ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、関西ジャニーズJr.(火曜)、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、それら内容をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が紹介! 今回は、5月12日~18日公開の動画を注目度順にチェックします!
美 少年の“おバカキャラ”佐藤、インテリの那須雄登にマウント
5月14日に更新されたのは「美 少年【熱田神宮で成功祈願】全ては謎なんです…」。コンサート『Spring Paradise』(4月30日・5月1日)のため、愛知県に滞在していた美 少年が同県でロケを敢行。
藤井直樹いわく、「何をするかも聞いてない」というが、愛知出身の浮所飛貴が進行を務める中で撮影がスタートした。まずは、コンサートの成功を祈願すべく、熱田神宮へ。手水の作法を学び、お参りした後はおみくじを引くことに。「【6人で初詣】おみくじの結果がヤバかった。風磨くん助けて!」(1月29日公開)以来のおみくじとなったが、前回、豊川稲荷で凶を引いた岩崎大昇は小吉にややランクアップしていた。
その後バスへ移動し、熱田神社名物の和菓子をかけた名古屋弁3択クイズを実施。問題の途中で、藤井が意味深に「良いフェイクアンサー作るね~」(8分44秒頃~)と口走った場面ではメンバーが大爆笑するなど、終始和気あいあいと過ごしていた。
ちなみに、グループ内でも“おバカキャラ”で知られている佐藤龍我が、「(頭を指さして)ここの差」「やっぱ頭脳だったな!」と明らかに調子に乗る一幕も。珍しく、インテリの那須雄登にマウントを取ったほどで、金指一世は「ヤバッ!」と手を叩いて大笑い。前半の参拝シーンは厳かな雰囲気に癒やされ、後半のクイズで美 少年のわちゃわちゃぶりを楽しめるという、実に平和な空気が漂っている1本だった。
メンバーのテレビ出演があった影響か、こちらの動画は通常の午後8時より2時間早く更新され、再生回数は15万台を記録している(20日時点)。
Aぇ! groupはショート動画「【ダンスコンテスト】俺たちのダンスを見てくれ~」(17日)と、「【デートコーデ…ドッキリ】お気に入り私服びしょ濡れ水風船!」(同)の2本が配信中。通常回は、前週に続いて東京・八芳園の夜桜の下で撮影を行っている。
前回は佐野晶哉の相関図企画かと思いきや、サプライズでミュージックビデオ制作決定のニュースを聞かされた彼ら。しかし、これは関ジャニ∞・大倉忠義が仕掛けた罠で、実際はMVの情報を把握していたものの、“知らないフリ”をしてリアクションしていたのだった。そして今週も再びドッキリの餌食となっている。
2回続けてのドッキリはないだろうと、さすがに安心しきっている様子のAぇ! groupは、6人のコーディネートをそれぞれチェック。古着を中心に組み合わせた小島健は、なにわ男子・長尾謙杜にもらったスニーカーを履いていたほか、佐野のセットアップ&帽子姿に対しては「官能小説作家」「なんかエロい」との声も。
結果発表に差し掛かったタイミングで、スタッフが「春のおしゃれコーデ対決はダミー企画」「今の服装で6人 アイマスクをつけて椅子に座る 画鋲付き帽子を被り 紐で吊るされた水風船を気配でかわす」と残念なお知らせを突きつけた。
メンバーが落胆する中、「気配水風船」がスタート。「怖い」と言いながら頭上の水風船を避け続けるも、さっそく1名が被害に。気合を入れて着てきたお気に入りの服が濡れる危険性があり、神経を研ぎ澄ませる一同だったが……。
前回から引き続きドッキリとあって、エンディングでメンバーたちは「ちょっとこれ怖すぎる。今月、人間不信になりますわ」(正門良規)「ホンマにマジで、YouTubeってこんな怖いんやと思った」(末澤)と愚痴がポロリ。ちなみに、概要欄にも「ドッキリやりたいって言いましたけど…二週連続は人間不信になるで。。。いや、おいしかったから、まぁええか。。。ボクらのお気に入りのコーディネートもしっかり見てくださいね!」と記載されていた。
なお、関西Jr.ではLil かんさいのショート動画「【グローブ座での初日公演直後】まいど!!!!!JOHNNYS' Experienceアンコール5分後...撮れたて映像です」(17日)も公開されており、再生回数はAぇ! groupが13万台と29万台、Lil かんさいは11万台となっている(20日時点)。
5月12日に配信されたのは「Travis Japan【ドッキリ英語!?】生配信反省会を公開…さらに抜き打ちチェック!!」(再生回数は20日時点で24万台)。今動画は、3月24日に行われたダンス専門チャンネル「+81 DANCE STUDIO」の渡米前最後の生配信後に撮影したものだ。
進行役の宮近海斗が、渡米にあたり「新しい僕らになるわけじゃないですか」として1分間で自己紹介をするようにメンバーへ説明すると、スタッフから「英語でお願いします!」とまさかの指示が。宮近は「はぁー! なるほど。帰国した時の皆さんの英語アップをしっかり見せるためです。そういうこと? テストってこと?」と動揺していた。
こうして、抜き打ちの“英語で自己紹介”が始まると、トップバッターの松田元太は「俺の伸びしろ、たぶんスゴいぞ!」と豪語。宮近が「滝沢くん(ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏)は期待してるからね」とプレッシャーをかけた際は「マジで見ないでください、滝沢くん。チャンネル解除。すぐ解除、(再生を)止めてください!」と必死に訴えていた。その松田は「I 特技は……」と日本語が混ざる部分もあったが、なんとか知っている単語を詰め込んで終了(発音がキレイ)。
ほかのメンバーも渡米に向けて少なからず英語の勉強をしていたのか、特に宮近は誕生日やニックネーム、職業、所属事務所といった情報も盛り込んだ。メンバーには褒められていたが、英語の先生に作ってもらった自己紹介文を「一応、覚えたんだけど……忘れてる。だから先生に見られないようにしたい」「もっともっと勉強してスラスラ、自分の頭で考えて出るようにしたいなと思います」と反省。そんな宮近の英語力がどれだけ向上するのか、帰国後はこの動画が貴重な参考映像になるのだろう。
なお、松倉海斗は過去に英会話教室に通っていたといい、吉澤閑也は「ずっと英語のアプリやってる」と宮近が暴露。かたや、オーストラリアに留学経験がある川島如恵留はアメリカンジョークを交えるなど堂々の自己紹介を披露。22歳の頃、オーストラリアのプレスクール(幼稚園や保育所のような施設)で1カ月ほど先生として働いたことも説明できていた。
最後に宮近は「ワールドワイドに活躍できるように」と目標を掲げ、全員で「いってきま~す!」と挨拶。次回からのアメリカ編にも期待したい。
HiHi Jetsの動画は、通常回「【皆様にお伝えしたい…】これは超能力?」(15日)と、プロモーション「【記憶に残る名言!!】追い込まれても…言います!」(16日)の2本が配信されている。
1本目は「【超能力】エスパーhashiってホントに凄い?!」(2018年11月4日公開)などでも登場した、久しぶりのエスパーhashi(橋本涼)企画。なお、今回は「【詩的アドリブラップ】メンバー愛…感謝の想いを届けるぜ!」(今年4月10日公開)の直後の収録だそうで、撮影時間が残り40分と決まっているにもかかわらず、ハイテンションで臨んでいる。
まずは、クロスした状態で手をつなぎ、解けるかどうかを試す人間知恵の輪にチャレンジ。5人が密着してひたすら戯れているためか、HiHi Jetsの仲良しぶりが好きなファンにはたまらない動画なのだろう。逆に言うと、“HiHi Jetsが楽しむ様子”に価値を見いだせない人にとっては「何を見させられているんだ……」と退屈な時間になってしまうかもしれない。
コメント欄では「わけがわからないけど笑えてくるし、5人がわちゃわちゃしてくれるだけで需要がある」「なんだかんだでこういう0円企画が一番の神回」「本人たちが楽しんでる様子が伝わってきてほっこりする」「こういうわちゃわちゃしたHiHi Jetsが見れる回がめちゃくちゃ好き。笑いすぎて涙が出てくる」と好意的な感想が相次いでいる。
2本目は東洋水産株式会社とのコラボレーションで、袋めん「マルちゃん ZUBAAAN!」をPR。再生回数は1本目が15万台、2本目は13万台と、やはり通常回の方が数字が伸びていた(20日時点)。
5月18日の動画は「少年忍者【最強コンビは!?】2人で息を合わせるのって難しい!」(再生回数は20日時点で10万台)。今回はメンバー7人が出演しており、「少年忍者 ベストバディ選手権」を開催。元木湧がMCを務め、「兄弟バディ」(川崎皇輝&川崎星輝)「タメバディ」(ヴァサイェガ渉&黒田光輝)「凸凹バディ」(久保廉&鈴木悠仁)の2人1組になり、3つの競技で対決している。
優勝候補の川崎兄弟は「昨日ボーリング行ってますから、僕ら」(皇輝)と話したように、普段から仲良しのコンビ。ヴァサイェガと黒田も親友だというが、対照的に凸凹バディはほぼ同期にもかかわらず、久保が鈴木に敬語を使っていた。鈴木が「俺がちょっとなんか、老けすぎて……」と自虐的に発言すれば、元木が「大人っぽいよ」と優しくフォローする場面も。
そんな3組がテーブルクロス引きや2人3脚紙風船リフティングに挑戦。リフティングでは「絶対こいつともうYouTube撮れないねぇわ!」(皇輝)「お前、それ本気で言ってんのか?」(星輝)と川崎兄弟に仲間割れの危機が。しかし、直後に「本気で言ってたらお前とこんなに楽しくYouTube撮らねぇよ」(皇輝)「へへへへへ」(皇輝&星輝)と息ぴったりの“オードリー芸”を披露したのだった。
最後は、シガーボックスと呼ばれるジャグリングの道具を使い、難易度の高い技にトライ。ここは、いつも冷静な兄・皇輝が「待って、なんか久々にスゲーうれしい!」と大興奮する展開となっていた。概要欄にも「果たして、少年忍者最強コンビは誰なのか…!?(今後、違うコンビとも対決ですね!!)」と書いてあるだけに、シリーズ化に期待したい。
13日の動画は「7 MEN 侍【雪上で人狼鬼ごっこ】もう誰も信じない…」(再生回数は20日時点で17万台)。今回は屋内スキー場を貸し切り、人狼鬼ごっこin屋内スキー場を開催。市民と人狼(鬼)の2種類が入ったカードをランダムに引き、誰が人狼なのかわからない状態で鬼ごっこをするというゲームだ。制限時間20分で全員を捕まえられれば人狼の勝ち、1人でも逃げ切れた時は市民の勝利となる。
なお、7 MEN 侍は追加ルールで市民カード6枚、人狼カード2枚の合計8枚から役割を決めるとのこと。矢花黎は「全員が市民になる可能性もある」「もし全員が市民カードを引いていた場合は、このゲレンデに集まって『僕たちは全員市民です』と宣言していただくと、ゲーム終了になります」とルールを説明。ただし、人狼が市民になりすまして周囲を欺く可能性もあり、心理戦となることも予想された。
1回戦は、視聴者にも各々の役割を伏せたまま動画が進行。スケートボードが得意な中村嶺亜は「ここに来てさ、滑らないのはないでしょ。近づいてくる人いたら、滑り抜ければいいだけだもんね、俺」とスノーボードで逃げる作戦を思いついていた。追ってきた人狼をどう切り抜けるか、動き方のイメージトレーニングをする一方で、佐々木大光はソリを降ろし、「(人狼に)使わせない!」とこちらもアイデアで勝負。
ゲーム中は、偶然、出会った市民同士が身分を明かして結託したほか、警戒しながら行動する人も。1人だけ役割が謎のままだったが、8分50秒頃に信頼して近寄って来たメンバーに「俺、人狼」と小声で伝え、タッチするシーンがあり、思わずゾクゾクした。
一方、中村は見事な滑りを見せ、有言実行で人狼をスルー(江戸川コナン並みの滑走を披露)。続く2回戦は視聴者にも役割を発表しているため、先ほどとはまた違った楽しみ方ができるだろう。
なお、本編とは関係のない話題だが、18日には佐々木に関する衝撃的なニュースが舞い込んだ。佐々木につきまとい行為を繰り返し、カッターナイフを突きつけて脅したとして、神奈川県・横浜市に住む17歳の女子高校生が、ストーカー規制法違反と暴力行為法違反の疑いで、警視庁渋谷署に逮捕されていたことが明らかになった。
報道前に配信されていた今動画のコメント欄を「新しい順」で表示すると、「大光、つらかったね……気づいてあげられなくてごめん。生きててくれてありがとう」「大光くんが無事で本当によかった。どうか心も体も健康でいられますように……」「大光が無事でなにより。トラウマになることはやめてあげてほしい」などの温かいメッセージが数件寄せられていた。