6月20日、人気俳優・菅田将暉の弟・菅生新樹(すごう・あらき)がSNSで本格的に俳優デビューすると報告。これを受け、ネット上では、家族による“将暉への便乗ぶり”が、あらためて注目されているようだ。
新樹は、大学卒業を機に今月からトランスワールドジャパンに所属し、俳優やモデル業を中心に活動を開始するとか。同社にはほかに、土屋太鳳の弟で声優の土屋神葉も今月から所属している。
「新樹は、これまで関西を中心とする買取サービス会社『エコリング』(2020年)や飲食チェーン『串家物語』(21年)のCMに出演。前者はCM公開時に『この人は誰でしょう?』とツイートし、“将暉の実弟”であることを強調するなど、兄の存在を生かしたプロモーションを行っていました。そんなCMのおかげで、存在はすでに広く知られていますが、タレントとしての実力はまったくの未知数です」(芸能ライター)
新樹は20日、新たに立ち上げたSNSに「この度、本格的に俳優活動を始めることになりました! 沢山の方と出逢い、支えられ、環境にも恵まれ、こうして今の自分が居ます。これから日々努力をして成長していきます。楽しみながら感謝を忘れずに精一杯頑張ります。菅生新樹をこれから宜しくお願い致します」と投稿。
これに、「おめでとうございます。応援してます!」「いつか兄弟共演が見られますように!」「菅田くんとの共演楽しみにしてます」などと応援メッセージが寄せられる一方、ネット上では「“兄の七光”でデビューできたけど、弟は演技できるのか心配」「兄は演技もうまいし、これから比べられて大変そう」「エコリングのCMを見る限り、歌も演技も素人っぽいけど、大丈夫?」と今後を不安視する声も少なくないようだ。
また、「一般社団法人ライフバランス協会代表理事」を名乗り、これまで「菅田将暉の母」として講演会やトークショーを行ってきた母・菅生好身氏は20日、自身のインスタグラムに新樹の宣材写真を投稿。「『3男新樹が』俳優活動スタートさせていただくことになりました~!!ドキドキワクワク」とアピールしているほか、「#スゴー家の人々」とのハッシュタグも添えられている。
「好身さんといえば、昨年9月に『週刊新潮』(新潮社)がマルチ商法への関与疑惑を報道。本人は否定していましたが、多くの将暉ファンを『菅田くんに迷惑かけないでほしい』『あのお母さん、大丈夫なの?』と心配させていました。そんな好身さんは昨年11月、表紙などに菅田の写真を掲載した子育て本『3兄弟のあしあと 才能の芽を育んだ菅生家の子育て記』(辰巳出版)を出版。将暉もコメントを寄せるなど協力的でしたが、将暉が所属する大手事務所・トップコートが『好身さんの便乗商法に困惑している』とのウワサもあります」(同)
そして、将暉の父で経営コンサルタントの菅生新氏も、17年12月に子育て本『スゴー家の人々 ~自叙伝的 子育て奮闘記~』(トランスワールドジャパン)を出版。同著の売り文句は「菅田将暉の成功の裏に父の支えあり。父の成功の裏に“家族愛" あり」だった。
「今回、新樹が所属した会社は出版業を主に行っていて、マネジメント事業は今月から始めたばかり。『スゴー家の人々』など新氏の著書の版元でもあるため、『父親のコネでデビューした?』と疑われても仕方なさそうです」(同)
家族で支え合いながら活動している様子の将暉一家。芸能一家としてもますます注目されそうだ。