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TOKIO・松岡昌宏、「夜中に考えて解決することなんて基本ない」「無理に気分を上げなくていい」悩みを抱える人へ語ったこと

 TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。5月15日の放送では、松岡が生きづらさを感じる人や悩みのある人に向けてメッセージを送った。

 オープニングで「みなさんご存じ、最近ネガティブなニュースが多くて。この時代ですから結構そういったメッセージも来てるんで」「今日はそんなメッセージも紹介しながら。日曜日の朝ですから、僕は逆に『いいな』とも思っていて。何がいいのかは、あとでちょっと説明しながら放送したいと思います」と語り始めた。

 5月は学校や会社など新しい環境で気を張っている人が多い中、梅雨に向けた気圧の変化で体にも不調が出やすいことから、「自ずと心もどよーんとするじゃん。そういう時だと思うの」と話し、「毎年思ってるんだけど『5月は気をつけろ!』って自分に言い聞かせてる」「もう絶対憂鬱になるのわかってるから」と明かした。

 そんな松岡は、「人間っていうのは“嫌なことがあってもコレがある”っていうポジティブなほうがちょっと強ければ、乗り越えられるのよ」と持論を展開。松岡自身は「いわしがおいしい季節になってきたね」など、旬の食べ物を晩酌のアテにするのを喜びにするなど、“小さな楽しみ”が大切だと考えているそう。

 その「小さい幸せに気付けなくなってきたときって、意外に危ないサインだと俺は思ってる」「5~6月の梅雨入りらへんは、今までの経験からして、“ちょっと気が抜けてやべえときだから、ちょっと気をつけよう”っていうのは、ここ10年以上は思ってる」と語った。

 このようにあらかじめ「(この時期は)何か起きるぞ」と「自分の心に保険をかける」ことで、気分が落ち込んだときでも「『はいはい、やっぱきましたね』って。ちょっとつらいこと、とってもつらいこと……普通だったら100%落ち込むことも、頑張れば80%に抑えられる」と、わずかでも心の負担を軽減できるという。

 その後松岡は、人間関係に悩みを抱えるリスナーから寄せられた「気分が落ち込んでしんどいときは、どうやって気分を上げていますか?」という質問に、「今言ったように、何か小さいこと、当たり前のことに感謝する」「新しいものじゃなくて“今あること”に感謝するっていうことが“一番手っ取り早い”って言ったらおかしいけど……。ちょっとネガティブなモヤモヤが消える。『飯食えてるよね』とか『うまいビール飲んだよね』とか、すげぇ小さいこと」に感謝するのが大事ではないかと回答。

 また、「(無理に気分を)上げなくていいの。元気な時は上げられるけど、元気がねぇと上げられねぇんだ」「上げられないときに無理をするから、もっと疲れる。そういうときは上げない。しょうがない」と、決して無理するべきではないとの考えを示した。

 そして、気分が上がらないときは一度自分で「人間関係がうまくいっていない」などの事実をきちんと受け止めた上で、「『さぁどうしよう。このままじゃ嫌だ。何を変えようか』と作戦会議を自分でするしかない」と発言。

 「そんな簡単に結果は出ないよ。でも、作戦会議をするかしないかで雲泥の差が出てくるよ、のちのち。だから、つらいときは無理して動かない。で、事実を事実として認めて『さぁどうしようかな』って、のんびり自分のペースで考えていくのが一番かな」と、アドバイスを送った。

 なお松岡は、ネガティブな話題に触れることに対し、冒頭で「日曜の朝がいい」と語った理由について、「自分に言い聞かせていること」と前置きしながら、生きていてつらいときに「なるべくやらないほうがいいこと・やったほうがいいこと」についても紹介。

 まず、やらないほうがいいこととして、「夜考えない。夜中に考えて解決することなんて基本ない」と断言。「ネガティブなことは、夜に考えたら絶対に“ポケット”に入っちゃう。自分で作ったアリ地獄みたいなのに入って、もがいて苦しくなっちゃう」「答えがないから寝れなくなる。寝れないってことは、心の苦しさ+体のツラさになる」と理由を説明し、「『これ、嫌だな』って思うことは、ちょっと難しいんだけど明日の朝考えよう」「意外に(朝考えると)そんな気分でもなかったりする」と呼びかけた。

 さらに、「俺はこのやり方が合ってる」としつつ、「起こってもいないことで悩まない」と提言。松岡が読んでいる禅の本に「心の中にある不安は、実態のないもの」「実態のないものに恐れて、それに執着している」「起こっていないことで悩む必要はない。今起こっていることだけを考えればいい。不安というものはあなたの心が勝手に作りだしているもの」と書かれていることから、「“こうなったら(どうしようと考えるのは)”はなってからでいい」とリスナーにアドバイスしていた。

 なお、近頃は芸能界でも悲しいニュースが相次いで報道されているが、松岡は「悲しいことに自分の命を自分で絶つってことが多いです、近年」と切り出すと、「それはたまんないです。どこに(気持ちを)持っていっていいかわからないっていうね……」と正直に告白。「『なんでだろう』って思うんだけど、わからないです」「自分で命を絶つ人が、自分自身のことをわかってないから。その人のことがわかってないのに、俺たちがわかるわけないんです」と複雑な心境を漏らした。

 その上で、自ら命を絶つことは「残されていく人の気持ちとかそういうものを一切……究極の一方通行なんですよ」とも語り、「俺はなんで自殺が嫌いかっていうと、亡くなった人がいなくなるのは悲しいのはもちろん、けんかすらできない。けんかすらできないってことは、仲直りもできない。なんだったら、けんかしてそのまんま縁切ることすらできないじゃん。そこのつらさだと思う」と分析。

 「この持っていき場のない気持ちが嫌なんです」「『なんで気づいてあげられなかったんだろう』って俺も思うよ。でも気づかない。計画性がある人だったらわかるかもしれない、まだね? でも、突発性の人なんてわかるわけないって。家族だってわからないって」と残された人の心情に寄り沿う場面も。

 そして、「夜に考えない」「起きていないことで悩まない」ことが「一番最悪な行為を防ぐきっかけになればいいかなと思って、あえて日曜日の朝に話してみました」と締めくくった。

 この日の放送に、ネット上では「松岡さんのメンタルヘルスケア、いつも大変ためになる」「松岡くんが悩んでるリスナーさんたちに一生懸命心を込めて話してること伝わってくるよ」「訃報が続いたもんね……」「悲しい寂しいばかりのコメントよりずっとしみる。そしてものすごくマボさんの悲しみと無念さが伝わる」「まぼちゃん自身も本当につらい中でいろいろ話してくれてありがとう」「当たり前のことを幸せと思って 毎日生きていくよ」などの声が集まっていた。