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牛角・七輪焼肉 安安・安楽亭、“650円以下”プロおすすめサイドメニュー6選! 肉&お酒と相性がいい一品は?

「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

人気焼肉チェーン、プロおすすめの「サイドメニュー」6選!

 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が全国的に解除されましたが、外食産業は閉店が相次ぐなど、まだまだ厳しい状況に置かれているようです。そんな中、強力な換気装置が置かれているといった理由から「焼肉店」に人気が集まり、大手居酒屋チェーンが業種を変えるなど、新規参入が相次いでいるといいます。

 ということで今回は、そんな中でも不動の人気を誇る焼肉チェーン「牛角」「七輪焼肉 安安」「安楽亭」に注目。管理栄養士の猪坂みなみ先生に、お肉と一緒に食べたいおすすめサイドメニューを聞いちゃいました!

――焼肉店でメニューを頼む時には、どんなことに注意したらいいのでしょうか?

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) 焼肉店では「飲み放題」のコースがあるなど、お酒と一緒に楽しむ方も多いですよね。その際のポイントは、アルコール分解のために消費されるビタミンB1や、肝臓をサポートしてくれるアミノ酸・メチオニンなどを含む食物を選ぶこと。

 メチオニンは肉類全般に含まれているので、焼肉店ならば、お肉から多く補給できます。また、ビタミンB1は豚肉に多く含まれるため、牛肉ばかりでなく、豚肉もオーダーしてみてください。

 また、お酒を飲まない方でも、焼肉は動物性脂肪の取りすぎにつながりやすいので注意が必要。脂質の吸収を抑える水溶性食物繊維を含む、枝豆やナムル、野菜や海藻サラダなどを先に食べておくことをおすすめします。

――それではさっそく、「牛角」のおすすめサイドメニューから教えてください。

牛角メニュー「甘辛温玉やっこ」(539円、税込み/以下同)

猪坂 豆腐に温泉卵やネギが乗った甘辛い味付けのおつまみです。豆腐には、アルコールの分解を助けてくれるビタミンB1が含まれているので、お酒を飲む方には特におすすめ。また、卵にはたんぱく質やアミノ酸、脂肪酸の代謝をサポートしてくれるビタミンB12が含まれているので、焼肉と一緒に食べると相性が良いです。

牛角メニュー「たっぷりお野菜のミニビビンバ」(429円)

猪坂 締めにご飯ものが食べたいときは、野菜や海藻を摂取できるこちらのメニューがおすすめ。もやしや小松菜、キムチ、ぜんまい、海苔などが乗っているので、余分な糖や脂の吸収を抑える食物繊維を補給できますよ。

 また、ミニサイズなので、ついついお肉やお酒が進んでしまう……という人にもうれしい。食べすぎを防止できるだけでなく、栄養素の面でも焼肉にピッタリな一品です。

――続いて、「七輪焼肉 安安」のおすすめメニューはなんですか?

七輪焼肉 安安メニュー「わか玉スープ」(420円)

猪坂 わかめなどの海藻類には、余分なナトリウム(塩分)を体外に排出するのに役立つカリウムというミネラルが含まれているため、味の濃いものが多い外食の際には、積極的に摂ってほしい食材。ただし、スープ自体も塩分が多いので、汁は全て飲まずに具を中心に食べると良いですね。

 また、卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど栄養豊富な食材ですが、食物繊維は含まれません。そのため、このメニューのように食物繊維を含むわかめと一緒に食べると、バランスよく栄養を補えます。

七輪焼肉 安安メニュー「ビビンバ」(420円)

猪坂 こちらも牛角の「たっぷりお野菜のミニビビンバ」同様、キムチや小松菜、もやしなどがトッピングされています。小松菜やもやしにはビタミンCが含まれていますが、たんぱく質からコラーゲンを生成するのに必要な成分なので、積極的に摂りたい栄養素の一つです。

 ヒト以外の多くの哺乳動物は、体内でブドウ糖からビタミンCを合成できますが、私たちにはそれができません。なので、食べ物からしっかり取り入れることが大切だといえます。

――最後に「安楽亭」のおすすめサイドメニューを教えてください。

安楽亭メニュー「屋台風石焼きもろこし(429円)」

猪坂 とうもろこしには、お酒を飲むと体内で消費されやすくなるビタミンB1や、たんぱく質の代謝を助けてくれるビタミンB6などが含まれています。食物繊維も多いので満腹感を得られやすく、食べすぎ防止になるのもうれしいポイントですね。

安楽亭メニュー「ユッケジャンスープ」(649円)

猪坂 唐辛子たっぷりで、辛さを楽しめるメニュー。唐辛子に含まれるカプサイシンは、体内に吸収されて血中に入るとアドレナリンの分泌を促進します。辛いものを食べると汗が出てくると思いますが、それはこのアドレナリンの作用なんですよ。また、脂質代謝を促進する働きもありますので、カルビなど脂の多いお肉を食べる際に選ぶことをおすすめします。

 サイドメニューは味付けの濃いメニューが多く、焼肉もタレに塩分が多く含まれているため、翌日はむくみやすくなることも考えられます。タレはできるだけ少なめにして、レモンで風味をつけて食べるようにしたり、スープは汁を全部飲まないようにしたりして、塩分の摂取量を抑えることも、ぜひ意識してみてください。
(文:佐藤真琴)

猪坂みなみ(いのさか・みなみ)
管理栄養士。大学卒業後、大手食品メーカーにて商品企画や研究開発などに従事。ダイエットアドバイザー、料理研究家助手、医療ヘルスケアベンチャー企業の商品企画職等を経て、現在はLINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「ダイエットナビ」の運営や、ヘルスケア領域の新規事業開発アドバイザリー、法人向けの健康経営サポート等を行う。
HP「Diet Solution Lab