人気ジャニーズJr.の7 MEN 侍・佐々木大光につきまとい等を繰り返していたとして、神奈川県・横浜市に住む17歳の女子高校生がストーカー規制法違反と暴力行為法違反の疑いで逮捕されたことが明らかになった。
警視庁渋谷署によれば、女子高校生は2021年4月から複数回にわたって佐々木を待ち伏せしていたほか、今年4月30日にはJR渋谷駅の構内で、カッターナイフを突きつけたという。今回の報道を受けて、ファンからは佐々木のメンタル面を心配する声が数多く上がっている。
5月18日配信のニュースサイト「ニッカンスポーツ・コム」の記事によると、女子高校生は「22年4月1日~5月8日までの間、4回にわたり、東京都渋谷区内にある事務所近くなどで、佐々木を待ち伏せしたり付きまとったりした疑い」が持たれている。さらに、女子高校生は「21年4月から複数回、佐々木の都内の自宅や、所属する事務所、ライブ会場などの仕事先で待ち伏せし、佐々木の腕をつかんだり、声をかけていたりしていた。同年11月に佐々木は署に相談していた」とも伝えた。
「そんな中、この女子高校生は今年4月30日に渋谷駅構内で佐々木にカッターナイフを突きつけて脅迫した疑いがあり、本人も容疑を認めています。『ニッカンスポーツ・コム』の記事だと、『佐々木は、他人にまで被害が及ぶと思い、事務所に引き返し、無事だった』と報じており、署への被害届は佐々木が5月に提出していたそうです。なお、女子高校生は『昨年4月に渋谷駅の近くですれちがって一目ぼれして以来、大好きで仕方がありません』『カッターナイフは自分が死ぬために買った。死ぬ前に謝りたいと思って近づいた』などと話したとか」(ジャニーズに詳しい記者)
なお、5月18日配信「朝日新聞デジタル」の記事には、渋谷駅で女子高校生が佐々木を追いかけた際、「もう行かないからストーカーのことは気にしなくていいよ」と言いながらカッターナイフを突きつけ、約200メートルにわたって追いかけた疑いもあると報じている。
「佐々木は公式携帯サイト・Johnny's webのグループ連載『異担侍日報~侍ふ。~』で、『今日も頑張ったね!』『生きてくれてありがとう』といったファンへの労いの言葉をよく書いています。5月16日付のブログでも『今日も生きてくれてありがとう! すごいよ!!』とつづっていたばかり。また、同2日の更新では前週の出来事を1日ごとに振り返っていましたが、4月29日と5月1日の間にスペースが空いていて、4月30日の記載はありません。この日はまさに“事件”があった日にあたります」(同)
それだけに、ニュースを見たジャニーズファンからは「事件を知った後だと、大光がブログで何度も言っていた『今日も生きてくれてありがとう』の感じ方や重みが変わってくる」「刃物を突きつけられたりとか、大光こそしんどいのに、今日も生きてくれてありがとう」「ブログで30日だけ空白になってたのは、あの事件の日だったんだと思うと苦しい」「ジャニーズ事務所は大光のメンタルケアをしっかりお願いします」と同情や心配のコメントが寄せられている。
悪質なつきまとい行為に遭っているジャニーズタレントは数多い。関ジャニ∞・大倉忠義は18年11月、Johnny's webのグループ連載「関ジャニ戦隊∞レンジャー」内で、駅や空港などで「執拗に追いかけてくる」という厄介なファンの存在に言及。「カバンの中にモノを入れられたり 突然手を繋がれたり」と具体的な被害を明かし、プライベートで友人と食事した時も「駅や空港にいつもいる人」が横のテーブルに座っていたと告白した。
大倉は「これはストーカー行為ではないのか」「普通の人に戻る方がよっぽど楽だろう」と吐露していたが、それから2年半後の昨年5月にも、個人連載「Oclub」で「稽古場にわざわざ出向いてくださってるルールの守れないお嬢様方に適応する法律はないのかしら」などと言及。以前から忠告しているにもかかわらず、マナー違反者が減っていないことを示唆していた。
「ジャニーズJr.だとTravis Japan・松田元太も、昨年7月にJohnny’s webのグループ連載で被害を明かしていました。飛行機や新幹線に乗った際、近くの席に座ってくるファンがいるといい、『仕事の移動時にずっとついてくるのはやめてほしーなー』『本当にこわい』と告白。『自宅前でも待たれたり覗かれる』ともつづり、ストレスが限界に達していたのでしょう。佐々木の一件もあり、ファンは『大倉くんとか元太くんの時も思ったけど、今回のように刃物を突きつけるまでになる前に、事務所がもっとちゃんと動けばいいのに』『事務所はもっと所属タレントを守ってあげてほしい』と対策の強化を求めています」(同)
佐々木は5月20日に記念すべき20歳の誕生日を迎えるほか、グループとしては同24日~6月5日まで、東京グローブ座で『JOHNNYS' Experience』の単独公演を開催予定。これまでに彼が味わった精神的苦痛は計り知れないが、なんとか気持ちの整理をつけて、ステージ上で元気な姿を見せてほしいものだ。