有名人のプライベートを告発する暴露系YouTuber・東谷義和氏による、“ガーシー砲”の標的となっていた俳優・城田優。近頃、東谷氏は俳優・新田真剣佑に関するプライベート情報の暴露を連発しているため、城田の周辺は静けさを取り戻しつつあるようだが、「業界内には先頃まで、“城田が会見を開いて騒動に関する説明を行う”といったウワサもあった」(芸能プロ関係者)という。そのウワサの出どころは、「城田にとって東谷氏以上の“敵”だった」(同)と言われているようだが……。
「アパレル会社の社長を務めていた東谷氏は、今年2月に開設したYouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』で、かつて交流を持っていた有名人たちのさまざまな暴露話を展開。城田は、過去に関係を持った女性芸能人や、反社会的勢力の人間を頼る形で“詐欺に加担した疑惑”があることを告発されました」(芸能ライター)
この件はネット上を中心に世間から大きな注目を集めたが、城田側は一貫してスルー。しかし、騒動の影響からか、城田が出演していた複数のウェブCMは配信停止となる事態に発展した。
「そんな中、一部業界関係者の間では、城田がナレーションを担当していたNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の最終回放送後に、彼が『騒動に関する会見を開く』というウワサが流れた。一方で『本人は会見の開催を完全拒否している』という話も聞かれるように。実は、城田の会見開催説について吹聴していたのは、彼がかつて所属していたワタナベエンターテインメント(以下、ナベプロ)の関係者だったそうです。城田は2020年9月に同社との専属契約を終了。退社発表時、ナベプロは『弊社は引き続き今後もサポートして参ります』とコメントを発表し、“円満独立”であることをアピールしていたものの、業界内ではこの時から『両者の間には確執がある』とみられていました」(前出・関係者)
東谷氏が城田にまつわる暴露を展開していた今年3月、ナベプロは同10日発売の「週刊新潮」(新潮社)の取材に応じ、東谷氏が明かした城田と反社会的勢力の関わりについて、「城田優氏本人が『事実無根』と主張をするのであれば、これまでお世話になってきたテレビ局はじめメディアの各社、公演主催者、広告主、弊社も含め納得のゆく釈明を行うべきだと考えます」と回答。さらに、その旨を「本人に助言も致しました」と明かしていた。
「東谷氏にプライベートを暴かれてきた各タレントの所属事務所は、当初から現在に至るまでほぼ静観モードで、“真っ向から立ち向かう必要はない”という雰囲気が漂っている。そんな中で、ナベプロがかつて所属したタレントについてわざわざ丁寧にコメントを寄せたため、業界内には衝撃が走りました。さらには、同社の関係者がありもしない会見の予定を吹聴していたことも驚きです。ひょっとしたら、うわさが拡大して城田が会見をやらざる得ないようにするのが狙いだったのかもしれません」(同)
なお、最近の城田周辺の動きが、「古巣の反感を買った可能性もある」(テレビ局関係者)ようだ。
「ナベプロ時代の城田は、若手俳優集団・D-BOYSの一員として活動していましたが、当時関わりのあったベテラン女性マネジャーが、この春にナベプロを離れたそう。しかもその後、城田のサポートを行うようになったらしく、ナベプロは城田による“引き抜き”を疑っていたようです。同社にはタレントだけでなくスタッフにも、退所後は一定期間の業務禁止を科す慣例があるだけに、その女性マネジャーが退所後すぐに城田と合流したことが気に入らなかった人間がいたのでは。『会見を開く』と嘘の情報を流したのも、その腹いせではないかといわれています」(同)
東谷氏の暴露により、仕事に影響をきたしてしまった城田だが、 “真の敵”は古巣・ナベプロなのかもしれない。