリの福岡公演は満員の中で開催されるのか、それとも“空席祭り”となってしまうのか……?