嵐・相葉雅紀がパーソナリティを務めるラジオ番組『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)。6月10日深夜の放送では、相葉が現在上演中の主演舞台『ようこそ、ミナト先生』について語った。
6月4日、東京・新国立劇場中劇場で開幕した同舞台は、金子ありさ氏が脚本、宮田慶子氏が演出を手がける、街や人の「再生」を描いたオリジナルストーリー。番組アシスタントとして出演する放送作家の“ちかさん”は早速舞台を見に行ったようで、スタジオに相葉のインタビュー記事が載った雑誌をいくつか持参したようだ。
相葉は「なんで持ってるの~?」と驚きつつ、「持ってるね、なんで? 相葉雅紀ファンじゃん!」とうれしそうで、ちかさんは「情報をみんな(ファン)が知ってて俺が知らないっていうのは……」との思いから、観劇前にインタビューを読み、舞台に関する情報を頭に入れていたと明かした。
なお、今作で12年ぶりに舞台出演を果たした相葉は、ちかさんから「何か思うことはありますか?」と聞かれると、役について真剣に向き合った約1カ月間は「マジでね、初日の会見でも言ったんですけど、やっぱ稽古は本当につらかったよ」とコメント。「いや、幸せな時間ですよ」と前置きした上で、前日の稽古で「この感情でこのセリフを言おう」と決まったことも、「その次の日には『いや、もっとこうしてみよう』『ああしてみよう』って真逆にいったりする」「そんなのを何周もするから、『あれ? 結局何がいいんだろう?』みたいな、よくわかんない謎のゾーンに入ったり……」と、稽古での苦労を回顧。
演出家の宮田氏から「こっちのほうがちゃんと伝わるよ」などとアドバイスを受けながら役を作り上げたと語り、「だから本番入ってからもあるよ。(ほかの役者さんも指摘されて)『あっ、(セリフの)言い方変えてる』みたいな」と、日々変化しているという。
そして相葉は、「初日、マジで緊張したわ。12年ぶりですから!」とも告白。新国立劇場の舞台に立つのは初めてで、緊張を避けるためにも、「お客さんが視界にあんまり入らないようにやってた」ようだが、カーテンコールで再びステージに上がった際、客席との近さにあらためて驚いたそう。「めちゃくちゃ近いのね! 一番前」「ほんとに、手を伸ばしたら触れるくらいの距離だから『近いな~! こんな近かったっけ? 舞台』って思った」という。
その後、番組にはリスナーから、「嵐のグッズで使っているもので一番古いものは何ですか?」という質問が寄せられた。というのも、嵐のファンクラブ会員向けの音声コンテンツ『嵐ジオ』にて、4月27日の配信に登場した櫻井翔と松本潤が、同様の質問に対してそれぞれ回答していたのだ。
櫻井は、Sexy Zoneの10周年記念ツアー『Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH』のグッズのポーチを充電器入れとして使用していることを明かしながら、2008年に行われた嵐のドームツアー『ARASHI Marks 2008 Dream-A-live』のグッズのビニールポーチに歯ブラシなどを入れて使っていると告白。一方の松本は、17年から18年に行われたドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 untitled』のグッズのポーチと答えた。
対して相葉は、「Tシャツとかは古いな。5周年のときのTシャツとかはいまだに着るし」と回答。また、20年に開催された展覧会『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』のグッズのポーチも愛用しているそうで、「いろんな印鑑とかを入れたりしてる」のだとか。
そして、実際に使うのは「Tシャツとかポーチ系になっちゃうよね」とも語り、「展覧会のやつ(グッズ)は何個か使ってるな」とコメント。「Tシャツは一番古いですね。5周年なんで、もう15年……16、17年ぐらい前のやつです」と、長年愛用していることを明かしていた。
この日の放送に、リスナーからは「初日後こんなに早く舞台のお話が聞けるとは思わなかった」「お稽古の時から初日緊張されたお話まで聞けてうれしかったです」「忙しい中収録してくれた相葉くん、超速で編集し放送してくれたスタッフの皆さん。ありがとうございます」「5周年のTシャツは展示会の相葉さんのお部屋で宝物として飾ってくれていたよね」「5周年のTシャツ着てるって物持ちいいね」などの声が集まっていた。