日本でも大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』(Netflix)が、7月期にテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で連続ドラマとしてリメークされることがわかった。主演は竹内涼真で、主人公・宮部新に扮したビジュアルも公開されたが、ネット上では「すでに“ハズレ臭”がプンプンする」などと言われている。
『梨泰院クラス』は、2020年1月から3月まで韓国のケーブルテレビ局・JTBCで放送。イガグリ頭の青年、パク・セロイが、大富豪一家とのビジネスバトルを繰り広げながら、自身が開いた居酒屋「タンバム」を人気店にするため奮闘するサクセスストーリーで、同3月よりNetflixで配信されると日本でも大ヒットした。
一方の『六本木クラス』は、『梨泰院クラス』の原作漫画を日本の設定に置き換えたコミック『六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~』(ピッコマ)を原作とし、竹内は東京・六本木の居酒屋「二代目みやべ」の店長を演じる。
「昨年9月に『週刊女性』(主婦と生活社)が竹内主演でのリメークをスクープしていたため、ネット上では『やっぱり』という反応が目立ちます。この報道後、『梨泰院クラス』で主演のパク・ソジュンがしていた特徴的な“イガグリ頭”を『日本版でも再現するのか?』と注目されていましたが、このたび公開されたPR用の写真から、竹内も髪形を“寄せている”ことが判明し、『涼真くん、セロイの髪形、意外と似合う!』『髪形までマネしなくていいのに……』と賛否が分かれています」(芸能ライター)
また、「『梨泰院クラス』のリメーク版楽しみ! 絶対に見る」「日本版はどんな感じになるんだろう。韓国版との違いを比べるのも楽しそう」と放送を心待ちにするネットユーザーが多く見られる一方で、「リメークとかマジでやめてほしい……『梨泰院クラス』だけでいいです!」「どう考えても韓国版のほうが予算も質も上。わざわざ劣化版を作る意味がわからない」といった否定的な意見もある。
加えて、『梨泰院クラス』は1話70分で全16話だったが、『六本木クラス』はCMを除くと1話50分ほどで、全10話前後と予想されることから、「薄っぺらい内容になりそう」「ちゃんと最後まで描けるの? “続きは映画で”だけは勘弁してほしい」「本気でリメークするなら、どの展開も削ってほしくない」などと心配の声も相次いでいるようだ。
「『梨泰院クラス』の完成度が高かった分、『六本木クラス』が残念な仕上がりになるのではと予想する人が後を絶ちません。同時に、『木曜ドラマ』といえば、これまで木村拓哉主演『BG~身辺警護人~』シリーズや米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズなどが放送され、“高視聴率枠”として知られてきましたが、今年に入ると、1月期の嵐・松本潤主演『となりのチカラ』が全話世帯平均視聴率9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、木村主演『未来への10カウント』 第2話が10.5%と、ヒットといえるほどの結果を出せていないことから、『六本木クラス』も『不発に終わるのではないか』と不安視する声が上がっています」(同)
ヒロインの麻宮葵や、新と敵対する金城茂、金城龍河をどの俳優が演じるのか、続報が待たれる『六本木クラス』。なお、葵役を元欅坂46・平手友梨奈にオファーしたとの一部報道もあったが、果たして……。