家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。
<今回のお悩み>
「彼氏がゲームばかりで自分を優先してくれない」
プゥ美ねえさんこんばんは。私は年上の彼と2年ほど付き合っているのですが、オンラインゲームにハマっている彼は、「今友達とゲーム中だから」「好きな実況者の配信があるから」と、一緒に居てもゲームばかりでなかなか私を優先してくれません。また、ゲーム中が彼の口調がキツくなり、暴言を吐くこともあるので、怖くなるときもあります。
私との時間を作ってもらえるようにお願いしたこともありますが一向に変わる気配はありません。私には趣味がないのでゲームにハマれば、一緒に2人できるかもと思い、「私もやってみようかな」と言ってみたものの、「お前には無理」と言われて思わずカチンときました。でも、彼のことはまだ好きなので、別れたくはありません。このまま目をつむるべきでしょうか?(りおりお、29歳)
【プウ美ねえさんの回答】
二人の男がベッドで楽しんでいる間、それに背を向け、ゲームに没頭する男。やがて二人に誘われしぶしぶ(?)お遊びに参加する、という内容のゲイ向け映像作品を複数本みたことがあります。洋物でした。もしかしたら洋の東西・性別を問わず「こちらの気持ちを無視してなにかに没頭する人」にモヤモヤムラムラしてしまうスイッチが私たちのなかにあるのかもしれません。
まず、今あなたは恋の真っただ中にいる状態だということを自覚してください。まさに味わい時です。好きでもない男がゲームに没頭して背中を向けていても、なにも感じないでしょう? ほっておかれて辛いのは、独占欲があるからです。プレイだと思って楽しむのもひとつの方法です。背後でのオナニーを実践してはいかが。そこまで大胆になれないなら、せめて「イチャイチャしようよぉ~」と甘えているご自分の姿を録画するべきです。そのような輝く季節は短いもので、老人になると「人の気持ちは左右できない…」「むりに触れ合っても虚しい…」などと考えてしまい夢中の恋ができません。今のうちです。あとから自分の映像を見返せばきっとほろ苦い気持ちになれて、おつなものです。
とはいえ若い時間は有限なので、「○回以上シカトされたら付き合い解消」など限度を決めるのもよい手です。趣味のゲームで恋人を不快にさせる男が、将来おもいやりのあるやさしい伴侶に変わるとは思えません。あなた次第で、期間限定背後オナニー用のズリネタとして消費してもよいものです。
【今月のエプロンメモ】
どんなことであれ「お前には無理」と決めつける人、可能性を否定する人と一緒にいていいことはありません。おねえさんだったら即「お前が開発したゲームじぇねえだろうが」言い返してケンカします。真剣な話をしたいときは、ぜひゲーム環境のない場所を選びましょう。
<お悩み大募集>
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