なにわ男子が出演する、価値観アップデートバラエティ『まだアプデしてないの?』(テレビ朝日系)。5月28日放送回では、なにわ男子チームと芸人チームに分かれ、新企画「目指せ!! なにわ男子分の1」が行われた。
この企画は、2チームが出題側と回答側に分かれ、あらかじめ用意された問題の中から、7人中1人だけが正解できる問題を選んで交互に出題。見事1人だけ正解させることができれば、出題したチームに10ポイント、逆に1人以上が正解すれば回答したチームに正解の数だけポイントが入るというルールだ。
芸人チームには、番組MCを務めるニューヨーク・嶋佐和也と屋敷裕政のほか、もう中学生、たんぽぽ・白鳥久美子のほか、クイズ番組ではお馴染みの伊集院光、元フィギュアスケート選手の村上佳菜子、タレントのSHELLYという7人が集結。
ちなみに伊集院によると「(今回の企画は)実はすごい高度」だといい、プロのクイズライターにとって「難しいけど全員不正解にはならず、微妙に(正解者を)残すクイズは難しい」そう。この説明を聞いた屋敷は、なにわ男子を指さしながら「ガチのクイズ番組に出る人たちより、だいぶレベルが低い人らなんで」と紹介。この言葉になにわ男子メンバーは一斉に反論し、道枝駿佑は「おいっ! 言いすぎや」と声を荒らげていた。
そんな中、第1問目は芸人チームが出題側となり、「エンタメ問題」から、“音声認識技術”を使い会話をしながら人面魚を飼育する1999年に大ヒットした育成シュミレーションゲーム『○○~禁断のペット~』の「○○」部分を当てる穴埋めクイズを出した。
正解は「シーマン」なのだが、ゲームが発売されたのは、なにわ男子の大西流星、道枝、長尾謙杜、高橋恭平の4人が生まれる前。また、大橋和也、藤原丈一郎、西畑大吾もまだ3歳以下だったが、伊集院は誰か1人は「親から聞いたことがあるはず」と予想した。とはいえ伊集院は、この問題を選ぶにあたって「クイズ番組ってクイズ得意な人ばかり出てるから、傾向が似てるわけ。“手ぶらな若手”のほうが(傾向がわからず難しい)」と発言。
知識がないことを“手ぶら”とたとえられてしまったなにわ男子は苦笑いを浮かべ、大西が「手ぶら!? びっくりした!」と声を上げると、伊集院からはさらに「(番組)開始5分で誰ひとり(知識の)荷物を持っていないことはわかってます」と辛口コメントが。
そんな伊集院が懸念していた通り、結局、なにわ男子は誰一人正解することができず、両チームともポイントはゼロになった。
続いては、なにわ男子チームが10~20代を中心に人気があり、2021年の『第63回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)で最優秀新人賞を受賞したアーティストを答える問題を出題。正解はポップスロックバンド・マカロニえんぴつで、彼らの楽曲「なんでもないよ」のMVもヒントとして流れたが、芸人チームは全員不正解。
しかし、アーティスト名に心当たりはあったようで、「最悪! めちゃくちゃおじさんになってる」(屋敷)「マズい、マズい、俺これラジオでかけた……。この番組受けなきゃよかった」(伊集院)と大騒ぎ。
そんな芸人チームが第2問目に選んだのは、匿名掲示板「2ちゃんねる」(現「5ちゃんねる」)への書き込みを元にしたラブストーリーで、05年に大ブームを起こした作品のタイトルを答えるクイズ。山田孝之が主演を務めた映画のビジュアルも紹介され、年上組の西畑と藤原が『電車男』と正解し、2ポイントを獲得した。
なお、長尾は、09年に韓流スターのチャン・グンソクが主演を務めた大ヒット韓国ドラマ『美男ですね(イケメンですね)』と解答。同作は、11年には日本でもリメイクされ、ジャニーズの先輩であるKis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務め、Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔やHey! Say! JUMP・八乙女光も出演していたため、痛恨のミスとなった。なお、長尾の解答を紹介する際、進行役を務めていた三谷紬アナウンサーは「びなんですね」と読み方を間違えるミスを犯したものの、誰も間違いを指摘することはなく、スルーしていた。
結局、第2問目まででなにわ男子チームが2ポイントリード。第3問目は、大の野球好きで知られる藤原が、「スポーツ問題」から伊集院1人だけが正解できる問題として「オリックス・バファローズの女性のことを何と呼ぶ?」という問題を出題。これに伊集院だけが見事「オリ姫」と正解し、なにわ男子チームが10ポイントをゲット。合計12ポイントを獲得し、大幅にリードした。
藤原は、なにわ男子を“手ぶら”と揶揄していた伊集院に、「手ぶらな僕たち12ポイントも稼がせていただきました」とドヤ顔で反撃。なお、勝負の続きとして次週、後半戦が放送されるという。
この日の放送に、ネット上ではさまざまな反響が寄せられた中、特に作品名を読み間違えた三谷アナに「イケメンですねじゃないの?」「びなんって読んでたけどいいのかな?」と指摘する声が続出。また、山田孝之が出演していると知りながらも『美男ですね』と解答した長尾に対しても、「『美男ですね』は玉ちゃんと太ちゃんと八乙女くんや(笑)」「主演は玉森裕太くんですよ(笑)」とツッコミが飛んでいた。