チャンネル登録者数185万人(5月6日現在)を誇る人気YouTuber・ラファエルが、動画編集スタッフなど「全社員」が退職したと報告。しかし、その後“真相”が明かされ、ネット上で物議を醸している。
ラファエルは4月29日、「【ご報告】ラファエルメンバー社員一同、全員退職しました。今までありがとうございました」と題した動画を投稿。ラファエルのYouTube動画を編集しているスタッフなどが“全員突然退職した”と告白し、「YouTube始めた時同様、1人になりました」「初心に戻れたということで。ここから再スタート、リスタートできればと思っている所存でございます」と説明した。
「同時に、新しい編集や営業のスタッフを募集していましたが、5月3日にアップされた動画では、応募してきた新メンバーと初めての撮影に挑んだことを報告。しかし、この動画に登場した新しいスタッフは、70〜80代のお年寄り3名で、トーク中もマイペースな様子に、ラファエルがタジタジになっていました」(芸能ライター)
さらに翌4日、ラファエルは退職したとされる社員とのLINEのスクリーンショットを、YouTube動画で公開。社員が退職したというのはラファエルの“勘違い”で、「ゴールデンウィークで会社が休みなのに僕が出勤しているだけでした」と報告し、「お騒がせしてしまい本当にすみませんでした」と謝罪した。
「最初からこのオチありきの“ネタ”だったと思われますが、動画のコメント欄には『普通にダマされたわ』『結構心配したよ。でも、スタッフさんが戻ってきてよかった』といった声もあり、真に受けたファンも少なからずいたようです。一方ネット上には、『この手の動画、だんだん不快になってきた』『ドッキリだと思って見てたけど、オチが全然面白くなかった』といった厳しい声も。中には『ラファエル、ネタ切れ感ハンパないな』『“釣り動画”で再生回数を稼ぐのはダサい』といった指摘も見受けられます」(同)
こうした“釣り動画”は、YouTuberの鉄板ネタともいえる。しかしこのところ、世間の見方はシビアになっているようだ。
「YouTuberの中でもトップクラスの人気と知名度を誇るヒカキンは、昨年2月17日に『100万円の前歯3本折れました…』と題した動画をアップ。サムネイル画像には、前歯が欠けたように見えるヒカキンの顔と、欠けた前歯の写真が使われていました。動画を見ても、ヒカキンは『とあることがきっかけで、前歯3本くらい“バキッ!”って(折れた)』と話していましたが、実は、本物そっくりの歯のおもちゃが折れただけ……というオチ。この動画に対しても、ネット上では『日本を代表する大物YouTuberが釣り動画って……残念です』『こんな有名になってまで釣り動画出さないといけないなんて、がっかり』といった声が上がり、視聴者から失望されていました」(同)
ラファエルやヒカキンら日本を代表するトップYouTuberたちでも、視聴者から批判を浴びる“釣り動画”。再生数は伸びるのかもしれないが、その分、視聴者の不満も募っているようだ。