元V6・井ノ原快彦が主演を務める連続ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)。4月から「Season5」を放送中だが、「season4」を最後に津田寛治が突如レギュラーから外れた理由について、6月1日付のニュースサイト「週刊女性PRIME」が“井ノ原の方針への抵抗”と伝えている。
「前身の『警視庁捜査一課9係』が2006年にスタートし、17年3月に主演の渡瀬恒彦さんが病死したため、同4月期の『season12』の第2話から、2番手だった井ノ原が主演に昇格しました。その後、18年4月期にメインキャストをほぼ引き継いだまま『特捜9』としてリニューアルスタート。『season1~4』にジャニーズJr. 内ユニットのTravis Japan・宮近海斗がレギュラー出演したほか、津田と入れ替わる形で『season5』から元乃木坂46・深川麻衣とSnow Man・向井康二がレギュラー入り、またSixTONES・高地優吾がゲスト出演するなど、キャストの若返りやジャニーズドラマ化が進んでいる印象です」(芸能ライター)
そんな変化に、ネット上ではジャニーズファンから「向井くんがかわいすぎる!」「イノッチと向井くんのシーンにニヤニヤが止まらない」「海斗くんもまた戻ってきてほしい」との声が相次ぐ一方で、「ジャニーズファンには悪いけど、向井くんを入れるより津田さんが見たかった」「視聴者から人気だった津田さんを降ろしてまでジャニーズを入れた意味が理解できない」「ジャニオタのためのドラマになってから見なくなった」といった不満の声も目立つ。
そんな中、前出の「週刊女性PRIME」は、津田が降板を申し入れたのは、“井ノ原の方針”に対する抵抗であるとの証言を掲載している。
「記事によると、現場の若返りを求める井ノ原の方針により、渡瀬さんを慕っていた『9係』時代からのベテランスタッフたちが続々とリストラされたとか。そんな状況に納得できない津田が『season3』での降板を申し入れ、テレ朝に説得された結果、『season4』まで引き延ばされたとか。この報道を受け、古くからの視聴者を中心に波紋が広がっています」(同)
同記事が伝えた“井ノ原の方針”に関して、ネット上では「渡瀬さんに失礼。継続させたいなら、完全に終了させて、ジャニーズ総動員のドラマにでもすればいいのに」「『9係』から見てる視聴者を蔑ろにしないでほしい」と苦言が寄せられる一方で、同ドラマの一部ファンは「イノッチと津田さんが衝突なんかするわけない。これまでのイノッチのインタビューや羽田(美智子)さんのブログ、津田さんのコメントを見てから記事を書いてほしい」「イノッチって、ほかのキャストの意見を無視してまでスタッフをリストラするような人には見えない」などと猛反論を展開している。
「『特捜9』は長らく視聴率2ケタを死守していましたが、『season5』の第5話でシリーズ史上初の1ケタとなる世帯平均視聴率9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。さらに第7話でも9.3%を記録するなど、過去のシーズンと比べて勢いが感じられない。これに、一部ネット上では『イノッチがリストラしなければ、1ケタにならなかったのでは?』と報道とひもづける声も出ており、井ノ原にとって、今回の報道は最悪のタイミングともいえそうです」(同)
なお、今月1日に放送された第9話は世帯平均視聴率10.3%を記録。報道で伝えられた“井ノ原の方針”が事実であるならば、それが間違っていないことを証明するためにも、この先、数字が上昇するといいのだが……。