TOKIO・城島茂がレギュラー出演しているラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)。3月31日放送回では、リスナーからのメッセージをきっかけに、城島が“メンバー愛”をのぞかせる一幕があった。
城島の熱い発言が飛び出したのは「ゲスの勘ぐりHYPER」のコーナー。共演者のさらば青春の光(森田哲矢・東ブクロ)とドランクドラゴン・鈴木拓らが、“世の中にはびこるゲスいことやゲスい奴ら”をイジりまくるといった企画で、この日は「ゲスいと思う人は『自分のことは悪く言ってくれてもいいんで』と言う人です」との投稿を紹介した。
例えば、誰かが特定の人物の悪口を言った際に「○○のことを悪く言うのはやめてください。俺のことはいくら悪く言ってくれていいんで」と庇った場合、リスナーは「(他人が)悪く言われたものを利用して、自分をよく見せようとしている上に、自分にも酔って気持ちよくなっているように見えて、二重にゲスいな」と感じるそう。
こうした具体例を受け、「皆さんはどう思いますか?」と投げかけられると、城島は「いやでも、これは……。ちょっと僕は、なんやろ? 自分のことはいいけど、メンバーのことになるとけんかになりますね。年関係なしで。ただ、手出したりとか、言い返したりとか、『なんやねん』ってならないけど、心の中では拳握ってますよ。たぶんメンバーみんな一緒やと思う、ウチは」と語った。
森田が「リーダーがそれを言っても、この人(リスナー)は『なにを好感度上げようとしてんねん』みたいな」と返すと、「だから言わないですけど、TOKIOみんな、ちょっと血気盛んなところありますね」と明かし、鈴木は「スゴい! それカッコいいな」と感心した様子。加えて城島は、
「自らね、メンバーのことを悪く言うこともありますよ。立場上ね。守るって言ったら変やけど、やっぱり自分が言わんと。親がね、子どものことを人の前で叱るのと一緒で。そしたらほかの方が『そんなにせんでもいいじゃないの』じゃないけど。自分やから言えることはありますけど」
と、あえて厳しく言うこともあると告白。「『俺言うてもええけど、俺のおかんのことなんでお前が言うねん』。その感覚に似てるかな」とも話した。
最後に森田がリスナーの意向を汲み取りつつ、「『俺のことナンボ悪く言ってもいいけど』って言わんかったらいいんですよ」「『悪く言うのやめてくださいよ』だけでいいのよ。『私のことはいくら言ってもいいんで』って添えたらダメ」とまとめると、「なるほどね。(森田にそう)言われて、すいません。僕もゲスでした」と反省したのだった。
「城島が『立場上メンバーのことを悪く言う』ケースといえば、2018年4月に当時メンバーだった山口達也が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検された際のことが思い当たります。山口本人が同26日に会見を開き、『もし待ってくれている場所が、私の席があるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら』などとコメントしたが、城島は自身がMCを務める情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系、28日放送)で『ありえないでしょうね』と一刀両断。テレビで会見を見たという城島は『裏切りですよね』『(山口は)筋を通す男だと思っていたんですけどね。一番筋を通してない』と怒りをにじませていました」(ジャニーズに詳しい記者)
ちなみに、そんな城島が人前で声を荒らげたエピソードはほかにもある。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系、昨年11月28日放送)にて、後輩のSixTONES・森本慎太郎が現在は“仏”のような城島にも怖い時があったのかと質問。
すると、国分太一は城島がマネジャーに「うどん買ってきて」とお願いするも、間違えてそばを購入して戻ってきた出来事を回顧した。一見、些細なミスにも思えるが、城島は「うどん、言うたやろ~!」といら立っていたとか。
当人も、今年1月20日放送の『アッパレ』でこの話に言及。城島いわく、自分は関西出身とあって、そばよりもうどん派だといい、マネジャーに「そばちゃうで、うどんやで」と念押し。相手は「わかってます」と返事をしていたはずが、そばを買ってきたとか。そこで、ついつい「うどん、言うたやろ~!」と怒ってしまったところ、ほかのメンバーに「おとなげな」とあきれられてしまったという。
現在は城島、国分、松岡昌宏の3人体制で活動しているTOKIO。今後もリーダー・城島なりの方法で、メンバーやグループを守っていってほしいものだ。