関西ジャニーズJr.のメンバーが出演し、毎回さまざまなテーマでトークを展開するバラエティー番組『まいど!ジャーニィ~』(BSフジ)。5月22日放送回は、今年デビュー50周年を迎えた歌手・天童よしみをゲストに迎えてトークを展開した。
9年ぶり2回目の番組出演となった天童は、番組冒頭で「めちゃくちゃ久しぶりなんですよ、私。9年よ? みなさん存在してました?」と『まいジャニ』メンバーに問いかけ、大ベテランの登場に緊張気味だった一同を笑わせた。
また、芸歴3年のBoys be・亀井海聖は、「天童よしみっていうのは知ってた?」と本人から聞かれ、「知ってました! CMとかでよく見ます!」と正直に回答。“歌手”と言われなかった天童は思わず苦笑いを浮かべつつも、ノーベル製菓「VC-3000のど飴」の おなじみのCMソングを一節披露し、スタジオからは拍手が巻き起こった。
天童への質問コーナーでは、まずAぇ!group・小島健が「50周年の体感って早かったのか?」と問いかけ。天童は、これまでの芸能生活を振り返りながら「長かった」と答え、小島は「50年って考えられない、僕からしたら。ジャニーズに入って10年くらいで、今年で。だからこれをあと5倍……まったく見えてないというか……」と、あらためて天童の芸歴の長さに感服した様子。
これを受け、Aぇ! group・正門良規が「天童さん自身は50周年というのを想像してましたか?」と質問すると、天童は「全然! 2、3年で終わるかなと」と即答。意外な回答に『まいジャニ』メンバーは驚いていた。
その後も真面目な質問が続く中、同番組ではすっかりお笑い担当となったBoys be・角紳太郎が、「誰も質問しないようなジャンルなんですけど……納豆ってあるじゃないですか? 何回混ぜるっすかね?」と真面目な顔で質問。
ゆるい質問に『まいジャニ』メンバーが爆笑する中、天童は「よう質問してくれたね。納豆待ってたよ!」と、こちらも真面目に納豆について「この高さ(頭上)まで糸が引かないとダメ。だから相当混ぜてると思う」とこだわりを明かしていた。
そして画面上に、「本当は『納豆も芸能界も粘りが大切』的な質問のまとめにしたかったようです」とテロップが表示され、角の質問意図が明らかに。天童がノリノリで納豆について語り始めたため、思うような流れにはならなかったようだ。
角と天童の納豆トークが続いていると、進行役だったAぇ! group・末澤誠也は「もうええわ!」と一喝。「一番今までの質問の中で天童さんが生き生きしてる!」と小島が言うと、どうやら天童にとっては、角の質問ぐらいの軽さがちょうどよかったようで、「50年振り返る言うても、昨日の晩御飯も忘れてるのに……」と笑いながら自虐していた。
その後は、『まいジャニ』メンバーがそれぞれ天童にアピールをし、イチオシメンバーを決めてもらう「よしみは誰担!? イチオシ関西Jr.を探そう」という企画を実施。最初のアピール方法は「歌」ということで、日本を代表する歌手に向けて披露することに正門は「恐れ多いわ!」とおののいていたが、末澤は「恐れ多いやろ? それをやるのが『まいジャニ』やねん!」ときっぱり。
さらに、課題曲が天童の代表曲である「道頓堀人情」(1985年)ということで、小島も「恐れ多いわ、ほんまに~」とポツリ。正門が「ご本人の曲を歌うんですね?」と確認すると、末澤はあらためて「それが『まいジャニ』なんです!」と言い切り、にプレッシャーを与えていた。
そんな重圧の中、天童によるぜい沢なお手本歌唱が行われたあとに披露することに。すると、質問コーナーで爪痕を残した角が、「負けたらあかんで、心に!」と低いトーンで披露し、天童は「雰囲気『鬼滅の刃』みたい」「 “怒り”やいろんなものをウワーッと出す……」「最初は何始まるのかと思って……でもすごい! こういう表現するのね」と感心していた。
その後挑戦した小島は、歌唱前に納豆をかき混ぜるジェスチャーを延々と見せる作戦で天童を笑わせ、“歌以外”でもしっかりアピール。天童は「込み上げてくる笑いがあるね」「歌はまあ置いといて、センスがありますね、笑いの!」と笑いの面で高評価を得ていた。なお、今週披露されなかったメンバーのアピールは、次週オンエアされるとのこと。
この日の放送に、ネット上では「角の質問で一番盛り上がっている、素晴らしい」「ちゃんとオチ考えて質問する角くんちゃんとしてる」「やっぱ角くん天才」と、天童の心を掴んでいた角を称賛する声が続出。
また、Aぇ!groupの3人による軽快なやりとりに対して「安定感半端ない」「Aぇ! のボケツッコミの連携さすが!」との声も寄せられていた。