KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)。5月2日深夜の放送は堂本光一が登場し、ジャニーズ事務所創設者の故・ジャニー喜多川氏に会ったことのないジャニーズJr.への思いを語る場面があった。
きっかけとなったのは、関西ジャニーズJr.・AmBitiousの大内リオンが「光一くんに似てる」というリスナーからのメール。これに光一は「んー……似てます?」と苦笑いしつつ、大内が16歳であることを受け、「俺が27の時に、もしも子どもがいたらっていう感じですもんね」と感慨深そうにコメント。
光一によると、主演ミュージカル『Endless SHOCK -Eternal-』で共演しているジャニーズJr.の大東立樹はジャニー氏に会ったことがないようで、「俺、びっくりしちゃった、それ聞いて。『あ、その世代か!』って」と驚がくしたそう。「だからこの子もそうじゃない? きっと。ジャニーさんに会ったことないんじゃないかな」と推測した。
続けて、「俺なんかは、何かを自分から継承させるとかそういったつもりって全く、一個も思ってない」と発言しつつも、「だけど、やっぱりそういう環境をあげることだよね、と思っちゃう」と、若い世代に“ジャニーズイズム”を学ぶ環境を与えたいという思いはあるという。
かつてKinKi KidsがSMAPのバックダンサーを担当していたように、「“直属の後輩”みたいな関係性とかって、やっぱりジャニーズとしての“何か”を感じ取っていくためには、俺は必要だと思うんだよね」と自らの考えを述べた。
また、大東について「すごくしっかりしてる。『学びたい』って思いもたくさんあるし」と評価しつつ、「でも、俺が『こうだ!』って何か教えることって、正直あまりないんだよね。感じてもらうしかない」ともコメント。
光一いわく、ジャニー氏が『SHOCK』の稽古場に「すごい子ども」のJr.を5人ほど連れてきてきたこともあったとか。「なんか居心地悪そうに子どもたちが前から稽古を見てるみたいなね」と笑いながら話し、自身も同じように、少年隊の舞台稽古を見せてもらったことがあったと回顧。当時、「『こういう世界があるんだな』って勉強になった」といい、「そういうきっかけは継承させるべきじゃないかな」とも語った。
最後に光一は「でも、僕は“心配する”というよりは、彼らは彼らで素晴らしいものを持ってると思うので、そこを伸ばせばいいっていうのも、もちろんあると思いますけどね」と、Jr.にエールを送りながら、「これからもジャニーズファミリーをよろしくお願いします」とリスナーに呼びかけていた。
この日の放送に、視聴者からは「光一くんが次世代ジャニーズのこと考えてるの熱いな!」「めちゃくちゃ責任感ある」「ジャニーさんいなくなってもいいところは引き継ぎたいんだろうな」との声が集まっていた。