• 日. 12月 22nd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

4月期ドラマ、木村拓哉『未来への10カウント』と綾瀬はるか『元彼の遺言状』は「視聴率2ケタ台連発」と関係者期待! 今田美桜『悪女』には厳しい声も

 4月になり、新たな連続ドラマが間もなくスタートする。春ドラマはほかのシーズンに比べて視聴率が安定しやすい傾向にあるため、各局とも高視聴率を狙って準備を進めてきたとみられるが、「期待されている作品が多い中、残念ながら悪い意味で話題を集めているドラマもある」(テレビ誌ライター)ようだ。

「4月期は、滝藤賢一と広瀬アリスのダブル主演作『探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り』(日本テレビ系)や、なにわ男子・道枝駿佑が“5代目・金田一一”を演じる『金田一少年の事件簿』(同)など、人気シリーズの“新作”が放送されます。ほかにも、道枝と同じくジャニーズ事務所所属の嵐・二宮和也が主演する『マイファミリー』(TBS系)や、木村拓哉主演の『未来への10カウント』(テレビ朝日系)など、演技力、知名度ともに申し分のない俳優を主役に据えた作品も。特に木村のドラマに関しては、業界内でも『好視聴率が期待できる』と目されています」(同)

 今月14日スタートの『未来への10カウント』で木村が演じるのは、元アマチュアボクサー・桐沢祥吾。高校のボクシング部コーチとなった桐沢が学生たちと向き合い、時には衝突しながら、お互いに成長していくという青春群像劇だ。共演者には満島ひかりや安田顕、King&Prince・高橋海人、山田杏奈、村上虹郎らが名を連ねている。

「スポーツドラマにして学園モノの要素があり、感動ポイントも多い王道ストーリーなので、幅広い層に支持されるでしょう。また、人気俳優が揃っている上、同作が放送されるテレビ朝日の『木曜ドラマ』枠には、もともとファンがついている。かなりの制作費を投入しているようですし、世帯平均視聴率は最低でも13~14%を保っていけるのでは」(芸能プロ関係者)

 しかし、そんな『未来への10カウント』以上に「数字を取りそう」と言われているのが、綾瀬はるか主演の『元彼の遺言状』(フジテレビ系)だという。

「フジテレビの『月9』枠で今月11日に放送を開始する『元彼の遺言状』は、小説家・新川帆立氏の同題ミステリー(宝島社)の実写版。敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬)が、亡くなった恋人・森川栄治(生田斗真)の友人・篠田敬太郎(大泉洋)と共謀し、栄治の遺産を狙うというストーリーで、今期トップ候補の一つです。綾瀬がフジの連ドラに出演するのは、『鹿男あをよし』以来14年ぶり。今回『元彼の遺言状』を担当するプロデューサーやスタッフには“エース級”の人材が揃っているようで、それだけ局側が同ドラマに力を入れていることが伝わってきます。最近の『月9』は好調ですし、綾瀬ならその波に乗って、視聴率2ケタ台を連発できるでしょう」(

 綾瀬と同じく人気女優の土屋太鳳も、フジテレビ系の『やんごとなき一族』で主演を務める。放送開始日は、木村の『未来への10カウント』と同じ14日だが……。

「『やんごとなき一族』は、漫画家・こやまゆかり氏の同題作品(講談社)の実写版で、下町で母親と大衆食堂を営んできた主人公・篠原佐都(土屋)が“名家”の次男・深山健太(松下洸平)の元へ嫁ぎ、嫁姑問題や後継者争いに巻き込まれていくというストーリーです。実は、もともと今期、この枠で主演予定だったのは土屋ではなく別のキャストで、企画もまったく異なる内容だったそう。ところが、諸事情により『やんごとなき一族』が制作されることになり、土屋は後付けで起用されたといいます」(週刊誌記者)

 土屋といえば、15年上半期のNHK連続テレビ小説『まれ』でヒロインを演じたほか、話題作に多数出演してきた人気女優ではあるものの、残念ながら数字には恵まれていない。

「最近の連ドラ主演作は18年7月期の『チア☆ダン』(TBS系)でしたが、全10話の世帯平均視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とイマイチな結果に終わっています。さらに、昨年2月公開の主演映画『哀愁しんでれら』は、映画興収ランキング(興行通信社調べ)で初登場10位に入るも、翌週にはランク外となっていました。そんな土屋が主演する『やんごとなき一族』は、フジの“爆死枠”といわれる『木曜劇場』枠での放送ですし、うわさによれば『脚本もイマイチ』らしいので、なるべく視聴率を落とさないことを目標にするしかないのでは」(同)

 一方、今田美桜主演の『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)も、業界内での評判が厳しいようだ。

 こちらも、漫画家・深見じゅん氏の『悪女』(講談社)を実写化した作品で、日本テレビは1992年にも、石田ひかり主演で同作をドラマ化している。

「会社の総務で備品管理課に所属する主人公・田中麻理鈴(今田)が、先輩社員・峰岸雪(江口のりこ)から教わる“出世の極意”を武器に成り上がっていく物語ですが、原作が90年代の作品だけあって、現代においては古臭い印象の企画。今田と江口のメインビジュアルもパッとしません。原作の主人公に寄せているのであろう今田の“おかっぱ頭”はインパクトがありますが、それも正直『ダサい』印象を受けます」(前出・ライター)

 なお、同ドラマは日本テレビの「水曜ドラマ」枠で放送されるが、その裏ではフジテレビがヤンキードラマ『ナンバMG5』をオンエアする。

「水曜午後10時枠で放送される『ナンバMG5』も、漫画家・小沢としお氏の同題作品(秋田書店)を原作とする実写ドラマ。今期から新設された枠で放送されるだけに、視聴率は未知数ですが、主演の間宮祥太朗をはじめ、共演者の神尾楓珠、森川葵、SixTONES・森本慎太郎ら、若い視聴者層を取り込めそうな顔ぶれが揃っているだけに、業界内では『意外と新設の日テレに軍配が上がるのでは?』と期待されています」(同)

 いったいどのような盛り上がりを見せてくれるか、放送を楽しみに待ちたい。

By Admin