• 月. 12月 23rd, 2024

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明日あなたが被害にあうかもしれない

園子温が女優3人に性加害! 日本映画界の「性暴力」告発、マスコミ界や“あらゆる業界”がひとことではない

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 ウクライナからの“避難民”20人が政府専用機で来日した。“難民”受け入れに非常に消極的な日本としては異例の厚遇だ。が、マスコミではウクライナ“難民”とは呼ばず“避難民”と表現している。いつものように“お上”からの要請で、今後の責任逃れのためか――。

第596回(3/31〜4/5発売号より)
1位「園子温が女優に迫った卑劣な条件 『オレと寝たら映画に出してやる!』」(「週刊女性」4月19日号)
2位「海老蔵 実母&義姉の次は…令嬢本命恋人にも見切られ破局」(「女性自身」4月19日号)
3位「伊藤健太郎 謹慎中の支えてくれた人たちに感謝を――『この歳になって、親を泣かせてしまった』」(「女性自身」4月19日号)
※ 「女性セブン」は合併号休み

 またまた出たか。「週刊文春」(文藝春秋)が報じた映画監督で俳優の榊英雄による「性行為強要」の余波が止まらない。榊の“朋友”でもあり、名バイプレーヤーとして活躍していた木下ほうかに性強要の“常習”が報じられ、事務所から契約解除、芸能活動の無期限休止となったが、今回もまた映画界の大物監督による性強要、性加害を「週刊女性」がスクープした。

 その監督とは『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』などで世界的にも評価が高く、カルト的人気のある園子温だ。これまで以上に大物である。そして「週女」には、実際に性被害にあったとされる女優3人が、その詳細を赤裸々に証言しているのだ。それは榊、そして木下に勝るとも劣らないあまりに卑劣なものだった。

 「女はみんな、仕事が欲しいから俺に寄ってくる」「主演女優にはだいたい手を出した」――これは園が自身の作品に出演したある女優に自慢した言葉だという。さらに別の女優にも「手を出したやつには仕事を与えている」と悪びれる様子もなく話したらしい。

 つまり園は女優たちに“仕事が欲しかったら俺と関係を持て”と言いたいのだろう。実際、ある女優は園にシティホテルに呼び出され、“俺は仕事あげるよ”と言われて関係を持ったことを証言している。この女優は園の“変わった”性癖も含めて証言しているだけに生々しい。

 さらに別の女優は、園の部屋で襲われたが辛くも逃げ切った。しかも問題は、園の部屋に行った経緯だ。彼女はある男性俳優から誘われて園の部屋に行き、しばらくすると俳優はなぜか姿を消した。つまり俳優も“グル”だったということだ。

 記事では実際の被害者だけでなく、映画関係者からの園の悪評やうわさも紹介されるが、それらはすべて映画監督という“権力”、キャスティング権という“権力”や“立場”を利用したもので、あまりに卑劣だ。

 一方で、こうして連鎖的に性被害を告発する動きは貴重でもある。2017年にアメリカで始まった#MeToo運動は世界中で大きなムーブメントとなった。世界中で性暴力にあった人々が声をあげた。いい意味で連鎖した。ハラスメントや性被害を告発するきっかけとなり、勇気ともなった。

 今回映画界で勃発した性暴力問題だが、しかしあらゆる業界にはびこっている。もちろん、それを報じるマスコミ界にも。だからこそ、この動きを止めてはいけない。

 小林麻耶の壊れっぷりが大きな話題になる中、義弟の市川海老蔵にも火の粉が飛びまくっている。先週は「女性セブン」が、SNSを通じて複数の女性と逢瀬を繰り返す、海老蔵の“乱倫実態”をスクープしたが、今週も「女性自身」が海老蔵の女性関係にスポットを当てた。

 「自身」記事によると、複数の女性と密会を重ねる海老蔵だが、しかし“本命”の恋人が存在したというのだ。しかも、そのお相手は昨年「週刊ポスト」(小学館)が報じた“二股交際”の一人だというのだから驚きだ。

 まずは「ポスト」が昨年10月に報じた二股交際を簡単に説明しよう。公演のため岡山に滞在していた海老蔵は、実は都内在住の女性A子さんを同伴させていた。そして、ステーキデートやホテルデートを楽しんだという。だが、それだけでは終わらない。翌日鳥取に移動した海老蔵は、宿泊先の高級旅館でB美さんと逢瀬。その翌日にはB美さんとサイクリングデート――。そして今回、「自身」が本命と報じたのが、ほかならぬこのB美さんだというのだ。

 「自身」によればこの女性、ひいき筋の紹介で知り合った関西在住の令嬢だという。しかも海老蔵は今年正月に知人に対し「ゆくゆくは彼女と再婚したいんだ」と語ったとも。だが、しかし――。どうやら先週の「セブン」報道でB美さんの堪忍袋緒が切れたのか、海老蔵と連絡を取らず、すでに別れる決意をしたらしい。

 麻耶からの攻撃だけでも大変そうだが、加えて本命恋人からも愛想をつかされた海老蔵。自業自得だが、記事にはこのB美さんだけでなく、実母の希実子さんとも関係に亀裂が入っていることが紹介される。どんどん離れていく女性たち、周囲の女性たちの相次ぐ離反、というのが記事の骨子だ。

 こんな情けない記事を書かれてしまうのが今の海老蔵か。天下のモテ男・海老蔵も、踏んだり蹴ったり。

 2020年10月、交通事故を起こして逃げようとして逮捕されてしまい、芸能活動休止に追い込まれた若き俳優・伊藤健太郎。21年10月からぼちぼち復帰し始め、先月3月26日には初のファンクラブ限定イベントに出席した。

 その様子を「女性自身」が巻末グラビアで報じているが、そこで伊藤が語った言葉を見てちょっと心配に。

「今は恋愛も封印して仕事に頑張りたい」

 え、こんなこと公言しちゃって大丈夫。昨年、恋人の山本舞香との破局が報じられたが、今年2月には山本が夕食の材料を買い込み、伊藤のマンションを訪れたことを報じられたばかり。

 大丈夫か? 恋愛封印宣言。こんな余分なことを言わなきゃいいのに。相変わらず甘い。そして、この2人の熱愛続行を報じたのは、ほかならぬ「女性自身」(3月15日号)。しかし、そのことを記事で突っ込んでもいない。残念。

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