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英国メディアもブチギレ寸前! ヘンリー王子の言動に「女王の守護神気取り」「英国を捨てた」大ブーイング巻き起こる

ByAdmin

4月 22, 2022 #海外

 先週、英国の地に降り立ち、エリザベス女王とチャールズ皇太子を電撃訪問したヘンリー王子とメーガン夫人。その後、米NBC局の朝の情報バラエティ番組『トゥデイ』の独占インタビューに応じたヘンリー王子は、「自分のホームはアメリカ」だと断言し、女王に面会した理由を「(女王が)大丈夫なのか、この目で確認したかった。しっかりと守られているのか、周りにいる側近たちはふさわしい人たちなのを」と説明。英国メディアやネット上から「余計なお世話だ」と大ブーイングが巻き起こっている。



 ヘンリー王子夫妻は、今回、オランダで4月16日から22日まで開催されていた国際障害者スポーツ大会「インビクタスゲーム」に向かう途中、英国に立ち寄った。「インビクタスゲーム」は、元英国陸軍大尉だったヘンリー王子が傷痍軍人のために創設した、思い入れの強い大会。

 新型コロナウイルス感染症のパンデミックで過去2年開催が中止されたこともあり、今年の大会にはメーガン夫人を連れて何がなんでも出席すると事前に発表。

「フィリップ殿下の一周忌の礼拝は欠席したくせに」「ロンドン警察の警護を受けられなければ帰国できないと主張してるけど、オランダはさぞかし安全なんでしょうね」と批判や皮肉る声が噴出した。



 米英メディアによると、ヘンリー王子夫妻は現地時間4月12日夜、民間機に乗り込みファーストクラスでロサンゼルスからロンドンまで移動し、ウィンザーのフロッグモア・コテージに宿泊。翌14日、夫妻はイースター直前に行われる「聖木曜日礼拝」に出席する直前の、チャールズ皇太子とカミラ夫人に面会。その後、コロナに感染してからというものめっきり足腰が弱り、対面公務を控えている女王に会いに行った。



 夫婦そろっての帰国は実に2年ぶりとなるが、皇太子夫妻との面会には遅れて到着したため、10分程度しか対面できず。女王も後ろに予定が入っていたため、それほど長くは対面していないだろうと伝えられている。



 英メディアやタブロイドは電撃訪問をスッパ抜くことができず、メンツが丸潰れ。米メディアの独占インタビューで、「今の私のホームはアメリカ」と断言したヘンリー王子に、ネット上では「英国を捨てたってことだね」と怒りの声が上がった。



 米『トゥデイ』のインタビューでヘンリー王子は、女王について「素晴らしいユーモアの持ち主」だと称え、「私とは特別な関係。私だけに話してくれることがある。誰にも言えないことも私になら言える」と絆の深さをアピール。今回の面会について、「(女王が)大丈夫なのか、この目で確認したかったのです。しっかりと守られているのか、周りにいる側近たちはふさわしい人たちなのかを」と述べた。



 ヘンリー王子は昨年3月にオンエアされたオプラ・ウィンフリーによるインタビューで、女王との関係は良好だが、彼女の側近が面会を阻止すると告白。女王の周りにいる関係者に不信感を持っていることをあらわにしている。

 英タブロイド紙「デイリー・メール」は、ジョンソン首相の公式スポークスマンが「女王は大丈夫だと自信を持っている」と断言したと報じ、ネット上ではヘンリー王子の発言について「女王の守護神気取り」「余計なお世話」「女王が一番つらい時にはそばにいないくせに」と叩く声が上がっている。

 今回の電撃訪問から数日後、米週刊誌「People」が、6月に行われるエリザベス女王の即位70周年を祝う式典「プラチナジュビリー」にヘンリー王子夫妻が招待されたと報道。「家族としてバッキンガム宮殿のバルコニーに立つ」可能性が出てきたと伝えた。

 ヘンリー王子は『トゥデイ』のインタビューで、警備の問題はあるが、近いうちに2歳の息子アーチーと0歳の娘リリベットを女王に会わせたいと抱負を語っていることから、子どもも連れていき、女王がリリベットを抱っこする写真を撮りたいと考えているのではないかともみられている。



 なにかと警備体制を気にかけているヘンリー王子夫妻だが、オランダではジョージ・W・ブッシュ、バラク・オバマと、歴代米大統領の警護を務めた元シークレットサービスが警護に当たっていたと報じられている。また、地元警察とオランダ王室のセキュリティも警護に就いたと伝えられており、安心して「インビクタスゲーム」を楽しんだようだ。

 英タブロイドの多くは「インビクタスゲーム」にNetflixの撮影クルーが同行していたことから、今回の電撃訪問は自分たちのロイヤルブランドが健在だとアピールするもので、稼ぐためのネタとして、女王や、次の国王となる皇太子に会ったのだろうと見ている。



 一方で、アメリカで子どもと過ごす日常が幸せにあふれていると語ったヘンリー王子を応援する声もある。気さくでファッショナブルなメーガン夫人を支持する声もあるが、王室の内情をあれこれと暴露する2人を快く思っていない人のほうが多いようだ。



 4月21日はエリザベス女王の誕生日で、96歳となった。ウィリアム王子夫妻はSNSに祝福の投稿をしたが、ヘンリー王子夫妻は今のところ何のコメントもなし。ヘンリー王子は「インビクタスゲーム」があるのでまだオランダに滞在しているが、「飛行機で1時間程度の距離にもかかわらず、この特別な日に女王に会いに来る予定はない」と英メディアはブチギレ寸前の様子で伝えている。



 エリザベス女王亡き後は、王室とますます疎遠になり、ロイヤルブランドで生活し続けることも難しくなるだろう。今後もヘンリー王子夫妻の言動からは、目が離せそうにない。

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