日本テレビ系の人気番組『行列のできる相談所』と『スッキリ』のサポートのもとで行われるオーディションプロジェクト『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』。参加希望者の応募締め切りは3月31日だったが、今月に入ってから“追加募集”が行われることがわかり、ネット上では「失敗しそう」と心配の声が相次いでいる。
同プロジェクトは、2月27日放送の『行列のできる相談所』内で発表され、YOSHIKI自ら「日本テレビさんからオファーをいただきまして、オーディション番組(をする)」と発表。さらに、グループの方向性について「世界っていうのがキーワード」「僕がポップなダンスグループをプロデュースする」「ヴィジュアル系というよりも、YOSHIKI系みたいな感じ」と説明していた。
「この時点では、3月末の応募締め切りがアナウンスされていましたが、同プロジェクトの公式Twitterは4月1日、後日に追加募集をかけると予告。5日にも『追加募集の詳細発表についてお待たせしております! 鋭意調整中です!』とツイートしていました。これを受け、ネット上では『人集まらなかったのかな?』『やっぱり応募者少ないんだろうな』などと臆測の声も目立ちます」(芸能ライター)
日テレといえば、韓国の芸能事務所・JYPエンターテインメントの創業者で音楽プロデューサーのJ.Y. Parkが審査員を務めたオーディション『Nizi Project』や、SKY-HIが代表を務める音楽事務所・BMSGが主催する『THE FIRST』などをバックアップし、どちらも大ヒットしたが、これらはデビュー後の所属事務所やグループのジャンルがある程度想像できるものだった。
「一方で、YOSHIKIが『YOSHIKI系みたいな感じ』と言っている通り、どのようなグループを目指すのかはっきりわからないため、以前からネット上では『音楽のジャンルも所属事務所も不明な状況で募集かけるとか、応募者の気持ちをまったく考えていない』『何やらされるのかわからないオーディションに応募する人っているの?』『本気で芸能界を目指している人は、恐ろしくて応募しないだろ』といった疑問の声が相次いでいました」(同)
また、3月31日には、YouTubeとニコニコ動画の「YOSHIKI CHANNEL」にて、YOSHIKIと日本テレビスタッフによる同プロジェクトのリモート会議の様子が、有料会員向けに配信された。
「ここでYOSHIKIは1組以上デビューさせる可能性を示唆していましたが、やはりオーディションの方向性は明言されず……。YOSHIKIといえば、2016年6月に『世界に向けた新たなビジュアル系ガールズバンド、その名もLady's X(レディースエックス)をプロデュースする』と発表し、フジテレビ系情報番組『めざましテレビ』が『We are Lady's X』という企画名で密着していましたが、17年5月にYOSHIKIが頸椎(けいつい)人工椎間板置換手術を受けたあたりからうやむやになり、いつの間にか消滅。今回も同じような結末にならないことを祈るばかりです」(同)
YOSHIKIファンからも、「よっちゃんの性格上、周囲が振り回されて終わる気がする」「これ、今やること? それよりX JAPANの活動をなんとかしてよ」「企画自体固まってないのに、安請け合いして大口叩いちゃうのは、いつものよっちゃんって感じ」などと不安視する声が相次いでいるが、果たして……。