KinKi Kidsがパーソナリティを務めるラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)が6月13日深夜に放送された。この日はKinKi Kidsが2人そろって登場。大ブレークしていた1998年当時を振り返る場面があった。
きっかけとなったのは、KinKi Kidsのファンクラブサイト内で、3~5月まで行われていた「KinKi Kids 楽曲&ミュージックビデオ(以下、MV)アンケート」に関するリスナーからのお便り。アンケートでは、「好きなKinKi Kidsの楽曲」「好きなKinKi KidsのMV」「新しくMVを作ってほしいKinKi Kidsの楽曲」について、各項目それぞれ1~5位まで投票を募っていた。
しかし、堂本光一は「なにそれ!? そんなのやってた?(笑) へー」と発言し、堂本剛も「やってたみたいですね」と、アンケートの存在を初めて知った様子。
なお、メールの送り主は、好きな楽曲1位を38枚目のシングル「The Red Light」(2017年7月)にしたといい、新たに作ってほしいMV1位は5枚目のシングル「シンデレラ・クリスマス」(98年12月)と迷った結果、3枚目のシングル「ジェットコースター・ロマンス」(98年4月)にしたそう。2人には、「今から24年前の曲ですが、当時について記憶に残っているエピソードはありますか?」という質問が寄せられた。
これに光一は「いやもう正直、全然記憶ないわ」とポツリ。しかし、「ジェットコースター・ロマンス」は、ANAの「’98パラダイス沖縄」キャンペーンのCMソングだったことを思い出すと、剛が「沖縄まで行って、お宅をお借りしたりとかいろいろしながら、近くの海辺で車使ってとか……」と、MV撮影の様子を回顧。
すると光一は、「確かに、あの映像はよく流れるよね」と同意しつつ、「海に入った記憶がほぼないわ……」と困惑。対して剛は、「だってほぼ寝てませんからね、当時はね」と明かし、「だから、『なんやったっけ?』なみたいな。『これがその時の記憶なんかな?』みたいな記憶しかないっていうか……」とも告白。「砂浜でロケするから、車に砂いっぱい入るやん」などと、スタッフが掃除していた場面など、ちょっとした記憶はあるのだという。
また、「シンデレラ・クリスマス」のMVは船の上で撮影しており、光一が「えれえ寒かったな」と感想を語ると、ぼんやりと覚えている様子の剛は、「『楽しかったなあ』という記憶はあるけど、これっていうのはないな」とコメント。「『トイレ行きたくなったらどうしよう』と思っていただけ」と当時の心情を振り返った。
この日のトークに、ネット上では「2人がKinKi曲アンケートを知らないことにビックリ。ファンのみんなは選曲に真剣だったのよ」「本人が知らないってどゆこと(泣)」「把握してなかったってことは、KinKi陣営が主導の企画かな?」と不満を漏らす声や、推測の声が続出。
また、「2人の10代の記憶ない話を聞くたびに切なくなる……ほぼ毎日テレビ出てたもんね」「『シンクリ』のMV撮影、剛さんの記憶に何となくでも『楽しかったなぁ』って思い出が残っててうれしいよ」「『シンデレラクリスマス』は楽しかったの? じゃあまたあんなMV期待して待ってますね」「南の島でMV撮ってきてほしい」など、さまざまな反響が寄せられた。