5人組YouTuber・レペゼン地球として活動し、現在は「Repezen Foxx」を名乗る彼らが、意外な場所で注目を浴び、今年4月にチャンネル登録者数を約10万人も増加させたとして、ネット上で話題になっている。
レペゼン地球時代は国内での活動を中心にしていたが、2020年12月末に解散を発表。しかし、翌21年6月には「Repezen Foxx」として、レペゼン地球と同じメンバーで本格的に再始動している。また、昨年からインドネシアに活動拠点を移しており、現在はYouTubeでも海外向けの動画を投稿中だ。
「そんな彼らですが、レペゼン地球時代にたびたび炎上騒動を起こしてます。19年7月には、メンバーのDJ社長と当時、同じ事務所に所属していた歌手・ジャスミンゆまが、Twitterで『DJ社長のパワハラが酷く、何度もホテルに誘われてます』などと告発。翌日にはDJ社長が公式YouTubeチャンネルで、ジャスミンの告発を『事実』と認める動画を投稿し、ネット上は大きな騒ぎになりました」(芸能ライター)
しかしその後、レペゼン地球の楽曲「パワハラ ザ ホルモン」のミュージックビデオ(以下、MV)が公開され、ジャスミンの告発を含めた一連の流れが、同曲の“プロモーション”であると発覚。ネット上には「センシティブな話題を宣伝のネタにするなんて信じられない」「本人たちは炎上商法のつもりでも、モラルがなさすぎる」などと、非難の声が噴出した。
「また、21年5月には『Candy Foxx』の名義で『Namaste!! CURRY POLICE』という楽曲を発表。しかし、歌詞やMVに“インド人はカレーしか食べない”といった偏った表現がみられたり、インド人と思われる登場人物が“偽のチケット”でフェリーに乗ろうとする描写があったりしたことから、ネットは『差別的』だとして大炎上したんです。在インド日本大使館が『遺憾』との文章を発表する事態にまでなりました」(同)
そんな彼らは、22年からインドネシアを拠点に、本格的な世界進出を模索中の様子。しかし、動画の再生回数が落ち込み、チャンネル登録者数も増えなかったことから、DJ社長は同3月に「海外進出はあきらめます」と宣言していた。
「その後、4月4日に海外向けの動画を投稿するサブチャンネルに、インドネシアで最も有名な日本人の一人として知られる元セクシー女優・小澤マリアとのコラボ動画を投稿。同日にアップされたセクシー女優・深田えいみ出演の動画が39万回再生(5月20日午後5時現在、以下同)なのに対して、小澤の動画は156万回再生を突破するほどのヒットを記録し、以降も、小澤とのコラボ動画は100万回再生超えを連発しています。コメント欄にも英語がズラリと並んでおり、現地での注目度が一気に上がったのでしょう」(同)
これに伴い、4月だけでチャンネル登録者数は約10万人も増加。ネット上には「いい感じにインドネシアで注目されてきたね。あきらめない気持ちは大事だなあ」「ここからさらに飛躍しそうで楽しみ!」「10万人一気に増えるって、有名YouTuberでも聞いたことないよ。すごい!」などと、ファンから歓喜の声が上がっていた。
海外に拠点を移してから、国内ではすっかり名前を聞かなくなっていたレペゼン地球。インドネシアで大ブレークし、再び国内を盛り上げてくれるだろうか。