5月14日、King&Princeが公式インスタグラムでライブ配信を実施。その中で、昨年3月末をもってジャニーズ事務所を退所した元メンバー・岩橋玄樹の存在を“匂わせる”ような一幕があり、ファンの間で賛否両論が飛び交っている。
King&Prince(以下、キンプリ)は、4月2日から初のドームツアー『King & Prince First DOME TOUR 2022 ~Mr.~』を開催。5月13日には、翌14日に愛知・バンテリンドーム ナゴヤ(ナゴヤドーム)での最終公演を控える中、メンバー5人で和気あいあいとインスタライブを行っていた。
「配信中は、高橋海人らがコメント欄をチェックし、ファンからのメッセージを読み上げながらトークを展開。今後発売するアルバムなどに付ける特典のリクエストをファンに募い、高橋は“5人でお泊まり会をしている模様が見たい”といった声を紹介しました。すると、神宮寺勇太が胸の前で両手をクロスさせて『パジャマ~』と一言。永瀬廉も『パジャマ、気合入れちゃおうかな』と乗り気で、再び神宮寺が笑いながら『パジャマ』と言うと、永瀬は『あっ!』と反応したんです。続いて、平野紫耀が『せっかくだからパーティーとかしたいよね』と提案すれば、神宮寺はなぜか『おいっ!』とツッコミを入れ、その後、神宮寺と高橋はカメラに向かって手を振っていました」(ジャニーズに詳しい記者)
また、持参するパジャマの色について話し合っていた時には、平野が唐突に足を上げ、“ピンク色の靴底”をアピールする場面も。こうした一連の言動について、ファンの間では「岩橋のことを“匂わせた”のではないか」と推測されている。
「岩橋は現在ソロアーティストとして活動していますが、5月25日に2ndシングル『PAJAMA PARTY』(パジャマパーティー)をリリース予定。岩橋の公式YouTubeにアップされた同楽曲のミュージックビデオでは、インスタライブで神宮寺が披露していたような、両手をクロスさせる振り付けも確認できます。また、平野が見せた靴底の“ピンク”は、グループ時代の岩橋のメンバーカラーなので、ファンは『何かしら意味があるのではないか?』と考えたのでしょう」(同)
2018年11月、岩橋はかねてより患っていたパニック障害の治療に専念するため、活動を休止。そのままグループ活動に戻ることなく、昨年3月末に脱退し、ジャニーズ事務所も退所している。以降、キンプリは5人で活動を続けているが、今回のように、岩橋を連想させるような言動を見せる機会は少なくない。
「昨年12月17日に岩橋が25歳の誕生日を迎えた時には、キンプリのインスタグラムのストーリーが大きな注目を集めました。キンプリのデビュー曲『シンデレラガール』のダンス中とみられるメンバーの写真を載せていたのですが、1人分のスペースを空けていたため、ネット上に『岩橋くんの誕生日を祝福しているのでは?』との声が続出。逆に、岩橋のほうも、インスタでキンプリのデビュー記念日やメンバーの誕生日をお祝いするかのような投稿を繰り返しており、双方ともに良好な関係であることをうかがわせていました」(同)
しかし、一部のキンプリファンからは、「プライベートでお祝いすればいいのに、なんでわざわざ公式アカウントでやるの?」「誰が言い出したのか知らないけど、岩橋のことを匂わせるキンプリには失望。いつまで引きずってるの?」「元メンバーのためではなく、ファンのために投稿してほしい」といった落胆の声も。「今年いっぱいでこの手の投稿は終わりにしてほしい」と願うコメントも出ていた。
一方、今回のインスタライブ後は、ファンから「『パジャマパーティー』で盛大な匂わせをするキンプリちゃんにほっこりした」「手を振ってて、めっちゃ楽しそうだったね! いわちもインスタライブを見てたのかな」「『パジャマパーティー』の匂わせ、本当にうれしい。いわちが退所してから、ここまで明確な匂わせは初めてでは?」「完全にいわちを匂わせしてたね。キンプリのそういうところが大好き!」などと、歓喜の声が多数上がった。
しかし、やはり一部ファンの間では、「ピンクの匂わせはいつまでやるの? 公の場ではもうやめてほしい」「昨日のインスタライブはやりすぎ。自分はキンプリのファンであって、岩橋のファンではないんですけど……」「キンプリとしてライブ配信してるんでしょ? オフィシャルの場で匂わせとかいらない」といった否定的なコメントも噴出していた。
「そもそも、岩橋の活動状況をチェックしていない人は、『パジャマ』のくだりが岩橋に関連していると気付いていなかったようです。しかし、ファンの書き込みによって発言やポーズの意味を理解し、岩橋の楽曲について把握したという人も。そのため、巡り巡って“キンプリが岩橋の新曲を宣伝した”ような格好になったともいえるでしょう。もちろん、元メンバーと今も仲が良いのは悪いことではありませんが、脱退から1年以上が経過しても岩橋の存在をアピールしている様子のキンプリメンバーに、一部のファンは複雑な思いを抱えているようです」(同)
ファンの間で賛否両論を巻き起こし続けている、キンプリと岩橋の“匂わせ”。今後も良好な関係を続けていくために、公式な場では控えたほうがいいのかもしれない。