高橋一生が主演を務めるTBS系連続ドラマ『インビジブル』が4月15日からスタートしたが、ネット上では「海外ドラマのパクリでは?」と訝しむ声が相次いでいる。
同作は、佐藤隆太主演『ROOKIES』(2008年)や福山雅治主演『集団左遷!!』(19年)など、TBS系の連続ドラマも手がけてきた脚本家・いずみ吉紘氏によるオリジナル作品。高橋演じる警視庁「特命捜査対策班」所属の警部補・志村貴文と、柴咲コウ演じる犯罪コーディネーター・キリコがバディを組み、警察すら存在を知らない凶悪犯「クリミナルズ」を追う犯罪エンターテイメントだ。
志村とキリコの出会いが描かれた第1話では、東京・渋谷駅前で爆発が発生。街頭ビジョンに現れた謎の人物は、新たな爆破予告とともに、「私が欲しいのは、志村貴文」と志村の身柄を要求。その後、志村が指定された場所に行くと、謎の女・キリコ(柴咲コウ)が待っており、自身は爆破の実行犯ではなく、犯人は別にいると告げる……という展開が描かれた。
なお、初回の世帯平均視聴率は9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ここ最近、視聴率不振が続くTBS系の「金曜ドラマ」枠において、初回で9%台をマークしたのは、昨年4月期の北川景子主演『リコカツ』(初回9.7%)以来、1年ぶりとなる。
「同枠にしては“好発進”といえる『インビジブル』ですが、ネット上では『高橋一生の演技の熱量に圧倒された』『柴咲コウの金髪ショートがかっこいい!』と好意的な声が上がる一方、無骨で暴力的な主人公を演じる高橋に対して『配役ミスでは?』『高橋一生のイメージとかけ離れていて、しっくりこない』『体鍛えてるシーンもあったけど、全然強そうに見えなくて残念』といった声も。中には、志村の行き過ぎた捜査を問題視するキャリア監察官役の桐谷健太と『逆のほうがよかった』という指摘も見られます」(芸能ライター)
また、放送前から一部では、アメリカの犯罪サスペンステレビドラマシリーズ『THE BLACKLIST/ブラックリスト』と設定が「似ている」と指摘されていた同作。初回放送後に、その声はさらに増えているようだ。
ジェームズ・スペイダー主演の『ブラックリスト』は、国際的な犯罪者・レッドが自らFBIに出頭し、免責と引き換えに情報提供を申し出るストーリー。13年にシーズン1が開始し、昨年10月にはシーズン9の放送がスタート。今年2月には、シーズン10の製作も発表され、同シリーズは現在、動画配信サービス・Netflixなどでも視聴できる。
「『インビジブル』の一部視聴者からは、『これ「ブラックリスト」のパクリ?』『設定が似すぎてて「ブラックリスト」の日本版かと思った』『「ブラックリスト」のショボい版って感じ』といった声も目立ちます。実際に設定を参考にしたかどうかは不明ですが、莫大な制作費がかけられているだろう『ブラックリスト』と『インビジブル』を比較し、『こぢんまりしてる』と感じてしまう視聴者は少なくないようです」(同)
“パクリ疑惑”に加え、脇を固めるHey!Say!JUMP・有岡大貴、堀田茜、谷恭輔、大野いとといった俳優陣に対し「脇役が地味すぎる」との指摘も見られる同作。今後の視聴率を見守りたい。
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