スーパーセレブキッズの代表格として知られるハーパー・セブン・ベッカム(10)とブルー・アイビー・カーター(10)が、時を同じくして“パパと2人きり“でお出かけ。ハーパーは「パパ大好き」な気持ちを炸裂させているのに、ブルー・アイビーはパパにベタベタされることを迷惑がっており、同じ10歳なのに対照的すぎるとネット上で話題になっている。
サッカー界の貴公子として人気を博したデビッド・ベッカムと、90年代に社会現象を巻き起こしたガールズグループ、スパイス・ガールズのメンバーで現在はデザイナーとして活躍するビクトリア・ベッカムを両親に持つハーパーは、数日前からイタリアのベネツィアで父娘バケーションをエンジョイ。
サングラスをかけカジュアルなファッションで決めたデビッドと、三つ編みのおさげヘアで淡い色のサマーワンピースを着たハーパーが、手こぎボートで恋人のように体を密着させる姿がパパラッチされると、ネット上では「まるで恋人」だと話題に。幸せをかみ締めるように笑みを浮かべるパパと、無邪気に笑う娘の親子愛が感じられるとの声も上がった。
デビッドは自身のインスタグラムに、このバケーションの写真や動画を投稿。ひもを引っ張ると、ピカチュウのようなキャラクターの耳が動く帽子をかぶってニッコニコのハーパーと、「朝の9時からジェラート食べちゃってる」と2人でアイスを手にした動画には、「ハーパーちゃん、かわいい!」「いつまでも仲良し親子」といったコメントがたくさん書き込まれていた。
一方、ヒップホップ界のレジェンドで実業家のジェイ・Zと、音楽界の頂点に君臨している歌姫ビヨンセの第1子として、その才能が期待されているブルー・アイビーは、現地時間6月13日、ジェイと一緒にNBAファイナルの第5戦を観戦。
黒いTシャツに黒のパンツというラフな服装のパパと、ゴージャスなスパイラルカール・ヘアーに、黒いレザージャケットをおしゃれに着こなすファッショニスタの娘というクールな親子は、観客席でひときわ目立つ存在だった。
そんな親子の姿を、会場のカメラがキャッチ。それに気がついたジェイがコワモテの顔をほころばせ、娘の肩に腕を回してピースをすると、ブルー・アイビーはこわばった顔になり、何かを言って父の腕を手で押しのけた。ブルー・アイビーは恥ずかしがっているようにも見えるが、ジェイはお構いなしで、デレデレ顔で娘の頬にキス。
娘は苦々しい表情を見せており、ネット上では「かっこいいラッパーのジェイも、娘にしてみればウザい父親なのか……」「パパ、私の髪が! って言ってる! せっかくセットしたのにって気持ち、すごくわかるわ〜」と大きな話題になった。
パパをうざがっているブルー・アイビーは、赤ん坊の頃はパパそっくりといわれていたが、成長とともにママ似に変化。ビヨンセのアルバムに参加したり、MVに登場したり、彼女の名を冠したビヨンセのファッションブランド「IVY PARK」でモデルを務めたり、今年3月に開催されたアカデミー賞ではビヨンセのバックダンサーとして出演を果たした。
9歳にしてグラミー賞の「最優秀短編ミュージックビデオ賞」をビヨンセと共に受賞するなど、母娘のコラボは最強だと話題だ。7月29日に発売されるビヨンセのニューアルバムにも参加していてほしいと、期待する声も上がっている。
一方、パパにベタベタと密着されても平気なハーパーは、3兄弟に続き誕生した待望の娘であることからデビッドが溺愛。赤ん坊時代から娘にキスをしていたが、今年に入ってからも唇と唇でキスをする写真をインスタグラムに投稿し、「いい加減にやめてほしい」と大炎上した。
しかし、父娘はいつ見てもこの上なく幸せそうで、ハーパーは若い頃のデビッドそっくりだともいわれている。一部では、独身時代のデビッドのイモっぽさも遺伝しているのでは? と意地悪な声も上がっているが、今後の成長が楽しみだ。