5月4日に放送されるバラエティ番組『東大王』(TBS系)。2017年から続く同局の人気クイズ番組だが、現在、“新メンバー”をめぐって視聴者から苦言が漏れているようだ。
同番組は、現役東大生で編成された「知力の壁」と呼ばれる東大王チームと、芸能人のチームがクイズ対決を行う内容。3月23日放送回をもって、東大王チームのメンバーであった砂川信哉と紀野紗良が大学卒業のため、番組を降板した。
それに伴い、4月2日と3日に開催されたイベント『東大王春のファン祭り 2022』の中で、候補者12人(うち1人辞退)の中から、新チームの選抜を行うサバイバルマッチを開催。これに勝ち残ったメンバーを含めた4人が、今年度の東大王チームとして番組に登場する。
「今回の東大王メンバーは、以前よりチームの主将を務めるなど、番組の中心人物として活躍した鶴崎修功のほか、19年度から出演する人気メンバーの伊藤七海に加え、昨年1月から3月にかけて動画配信サイト・Paraviで配信されたオーディション企画『プロジェクト東大王』からチームに加入し、今回、正規メンバーへと昇格した河野ゆかり、『音速のひらめきマスター』こと東言という顔ぶれになりました」(芸能ライター)
この4人は、4月20日放送の同番組で初陣を飾ったものの、まさかの敗北。しかし、次週27日には、番組史上初となるパーフェクト勝利を果たしていた。
「一方、ネット上では『前のチームのほうがキャラが立っててよかった』『年々、東大王チームに面白みがなくなっている』『なんかパッとしないチームだった。もう見るのやめようかな』などと、新チームに対する評価は今ひとつのようです。また、『最近の「東大王」は、クイズ番組というよりバラエティ番組っぽいよね』『ギャラの安い素人を使って視聴率を稼ぎたい感じがすごい』といった声もあり、番組自体に疑問を持つ人も少なくないようです」(同)
近年の『東大王』といえば、“視聴率の低迷”がたびたび話題になっている。
「ネット上には、さまざまな角度から不評の理由を分析をするような記事が見られますが、その一つとして、やはり“メンバーチェンジ”が挙げられるようです。事実、昨年4月に行われたメンバーチェンジの際は、鈴木光、林輝幸といった人気メンバーが大学を卒業してしまい、同時に番組を降板したため、惜しむ声が続出しました。現役東大生を起用するという番組の性質上、降板やメンバーチェンジは仕方ないですが、これが視聴者離れを引き起こしている面は、間違いなくありそうです」(同)
今年度の新生東大王メンバーも、降板を惜しまれるほどの人気を獲得できるだろうか。