5月5日、シンガーソングライター・岡崎体育のツイートが、ネット上で物議を醸した。音楽界ではこのところ、TRICERATOPS・和田唱が先輩ミュージシャン・奥田民生を批判したことで騒ぎになったばかり。その矢先に岡崎が「めっちゃ嫌い」な音楽関係者について投稿したため、「一連の騒動がさらに拡大してしまった」(芸能ライター)ようだ。
「岡崎は5日の午前2時台に、『デビュー前に自主制作のCDのサンプル渡したとき、酔ってたんか知らんけど「誰がこんなCD聴くか」って突き返されてからめっちゃ嫌いでした。お疲れ様でした』(原文ママ、以下同)とツイート。『嫌い』な相手の名前は出していなかったものの、音楽関係者であることは想像でき、また、酔っていた可能性もあるということで、ネット上では『岡崎も奥田に不満があったの?』などと注目を集めました」(同)
というのも、奥田は4月29日~5月1日に開催された音楽イベント『ARABAKI ROCK FEST.22』の2日目、TRICERATOPSのステージにシークレットゲストとして出演したのだが、その後、和田が5月2日に「ステージ上での泥酔を良しとする風潮はどうなのよ?それを最高だの可愛いだの言うお客さんも俺はどうかと思うし、許してるスタッフの大人たちも問題ありだと思う」「周りがチヤホヤして許すから裸の王様が出来上がるんだ。みんなが言わないんだから俺が言う。以前は尊敬してたけどね」などとツイート。
これに対し、フェスに参加したとみられるネットユーザーが「酔っ払っていたのは奥田民生だよね?」「民生さん、明らかに泥酔状態だったもんな」などと反応したため、ネット上で「和田が民生にブチギレている」という意味で、同ツイートが拡散されていった。
「当初は奥田を名指ししていなかった和田ですが、同日中に『民生さんと直接やり取りができた。民生さんは謝罪をしてくれた。俺も思ってることをハッキリ伝えた。一連のツイートは消すことにします。俺は、シャイだけどカッコいいOT先輩が見たかったんだ。昨日ツイートせずにいられなかったのは「あの感じ」がまかり通ってる風潮に怒りを覚えたからです』と投稿。やはり奥田に対して憤っていたことや、当人同士で和解できたことを報告しました」(同)
この件について、ネット上の音楽ファンからは「和田さん、よく言った」「プロとしてステージに立つ以上、泥酔が許されるのはおかしい」と和田に同調する意見や、「そこが奥田民生の良さでもあるんだよな~」「私は民生さんのゆるい雰囲気が好きです」などと奥田を擁護する意見、また「和田は最初から民生本人に言えばよかったのに」「Twitterで味方をつけてから、奥田さんに謝らせるなんてズルい」といった意見など、さまざまな書き込みが寄せられていた。
「この騒動からわずか3日後の5日、今度は岡崎が“酔った状態の音楽関係者”への不満をツイートしたため、またもネット上は『和田に続き、岡崎も奥田にキレてるの?』と騒然としました。しかし、岡崎は同日のうちに『誤解が広がってるんですけど、僕が個人的に嫌な思いをしたDJさんのことです。失礼しました』と投稿。詳細は書かれていませんが、“奥田のことではない”と否定したとみられていて、ネット上では『紛らわしい書き方するなよ』『岡崎がツイートしたら注目されるに決まってるし、タイミング的に奥田民生のことかと思うだろ』『岡崎のせいで、また和田&奥田の件が蒸し返された』などと、ブーイングが起きていました」(同)
芸能人に限ったことではないが、SNSで感情的な投稿するとどのような反響があるのか、もう少し考えてから行動してほしいものだ。