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【セブン、ファミマ、ローソン】冷凍マルゲリータを徹底比較! 「あぁ、生地がウマい」モチモチで群を抜いた100点のピザは!?

ByAdmin

May 5, 2022 ,

――業務スーパーマニアで節約大好き俳優・布川隼汰が、巷の人気商品をガチ食べ比べ! 今回は、「最近、クオリティが上がってる!」と話題沸騰の“コンビニ冷凍ピザ”を調理&実食し、あらゆる視点から比較します。

ローソン、セブン、ファミマのマルゲリータを徹底比較

 食べ比べてみたのは、この3つのマルゲリータ。果たしてどれほどの違いがあるのか……。

・ローソン:ローソンオリジナル
「ピッツァマルゲリータ」(税込322円)

・セブンイレブン:セブンプレミアム ゴールド
「金のマルゲリータ」(税込537円)

・ファミリーマート:ファミマルKITCHEN PREMIUM
「手伸ばし生地のマルゲリータピッツァ」(税込498円)

 では、順番に調理&実食していきます。

ローソンオリジナル「ピッツァマルゲリータ」(税込322円)実食レビュー!

 パッケージはいたってシンプル。クセがなく、万人受けしそうな雰囲気が漂います。内容量は、今回の3商品で一番重い205gながら、最安の322円。これは家計が助かります。

 今回の中で唯一の電子レンジ調理(500Wで5分30秒)であるローソンですが、袋を開けると何やら丸い厚紙が1枚。パッケージ裏の説明によると、生地をカリッと仕上げる「カリットシート」なるもので、これを底面に敷いてレンチンすることで、オーブン調理のように仕上がるとか。

 さて、早速アツアツの状態でいただいてみると、生地はふっくらモチモチだけど、底面はカリカリ! 早速「カリットシート」の存在意義が感じられます。

 トッピングは、ゴロっとしたトマトがフレッシュで、バジルソースはしっかりめの味付け。全体的には“日本人の口に合うマルゲリータ”という印象でした。お子さまからお年寄りまで、幅広くカバーしていると思います。

 また、ピザに切れ目を入れる気遣いがうれしい! 手でちぎりやすく、ピザカッターや包丁なしですぐにいただけます。「カリットシート」をお皿代わりにすることもできそうなので、“洗い物ゼロ”が実現するかも。

 セブンの「セブンプレミアム ゴールド」シリーズ。僕が実家暮らしだった頃、父親が買いだめしていた「金の直火焼ハンバーグ」をこっそり盗み食いしていたのを思い出します。

 お馴染みの金のパッケージには、ドドンと迫力のあるピザの写真、そしていかにもおいしいピザをつくりそうな職人さんの自信に満ち溢れた表情、これだけでもう食欲をそそります。なお、監修を手がけたのは、世界ピッツァ選手権2年連続優勝を果たしたピッツァイオーロの山本尚徳さん。

 調理方法は、冷蔵庫、電子レンジ、自然解凍のいずれかで解凍後、オーブントースターかオーブンレンジで焼いていきます。パッケージによると、「焼く前に、コルニチョーネ(縁)に水を霧吹きしていただくとより一層生地がもちもとします」とのこと。

 カットはキッチンバサミでさくさくっと! 食べてみると、第一印象はとにかく生地がパリパリ! 極限まで薄くしたクリスピー生地は、スナックに近いほどの食感。その上にしっかり煮込まれたトマトソースとモッツァレッラチーズが乗っていて、“超ぜい沢なおやつ”といった感覚です。ただ、バジルの風味はそこまで感じないかな。

 そして、何より重要なコスパ面ですが、少し割高に感じるかもしれません。とてもおいしいのですが、僕の感覚的には「食べ応え」や「満足感」は値段と少し差異がありました。

 「セブンプレミアム」は知っていましたが、ファミマにも「ファミマルKITCHEN PREMIUM」というプライベートブランドがあったんですね……。どうやら、昨年10月にファミマ創立40周年を記念して誕生したようです。パッケージも、セブンに負けず劣らず金ピカ! こちらの監修は、今井憲シェフ。本場ナポリでのピッツァ選手権・クラシックマルゲリータ部門で日本人初優勝を果たしたツワモノです。

 調理方法は、セブンの「金のマルゲリータ」とほぼ同じ。今回は、電子レンジとオーブンで仕上げました。それでは実食!

 あぁ……!! 生地が……! 生地がウマい……!! 耳はカリッと香ばしく、生地はモチモチ食感。完ぺきです。パッケージを見ると、水分を残したまま高温で焼き上げる「薪窯焼き製法」を用いてるそうで、絶妙な食感のバランスにあっぱれ。

 僕的には、チーズも好み。爽やかさのあるモッツァレラに加え、グラナパダーノという固めのチーズがかかっていて、この食感がまた良い! 後者はセブンのピザにもトッピングされていましたが、ファミマのほうがより粗く砕かれていて、存在を感じました。

 シンプルなトマトソース、主張しすぎないバジルの風味、そして生地の焦げ具合! 窯出しの焼き立て感を感じられて、僕的には100点のマルゲリータでした。税込498円という値段も、このクオリティなら納得です。

 基本的には、どのピザもクオリティが高い! 大衆ウケのローソン、コアファンが生まれそうなセブン、総合力のファミマ、とそれぞれに特徴があり、本気で開発したであろう各社の“凄み”が商品から感じられました。

 ただ、その中で群を抜いていたのが、ファミマの「手伸ばし生地のマルゲリータピッツァ」。生地が本当に素晴らしかった! この様子だと、コンビニ冷凍食品は僕が想像していた以上に奥が深く、進化していたようです……。

調理 生地 コスパ 総合(20点満点)
ローソン ★★★★★ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★ 16点
セブン ★★★☆☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ 13点
ファミマ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ 17点

 

【布川隼汰の近況報告】
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