人気YouTuber・あやなんが、6月17日に自身初の書籍『炎上白書』(KADOKAWA)を発売。Amazonの「日本文学(名言・箴言)の 売れ筋ランキング」で1位(23日時点、以下同)を獲得するなど注目を集めているが、その内容はネット上で物議を醸している。
あやなんは、東海オンエアのメンバーである夫・しばゆーと共に「しばなんチャンネル」を運営。チャンネル登録者数223万人を誇る人気ぶりだが、たびたび“炎上騒動”を起こしてきた。
「『炎上白書』は、あやなんが『これまでの炎上の裏側を全部語る1冊』とのことですが、その中には昨年6月にニュースサイト『文春オンライン』で報じられた、“YouTuber31人飲み会”のこともつづられていました。緊急事態宣言下の東京・恵比寿にて、人気YouTuber31人が飲食店に集まり、あやなんの誕生日会を開催していたことが発覚し、ネットは大炎上。あやなんだけでなく、この飲み会に参加した多数のYouTuberが謝罪動画をアップしたり、活動休止したりする事態に発展しました」(芸能ライター)
また、“会場”となった飲食店を経営していたのは、人気YouTuberコンビ・水溜りボンドのトミーだったこともわかり、活動休止を発表。さらに報道の約1カ月後には、自身のTwitterで「閉店を決定いたしました。すでに廃業届を提出し、受理されております」と報告した。
そんな炎上騒動について、あやなんは『炎上白書』の中で「すでに公の場で謝罪動画は出していますが、あれは世間様向けの形式ばった謝罪。本来私が話したかったことは色々な事情があってほとんど伝えられていません」と前置きし、詳細を説明している。
「同書によれば、この飲み会はあやなんの『誕生日会』という名目で行われており、『仲良しの(関根)りささんとJJコンビのジロー』とあやなんでランチをしている際に、『なんとなく』日付が決まったのだとか。その後、トミーとアバンティーズ・そらちぃに誕生日会の話をしたことで『計画が始まりました』とつづっています。『開催場所については、私とトミーで話し合いました』と書かれているように、あやなん自身が中心となって誕生日会の計画を進めていたと思われますが、一方で、『その頃ほとんどの飲み会を仕切ってくれていたのは水溜りボンドのトミーでした』『私の誕生日会が行われる以前にも、他のYouTuberの誕生日会や親睦会が月に一度くらいのペースで開催されていて』という記述も。つまり、あやなんの誕生日会のみならず、YouTuberが参加する飲み会を“主催”したのは、トミーだと強調しているように見えるのです」(同)
これを受け、ネット上では「あやなんは“トミーが全部悪い”って言いたいの?」「飲み会を主催するのも悪いけど、参加した時点で全員同罪だろ」「自分の誕生日なんだから、あやなんが一言『やめよう』って言えばよかっただけでは? トミーに責任を擦り付けるのはやめて」といった批判が噴出。また、「なんで今さら本にしちゃうの?」「謝罪動画では言えなかったのに、本には書けるって意味わからないんだけど」といった疑問の声も出ている。
「なお、トミーは昨年12月に活動再開を報告した動画で、『明確な主催者とかは、ホントにいなかった』と明かしつつ、『僕が止めなかったから参加してしまった人とかも多いと思う』と反省した様子を見せていました。今回のあやなんの主張とは微妙に食い違う部分もあるため、特に水溜りボンドのファンから『トミーにも正直に話してほしい』『トミー側の主張も聞かないと何とも言えない。本人の口から語られるのを待つ』などと、トミーに説明を求める声が上がっています」(同)
騒動から約1年がたったいま、あやなんによって再び掘り起こされた“YouTuber31人飲み会”騒動。トミーら名前が出たYouTuberは、あやなんに“反論”するだろうか?