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声優・鈴木達央、『うたぷり』起用継続は“苦肉の策”!? 「手放しで喜べない」ワケ

 今年6月、女性向けメディアミックスコンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』(以下、うたプリ)シリーズの黒崎蘭丸役を継続すると発表された声優・鈴木達央。ネット上では賛否両論さまざまな意見が寄せられた中、業界関係者は「『うたプリ』の起用継続は苦肉の策」と話す。

 鈴木は、昨年7月にニュースサイト「文春オンライン」でファン女性との不倫が発覚したほか、相手女性に“未発表音源を聞かせた”疑惑も浮上。「コンプライアンス違反」だと世間から猛バッシングを浴び、翌8月には体調不良を理由に活動を休止。12月に声優活動再開をさせたが、不倫騒動の影響でフル3DCGアニメ『ULTRAMAN』シーズン2(Netflixにて配信)の東光太郎役や、『東京リベンジャーズ』(テレビ東京系)龍宮寺堅役など、さまざまな作品から退くこととなった。

 今年3月には「その他の活動」についても再開し本格復帰を果たしたものの、“Ta_2”名義でボーカルを務めていた音楽ユニット・OLDCODEXが、5月末をもって解散。ネット上ではファンから悲しみの声が上がった一方、解散にあたって鈴木が発表したコメントに、不倫騒動に関する謝罪の言葉が一切なかったため、「本人の言葉でしっかり謝罪すべきでは?」などと批判も噴出した。

 そんな中で、『うたプリ』シリーズの企画・制作を手掛けるブロッコリーが6月3日、公式サイトにて、「関係各所と慎重な議論を重ねた結果、引き続き鈴木達央氏の起用継続を判断いたしました」と発表。ネット上では、「蘭丸は達央しか考えられないから、続投はうれしい」「彼がやったことは正直胸糞悪いけど、蘭丸先輩は達央にしかできないと思う」「今更別の方の声は考えられないけど、声を聞くたびに騒動を思い出して複雑な気持ちになる」「ライブやイベントでは顔を見たくない」と賛否を呼んでいる。

 まだまだ世間からの風当たりが強い様子の鈴木だが、続投にあたり、関係者へ謝罪などはあったのだろうか。

「収録現場で世話になっているスタッフに対してはお詫びの言葉があったかと思いますが、共演者に対して、あらためて謝罪の場を設けるようなことはなかったようですよ。こうした対応をみると、不倫騒動をうやむやにしてそのままなかったことにしようとしているように感じますし、鈴木だけでなく、所属事務所の姿勢にも問題があるといえるでしょう」(声優業界関係者)

 なお、『うたプリ』の続投に関しては、「大人の事情も大きく関係している」(同)のだとか。

「同シリーズは、10年以上にわたって愛されてきた人気タイトルで、ファンの間では『蘭丸=鈴木達央』という認識が非常に強い。ここで降板させると、代役の声優はやりにくいでしょうし、当然ファンも混乱してしまいます。鈴木の起用継続は、苦肉の策だったのかもしれませんね」(同)

 一方で、制作側は鈴木の続投を「必ずしも手放しで喜んではいないのでは」(同)とも指摘する。

「もともと鈴木は素行が悪いうえ、『うたプリ』ライブなどの現場でも、『気性が荒い』とスタッフ内で評判だったとか。まあ、出演声優の中には同様の人間が数人いるようですので、鈴木に限らず『売れている声優は扱いにくい』面があるのかもしれません。なお、活動復帰後の鈴木は、アニメ収録現場などでは『かなりおとなしくなった』ともうわさされているため、今後また『うたプリ』ライブが開催される際には、改心しているといいのですが……」(同)

 昨年の不倫騒動後、人気タイトルの降板が続いた中、「繊細な芝居や、他キャストやスタッフと築き上げてきた関係性が当作品にとって重要」という理由から続投することになった人気水泳アニメ『Free!』シリーズ(TOKYO MXほか)は、今年4月に公開された劇場版『劇場版 Free!‐the Final Stroke‐』後編で完結。『うたプリ』は、鈴木の起用が継続された貴重な作品であるだけに、今後はこれまで以上に真摯に役に向き合ってもらいたいところだ。