――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。
B美 今年1月からレギュラーがスタートしたKing&Princeの冠番組『King&Princeる。』(日本テレビ系)が、4月2日から毎週土曜の午後1時30分に移動して、60分番組に拡大したね。ファンはずっとキンプリの冠番組を待っていたし、始まって3カ月で30分から60分にパワーアップするなんて、うれしいだろうなあ。
C子 4月スタートの神宮寺勇太主演ドラマ『受付のジョー』(同)の主題歌「踊るように人生を。」のシングルも4月13日にリリースされるし、キンプリは絶好調だね。そういえば、「J-GENERATION」2022年4月号(鹿砦社)の巻頭特集もキンプリだったよ。昨年7月~9月開催の『King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense~』の未公開フォトギャラリーだって。
B美 キンプリはやっぱり、顔面偏差値が高いから2~3ページの王子様っぽい衣装とかがよく映えるよね! 7ページの平野紫耀は水色の特攻服を着てるけど、これも何気に似合う。ファンのレポートで見たことあるんだけど、神宮寺とのユニット曲「ツッパリ魂」で着てたってやつかな?
C子 神宮寺も19ページで赤い特攻服を着ているから、たぶんそうだと思う。平野は特攻服をオシャレに着こなしてる感じだけど、神宮寺は“本物のヤンキー”感があるね(笑)。ところで、8ページの赤い衣装で突っ立ってる平野は、なんでこんな悲しい顔してるの? 演出で紙吹雪が舞っているようだけど、株で大損したとか、外れた馬券が降ってきてあぜんとしてる……みたいな感じ。
B美 ちょっと、アイドルになんてこと言うの!? でも、この瞬間に何があったのか気になることはたしか(笑)。写真だけじゃなくて、「ツアーこぼれ話」「MCピックアップ」という読み物ページもあるから、コンサートに参加できなかった人や、キンプリに興味があるけど、まだコンサートに行けてない人も楽しめる特集かもね。
C子 4ページの「MCピックアップ」は、メンバーが自宅の話をしてて興味深いよ。岸優太が「最近さ、寝る時のマットレス痛いんだよね」と切り出したことから会話が始まって、平野が神宮寺に「ジンは寝る時ないとダメなものあるよね? なんていうやつだっけ?」と聞くの。そしたら神宮寺が「……(小声で)ねんね」と一言。神宮寺の言う「ねんね」は、タオルなんだって。
B美 何それかわいい! 大人になってもお気に入りのぬいぐるみやタオルケットを触らないと落ち着かないって人、いるよね〜。平野が「家に行ってもずっとちねちねしてて、貸してくれないの。だから俺は床にふとん敷いて寝た」と証言してるわ。
C子 今の「ねんね」は10代の頃から使っていて、これが2代目なんだ。コンサート内で特攻服を着て、凄んでた人とは思えない(笑)。そんなギャップも、ファンにとっては萌えポイントだよね!
B美 キンプリの次は「ABC座 ジャニーズ伝説2021 at Imperial Theatre レポート」もあるよ。A.B.C-Zは今、河合郁人がバラエティで大活躍してるね。グループでは地方局に『あっぱれ!A.B.C-Z』(テレビ熊本)っていう冠番組を持っていたり、河合くん以外のメンバーも個人で情報番組やバラエティのレギュラーに出てる。
C子 そんな小忙しいA.B.C-Zが毎年やってる舞台が、“えび座”こと『ABC座』なんだよね。特にこの『ジャニーズ伝説』という演目は、ジャニー喜多川前社長が生み出した初代ジャニーズの実話をもとにしたミュージカルだから、“ジャニーズ事務所の教科書”ともいえる作品。A.B.C-Zファンのみならず、ジャニーズ好きなら一度は見たい!
B美 私も以前の公演を観劇したけど、2021年バージョンは出演者が豪華でビックリしちゃった。元光GENJIの佐藤アツヒロに加えて、ジャニーズJr.は7 MEN 侍、Jr.SP、少年忍者の一部メンバーも抜てきされてた。
C子 24ページに野球のユニフォームを着た少年たちがいるから、パッと見は「何のシーン?」って困惑しそうだけど、そもそも初代ジャニーズって、野球チームのメンバーから4人が選ばれたんだよね。
B美 このえび座では、戸塚祥太がジャニーさんの役で、残る4人のA.B.C-Zが初代ジャニーズを演じたんだ~。25ページ下の写真、なんだか五関晃一がめっちゃ笑顔で楽しそうだね。1人だけ床に足を広げて座っている河合くんも満面の笑みを浮かべているし、なぜか2人だけコメディの空気感で不思議。ほかの3人はわりと真面目な表情なのに(笑)。
C子 ちょっと!! 29ページ上の五関さん見て!! 7 MEN 侍メンバーが楽器を弾いている横でノリノリな様子なんだけど、まるで授業参観に来たお父さんみたいじゃない!? さっきからスゴい楽しそうじゃん(笑)。
B美 ホントだ(笑)。愛息子の成長を見守る保護者か、音楽の先生って感じ。これ、衣装もクラシカルなジャケットスタイルだから、より“お父さん感”が出ちゃってるのかも。31ページの下の写真は、センターに主演の河合&五関がいて、その脇をJr.が固めているっていう構図なんだけど、ジャニーズの舞台を象徴する1枚のようでとてもいいね。
C子 一方で、今回の特集を見てちょっと疑問に思ったことが……。全体的に7 MEN 侍の写真が多いんだけど、32~33ページなんて、A.B.C-ZよりもJr.がメインで扱われてるのよ(笑)。「第2幕はショーステージ。ジャニーズメドレー全28曲が披露されました」と書いてあって、Jr.が横並びになってるカットが見開きで使われてるじゃん? でも、座長のA.B.C-Zは端に追いやられてて、写真も小さい。正直、これはツッコまざるを得ないわ。
B美 た、確かに……。46~47の少年忍者のページも、ステージ前方にいるA.B.C-Zにはピントが合っていなくて、後ろの少年忍者がキレイに写ってるし。でも逆に考えれば、舞台のレポートは主演をフィーチャーするけど、「Jジェネ」はバックのJr.にこれでもかというぐらいフォーカスしてる。ほかの雑誌とはまた違う構成になっていると思うから、Jr.目当ての人、特に7 MEN 侍ファンは「Jジェネ」を買うべきかもね。
C子 キンプリも去年のツアーの未公開フォト特集だったし、えび座も蔵出し写真があるといいな~。今後の「Jジェネ」に期待!
B美 あとは、我々の大好きな「ジャニーズ王子様図鑑」が今号にもあったよ。取り上げてるのはジャニーズWEST・小瀧望とキンプリの永瀬廉。正直、この組み合わせは「そう来たか!」って予想外だった。でも、顔面レベルの高さ、関西出身、俳優業も好調……という共通点がある2人を並べているのは理解できるね。
C子 過去には、KinKi Kids・ 堂本光一&Sexy Zone・中島健人、Hey!Say!JUMP・山田涼介&キンプリ・平野という、“王子様といえば彼らでしょ!”って2人をピックアップしていたよね。でも、新しい王子様を発見するって意味では、今回の人選はすごく納得。小瀧&れんれんは、新しいものから古い写真にさかのぼっているみたい。小瀧は容姿があまり変わらないけど、91ページのれんれんはデビュー前ってこともあって幼く見えるな~。
B美 90ページには、小瀧が早朝4時にれんれんに電話したエピソードとか、2人の交流にも触れてるね。早朝4時に電話する情報だけで、この2人が相当仲良しなのが伝わってくる(笑)。
C子 関西Jr.時代はグループこそ違ったものの、切磋琢磨した関係だから、仲が良いんだろうね。あとは、「長尾謙杜 元気でキュートなみんなの弟」(52~58ページ)「なにわ男子 スタートダッシュの快進撃」(72~79ページ)と、なにわ男子の特集もあるんだ。
B美 読み物系ページでは「ジャニーズ基礎のキソ Vol.94 下積みの長いジャニーズたち」(60~65ページ)「関西系 舞台で活躍する実力派・個性派たち」(80~83ページ)も、なかなか興味深い内容だったよ。何より、83ページの「ありがとう! 古謝那伊留」はさすが「Jジェネ」だなと思った。
C子 かつて、Jr.内ユニット・Love-tuneに所属していた安井謙太郎、関ジャニ∞・渋谷すばる、錦戸亮、元King&Prince・岩橋玄樹が退所した時も特集を組んでいたけど、最終的にユニットには無所属だった関ジュの子までしっかり送り出すなんて! 古謝くんは1月10日に退所後、すぐにTwitterやインスタグラムを開設して、ファンや関係者にあいさつしてたよね。今は俳優業もやりつつ、インフルエンサーとしても活動してるみたい。
B美 へぇ~、頑張ってるんだね。しかしまあ、「Jジェネ」4月号もJr.からアツヒロ、退所したメンバーまで網羅していて、見応えがあったわ。次号も楽しみ~!