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菅田将暉主演『百花』、東京五輪エンブレム“盗用疑惑”の人物がメインビジュアルを担当! パクリ騒動で炎上した有名人の今

 4月19日、菅田将暉と原田美枝子がダブル主演を務める映画『百花』(9月9日公開)の追加出演者と、特報映像が解禁された。同作の監督・川村元気氏による同題小説(文藝春秋)を実写化した映画だが、メインビジュアルのアートディレクションを手がけたのは、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムをめぐり騒動となったデザイナー・佐野研二郎氏である。

「佐野氏と川村氏は、2013年に共著の絵本『ティニー ふうせんいぬのものがたり』(マガジンハウス)を出版していて、同作は14年からアニメ『ふうせんいぬティニー』としてNHK Eテレで放送。17年には映画化もしています。一方で佐野氏といえば、15年7月に自身の作品が東京オリンピックの公式エンブレムに選出されるも、ベルギー人デザイナーのオリビエ・ドビ氏が手がけたデザインに似ていることが判明しました」(テレビ局関係者)

 佐野氏は、ドビ氏のデザインを参考にした事実はないと反論していたが、その後、自身に向けられた批判から家族やスタッフを守るためという理由で、エンブレムの使用中止を要望。同氏のエンブレムは取り下げられ、再公募により別のデザイナー・野老朝雄氏の作品が公式エンブレムに採用された。

「なお、同騒動中に佐野氏が関わるほかの作品にもデザインの盗用疑惑が浮上したものの、いつの間にかほとぼりは冷めました。現在の佐野氏は、以前のように自身の名前を全面に押し出すことは少なくなりましたが、仕事は順調な様子。『百花』のアートディレクションを務めたほかにも、最近は本田翼が出演する『LINEMO』(ソフトバンク)や草なぎ剛出演『GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶』(サントリー)の広告、ゆるめるモ!元メンバー・あのによるソロプロジェクト『ano』のメジャーデビュー曲『AIDA』のアートディレクションなども手がけています」(同)

 とはいえ、佐野氏のような“パクリ騒動”を経ても活躍できているケースは珍しい。

「今年、他者のイラストや写真などをトレースし、オリジナルとして発表する、いわゆる“トレパク”で注目を集めたのは、イラストレーター・古塔つみ氏。同氏は音楽ユニット・YOASOBIのキービジュアルを担当するなどしていましたが、1月に暴露系YouTuber・コレコレの生配信にタレコミが寄せられたのを機に、トレパク疑惑が次々と浮上したんです」(芸能ライター)

 これを受け、古塔氏は2月3日にTwitterで「引用・オマージュ・再構築として制作した一部の作品を、権利者の許諾を得ずに投稿・販売してしまったことは事実」と認めた一方、自身のイラストについては「かねてより写真素材や実際のモデルさんの写真を参考資料に制作することが多く、この度、話題に挙げられている中には同様の手法で制作したもの」であり、「写真そのものをトレースしたことはございません。模写についても盗用の意図はございません」と、トレパク疑惑を否定。

 しかし、ネット上ではその後も「古塔氏がイラストのためと称し、あたかも女性であるかのようなふりをして“女性の自撮り写真”を集めていたのでは?」との疑惑が取り沙汰されるなど、炎上状態が続いた。

「結局、古塔氏はTwitterのアカウントを削除し、インスタグラムの更新も停止しています。今月には、同氏も参加していた書籍『ILLUSTRATION』シリーズの出版元・翔泳社が、一連の騒動を受けて『本書にご参加くださった方々、これまでご参加くださった方々、イラストを愛するすべての方々のご好意とご期待を裏切ることとなりましたことを、大変申し訳なく思っています』と謝罪。古塔氏は“雲隠れ”している状態ながら、騒動の余波はいまだ収まっていません」(同)

 また、19年には銭湯絵師見習いでモデルとしても活動していた勝海麻衣氏が、盗作疑惑で大炎上した。

「勝海氏は、銭湯絵師・丸山清人氏を師匠として注目されていた見習い絵師で、同年3月にエナジードリンク『RAIZIN』(大正製薬)の都内イベントに出演し、即興で“虎の絵”を描くパフォーマンスを披露。しかし、これがイラストレーター・猫将軍氏の過去作品と類似していると指摘され、後日、『作品の構図をそのままに無断使用して制作を行った』と認め、謝罪。なお、同騒動中に丸山氏より“勝海からの申し出で師弟関係を解消した”という報告もありました」(芸能プロ関係者)

 そんな勝海氏は、20年4月にTwitterで「昨年、作品制作にあたり、既存作品を模倣してしまった件に関して」といった手書きコメントを公開し、「反省」や「懺悔」の1年を過ごしていたなどと報告。その後は小規模のアトリエで合同展を開くなど、アーティストとしての活動を細々と行っているようだ。

「ただ、勝海氏のSNSには今年に入ってからも、『盗作したのにまだ絵師やってるの!?』『さすがにもうパクってないよね?』『最初からオリジナルで勝負すればよかったのに……』といった嫌味のようなコメントがチラホラ寄せられており、騒動は完全に鎮火していないようです」(同)

 アートは見る人の心にさまざまな影響を与えるが、アーティストが一度騒ぎを起こすと、そのイメージが先行してしまい、騒動の風化にも時間がかかるケースが多いようだ。