――ジャニーズチェックに連日精を出すジャニオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をジャニーズに捧げている、ジャニオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルはKis-My-Ft2・北山宏光。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジャニーズJr.に降りた月刊誌編集者。好きなアイドルはフレッシュな子。
C子 なにわ男子・道枝駿佑が主演を務めるドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)が、4月24日からスタートしたね~! 過去にはKinKi Kids・堂本剛、嵐・松本潤、KAT-TUN・亀梨和也、Hey!Say!JUMP・山田涼介が主人公の金田一一(はじめ)を演じてて、みっちーは“5代目・はじめちゃん”になるわけだ。
B美 みっちーといえば、4月4日に新型コロナウイルスの感染が判明して、しばらく療養してたんだよね。15日に活動再開の発表があって、『金田一』の公式Twitterが「本日、元気に金田一の撮影をやってます」とツイートしてた。
C子 あ、ホントだ。佐木竜太を演じるジャニーズJr.内ユニット・美 少年の岩崎大昇とのツーショット写真付きなんだね。今のところ、ジャニーズから出るのは岩崎くんだけかな? 連続ドラマだし、「ほかのジャニーズタレントがゲスト出演する回もあるんじゃないか!?」と期待しちゃう。
B美 歴代のはじめちゃんが出演する展開とか、私も心待ちにしてる(笑)。そういえば、「J-GENERATION」2022年5月号(鹿砦社)に「道枝駿佑・目黒蓮『消えた初恋』胸キュン交流録」っていう特集があったよ。みっちーとSnow Man・目黒蓮が昨年10月期にダブル主演した『消えた初恋』(テレビ朝日系)を振り返る企画みたい。
C子 「なんでこのタイミングで……?」って思ったけど、1ページ目を見たら、『道枝駿佑・目黒蓮 みちめめ アオハルデータガイド』(同)っていう本が出るからか(笑)。まあ『金田一』も放送されてるし、ちょうどいいといえばちょうどいいかも。
B美 あれ? 7ページで目黒の後ろに写ってるのって、元宇宙Sixの江田剛では……? 目黒ってもともと宇宙Sixのメンバーだったけど、2019年1月にSnow Manに加入して、グループを兼任してたんだよね。
C子 同年8月8日の『8・8祭り ~東京ドームから始まる~』の公演をもってSnow Manに専念することになって、翌年1月にSnow ManがCDデビューしたわけだけど……これは宇宙Sixの時代の貴重な写真ってことか! てか、目黒ってSnow Manに入る前には、おなじみのこのヘアスタイルになってたんだね。みっちーの写真はデビュー前後のものが多いと思うけど、目黒はSnow Man加入前の写真もあるから、最近ファンになった人は必見かも。
B美 写真のセレクトもいいし、エピソードも読みごたえあるよ。2ページに書いてあるんだけど、みっちーと目黒が連絡を取り合ったのは昨年3月27日なんだって。関西Jr.出身で、みっちーが慕ってるSnow Man・向井康二が仲介する形で交流し始めたみたい。その時、まだみっちーはドラマで目黒と共演することを聞かされていなかったから、康二に「目黒が聞きたいって言ってる」と聞かされて、「目黒くん、雑誌やテレビを見て僕に興味を持ってくれたのかな?」って不思議に思ったと。
C子 それで目黒から「原作漫画を読んだんだけど関係性が大事な役柄だから、撮影までにコミュニケーションをとっていこう」とメッセージが来たものの、みっちーは「何の話?」とピンと来てなかったんだ。昨年3月ってことは、なにわ男子のデビューも発表されていなかったよね? そんな時期にはもう、目黒のところにドラマの話が来ていたとはビックリ。
B美 そこから距離を詰めるのは大変だっただろうな~と思うけど、4ページを見ると、相合傘のシーンについて「目黒くんが雨を見ている姿がかっこよかったのでキュンキュンした」(道枝)「初めての相合傘の相手が道枝くん。ふと傘を出してくれる優しさにドキドキした」(目黒)という胸キュンエピソードが載ってて、ほっこりする。
C子 それまで交流がほとんどなかったのに、こうして相手にキュンキュンするぐらいまで仲良くなったってことだよね。写真も含めて、ファンもキュンキュンしちゃう特集だと思うわ~。また共演してくれるといいな!
B美 次の10~15ページは「岡田准一・山田涼介スペシャルイベント・フォトギャラリー」だって。写真にツッコミどころがあるわけじゃないんだけど、やたらとキレイに写ってるから見て(笑)。
C子 昨年10月に行われた映画『燃えよ剣』の公開記念イベントの写真なんだね。確かに、岡田くんと山田くんの肌ツヤの良さまでわかるぐらいバッチリ撮れてる! 会場のセットが派手な感じなのに、オーラのある2人だから負けてないわ。
B美 そういえば、山田くんも4月16日に主演ドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレビ朝日系)が始まったよね。岡田くんはV6メンバーを撮影した写真を公開している写真展『Guys 俺たち』が4月8日~21日まで都内で開催されていたし、話題の絶えない2人だな〜。
C子 あと、今号は「『JOHNNYS’ IsLAND THE NEW WORLD』レポート」もスゴいボリュームだから絶対見たほうがいいよ。ほら、16~44ページまで全部『ジャニアイ』の写真だから!
B美 マジだ、力入ってるわ〜! 今年の『ジャニアイ』はタッキー副社長が演出を手掛けて、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者、Jr.SPとフレッシュジュニアの計68人が出演したんだってね。
C子 “全員主役”っていうコンセプトもあったみたいだけど、16ページの集合写真は、キャストの多さに圧倒されちゃうわ。17ページに書いてあるけど、『JOHNNYS' World』から続く『ジャニアイ』も、大まかに言うと「13月を探す旅へ――」っていうストーリーなんだよね。キャストが劇中で四季や1年を巡っていくという。
B美 『ジャニアイ』はジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)がいた頃の演出がギッチリ詰まっていて、すでに懐かしいよ……。例えば、18ページの「タイタニック号の沈没」のシーンや、キャストがライフルを構えるシーン(19ページ)とか。19ページ下の写真だと、美 少年・浮所飛貴がバトンを持っているけど、バトントワリングってジャニーズ以外ではあまり見られないパフォーマンスだよね。
C子 確かに、ほかのアイドルがバトンを持って歌ったり踊ったりする姿って、見たことないかも。その19ページで美 少年・藤井直樹がセンターでライフルを持っているカットは、7月の「戦争」を表した場面なのか。「藤井直樹がライフル隊長となり号令をかけます」って説明されてるけど……あらためて文字にされると、物騒すぎるわ。
B美 その翌月8月は「終戦~復興~平和の祭典」っていう流れ。「東京オリンピックをイメージ」しているから、美 少年たちがバトントワリングで華やかにパフォーマンスするっていう展開になるんだね。このスピード感とカオスさが“ザ・ジャニーズ”であり、ジャニーさん演出の醍醐味だよ!!
C子 この“ザ・ジャニーズ”感は、今後もぜひ大切にしてほしいよね〜。……ちょっと、20ページにHiHi Jets・作間龍斗の前でアクロバットをしている子が写っているけど、これは誰!? 逆立ちの途中みたいな格好になっていて、頭が地面についているのに、笑顔を浮かべてる! こんな時でも表情を崩さないなんて、ジャニーさんが見たらベタ褒めしてくれるに違いない。
B美 顔がよく見えないけど、こういうアクロバットなら少年忍者・安嶋秀生あたりがやりそうかな? 『ジャニアイ』は21ページからの個人写真もかなり鮮明で、公式のパンフレットを見ているようだね。26ページの美 少年・大昇とか、かなり感情込めて歌っているのがわかって、グッときちゃうな〜。
C子 大昇って本当に、ステージで歌うのがサマになるよね。舞台映えするっていうのかな、ついつい引き込まれちゃう。これ、公式のステージフォトとして販売していてもおかしくないレベルの仕上がりだよ。29ページの美 少年・佐藤龍我も、ファンなら額に入れて飾りたいだろうなって思うぐらい、最高の1枚!
B美 30ページの美 少年・金指一世を見ると、腕のたくましさに目がいく。金指くんって、キックボクシングを習っていることを公言していたり、近年はトレーニングの成果でかなり体形がガッチリしたんだよね。18ページのタイタニック号のシーンでも、小さいJr.との体格差がハッキリわかる。こういった体形の変化ですら、美 少年が若い世代を引っ張る立場になったんだな~ってしみじみしちゃうな。
C子 舞台に出るとなると、少し体が大きいほうが見栄えもするだろうし、金指くんは良い成長を遂げているよね。一方で、少年忍者は22人もいるから、個人のカットは小さいし、写り込みを探すのはちょっと大変かも……。
B美 44ページによると、鹿砦社からは3月に『ジャニーズスペシャルアイランド!』っていうフォトレポートも出ているみたい。「本誌に収まりきらなかった『JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLD』のもようをフォトレポートしています!」だって。この「Jジェネ」5月号は『ジャニアイ』の集合写真のポスターもついているし、舞台を見に行った人、行けなかった人も、担当が出てるファンは購入必至だね!
C子 後半はどんな特集があるのかな……と思ったら、「A.B.C-Z 祝! A.B.C-Zデビュー10周年」だ! うちら、4月号を見た時に「全体的に7 MEN 侍の写真が多い」「座長のA.B.C-Zが端に追いやられてる」なんて文句を言ってたけど、ちゃんとA.B.C-Zの特集も組んでくれてるじゃ〜ん!
B美 前号はキンプリの未公開フォトがあったから、「えび座も蔵出し写真があるといいな」とか言ってたけど、見事に伏線回収だね(笑)。しかも、ツッコミどころがないぐらいいいショットの連続。74ページの河合郁人、左下の写真だけ『ドラえもん』(テレビ朝日系)に出てくるスネ夫みたいな髪形になっちゃってるけど(笑)。
C子 河合くんって、“ジャニーズものまね”をきっかけにブレークして、テレビに引っ張りだこだからか、今はどんな衣装を着ていても、誰かのものまねをしてるみたいに見えちゃう(笑)。ちなみに、スネ夫ヘアー写真の上には、見切れてる戸塚祥太がいるんだけど、その顔がちょっと笑える。
B美 なんか、魂が抜けた感じの表情してるね(笑)。とっつー、えび担にはおなじみの舞台装置「5STAR」に掴まっている75ページの写真は、ジャングルジムで遊んでいる子どものようにかわいいよ。実際は多少の危険を伴う壮大な装置だけど、すごい楽しそう。
C子 打って変わって、76ページの塚田僚一は“プロ感”があるわ~。衣装は派手だけど、“塚ちゃんが工事現場で働いてみた”みたいな写真(笑)。一方、77ページの五関晃一は優雅に5STARに乗っていて、なんていうか“夢の中の住人”っぽい。その上の立っている写真も、すごく凛々しくてカッコいい〜!
B美 橋本良亮は、やっぱりスタイルいいよね。さっきの話じゃないけど、舞台映えするメンバーだと思うなあ。こうやって見ると、えびの5人ってすっごく個性豊かだね。いろいろ語れるぐらいページを割いてくれたから、新しい魅力が発見できたよ。
C子 そして、84~91ページはお待ちかねの「ジャニーズ王子様図鑑」だよ~!! 今回はSexy Zone・佐藤勝利と、King&Prince・神宮寺勇太だって。この2人って、誕生日が同じ10月30日で、ジャニーズに入ったのも2010年の10月30日だから同期なんだって。正直、勝利はデビュー時からバラを持っていたりと、王子様のイメージはわかるけど……。神宮寺は“王子様キャラ”なの?
B美 神宮寺はそもそも「Prince」のメンバーなわけだから、コンセプトとしては王子様系だよ! そうそう、87ページに勝利は「顔面人間国宝」で、神宮寺が「国民的彼氏」と呼ばれているって書いてある。
C子 「Jジェネ」では、「イケメン度が国宝級」「とってもまじめ」「演技派」といったチェックポイントとともに2人について解説してるけど、エピソードをちゃんと読むと、“王子様かどうかは個人の判断におまかせします”って印象かな(笑)。ただ、グループの方向性としては、Sexy Zoneとキンプリって結構近いのかも。
B美 確かに、どっちも“王道ジャニーズ路線”な感じ。それを証明するように、キラキラしていたり、羽根がついたりしてる衣装が多いね。ほら、88ページの勝利と、91ページの神宮寺はどっちも衣装に白い羽根やら装飾がついてるの。大きくジャンル分けすると、この2組は共通するところが多いんじゃないかな〜。
C子 今回もちょっと無理やり感あったけど、いよいよ次の図鑑が心配になってきた(笑)。とはいえ、誰が来るのか予想不可能すぎて、今後も楽しみな企画の1つだよね。
B美 今号は、なにわ男子・大橋和也のポスターもついていて、「大橋和也 みんなを幸せにするいやしのリーダー」という特集もあるよ。「なにきん それぞれの道」「ジャニーズ基礎のキソ Vol.95 ジャニーズ大学進学エピソード」「懐かしMC プレイバック! Vol.85 SixTONES」っていう読み物系ページもあって、大満足のボリューム。次回も充実の内容に期待だね!